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2024.05.16
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カテゴリ:津軽八十八霊場
去年の六月に参拝した時の写真をまとめて記事にしました。
このお寺は、青森市から城ヶ倉大橋を通って黒石に抜けた地点にあり、非常に緑がきれいなところです。境内にはカフェもあり、ざるそばを頂きましたが絶品でしたあっかんべー黒石方面に遊びに行く際にはぜひお立ち寄りください!

津軽八十八霊場三十一番札所:黒森山浄仙寺

こけし館から青森方面に向かい、ローソンのある十字路を過ぎ、次の次くらいの十字路を左に曲がり、長い山道を更に進みます。道幅が狭く、すれ違いが難しいので気をつけて・・・。

着きました、黒森山浄仙寺です。門前に広い駐車場があるので、車でも安心。
何というか・・・、表現しきれない美しさと言いますか、とにかく緑が映えています。山門も萱葺で、まるで明治や江戸の頃にタイムスリップしたような感覚を味わえますねスマイル



山門の茅葺屋根には苔が生し、草が伸び、何百年もそこにあるかのように感じます。
中には立派な阿吽仁王像が安置され、害意から寺を守っています。



説明書きです。



浄仙寺仁王像

所在地 黒石市大字南中野字黒森下84-3
指定月日 昭和59年10月12日

沿革
元治2年(1865年)、弘前市乳井・福王寺(現乳井神社)山門に同村の工藤丹十郎が寄進。明治初年の「廃仏毀釈」で奉納者へ返却後、当寺へ安置。津軽の神仏分離の実態を物語る貴重な像。

意義
浄土である寺院の境内を守護し、山門に祀られてきた。向かって右が阿形の「蜜迹金剛力士」、左が吽形の「那羅延金剛力士」で一対。

浄泉寺由緒
文政7年(1824年)、是空行者が庵を結ぶ。明治8年(1875年)、寺号・浄仙寺となる。

昭和63年10月 黒石市教育委員会

御堂です。御堂隣接の左の建物は何の施設何でしょうかね?昔学校をやっていたような話が有ったので、その時の建物でしょうか。



御堂の裏にある池です。時期が合えば蓮や菖蒲の花が咲いてきれいなんじゃないですかね(あやふや)。池の隣の道を進めば、いろいろな石碑や地蔵堂の方に行けます。



うーん、良い!階段の石が不揃いなのが更に良い!自然と調和している、そんな感じです。階段を上り切った先が地蔵堂で、その右側を更に進めます。



三十三観音の石像が立ち並び、少し進んだところに小さな祠が有りました。今となっては何の祠だったか忘れてしまいましたが、自然岩の上に鎮座する様は、古い信仰の姿を見ているかのようで最高です。



個人的には馬頭観音が好きなんです。観音様には珍しい憤怒相。これも観音様のひとつの御姿なれば。インドの方では、象頭の吉祥天のように馬頭の姿で表わされるものもあるそうです。日本でその姿を象った仏像が有るんでしょうか?もし有るなら見てみたいなぁウィンク



養蠶塔とあります。下の方には弘前***との表記も。なにか養蚕にまつわる石碑なんですかね。役目を終えたお蚕達を弔ったとか。



石碑や観音像は緑と調和し、すごく良い雰囲気です。三十三観音を見たあとは境内の茶屋で一休み・・・なんてのもオツですよねスマイル津軽八十八霊場の中でも印象的な札所でした!
では黒石観光協会のサイトに掲載されている御由緒も載せますので・・・。



浄仙寺の歴史​
浄仙寺は、文政7年(1824年)是空行者が開山(黒石来迎寺良諦の弟子)。
寺宝、本尊、阿弥陀如来立像(恵心僧都作と伝えられる)。

是空は中野不動尊境内の洞窟にて断食修行中『これより北の方清泉の湧き出たるところにて修行されよ』との霊告により、黒森山中に至り、清泉(現在本堂脇にある)を見付け、終世陰遁修行の地と定め、後に浄仙庵と号し、明治8年浄仙寺となる。

二世寂導行者は、文政8年(1825年)13才にして是空の弟子となり、専ら浄教を修し、師を助けて当寺の開拓整備に尽力され又学僧としても誉れ高く、92才にて入滅した。

幼少よりよく仏像を彫刻し、一刀彫数千躰に及び、博く信者に施され、遠くは北海道・秋田までも分布されたといわれる。

四世明空は、明治3年教師補を拝命し、寺小屋「黒森学校」運営に専念し、津軽一円より学を志すもの多数ここに学ぶ。政治、経済、有名人多数を輩出している。

明治40年明空本堂を新築。昭和19年火災により本堂、庫裡全焼し、昭和41年本堂を再建し現在に至る。

以前貰った御朱印です。



以上です。





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最終更新日  2024.05.16 22:37:24
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