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2012/04/17
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久しぶりの日記がまたお祭りの内容で恐縮です。。

4月14日(土)・15日(日)の両日、滋賀県近江八幡市で「八幡まつり」が行われました♪
14日は夜に日牟禮八幡宮の馬場で松明が燃やされる「松明まつり」
15日は夕方、大太鼓がお宮さんを渡る「太鼓まつり」です。


3月の左義長まつりは、3月14日・15日に近い土日に開催されますが、この八幡まつりは昔から4月14日・15日という日にちを守り続けていて、今年のようにちょうど土日に祭りが重なるのはとっても稀なことです。
こんなチャンスを逃すのはもったいない!っつーことで、私の『お祭り大好きDNA♪』をたっぷり引き継いだ娘と一緒に土曜日の松明まつりを見に出掛けました☆彡

同じ近江八幡のお祭りでも「祭り」と言えば私には左義長まつりONLYな訳でして、この八幡まつりはそれほど熱くなるものでもありませんでした。
父方の親戚はこの「八幡まつり」の奉納町ですので、子どもの頃から「およばれ」にも行ったし、お祭りも見たけれど、やっぱり左義長の掛け声のテンポの良さや見た目の派手さに比べたら、スローテンポの太鼓の掛け声や音、太鼓を担ぐ氏子衆の紺法被ってのは、とぉ~~~っても地味なものでしかなくて、どこかバカにしていたところもあります。

でも、お祭りの歴史はこの八幡まつりの方がはるかに古くて1200年、ひょっとすると1700年以上昔から続いているとも言われています。
それに比べて、近江八幡で左義長まつりが始まったのは信長没後ですから、たかだか400年ちょっとの歴史なんですよね。
そもそも、安土から八幡城下に移り住んだ新しい町人たちが、この八幡まつりに参加を申し出たところ、もう松明を立てる場所がないだのと言われて(いわゆる新参者は黙っとれ!ってやつですな)、それなら安土で奉納していた左義長まつりをこの地で納めて五穀豊穣を祈りましょうと始めたと云われています。

そんな地味なお祭りが、今の私にはとっても厳かで古式ゆかしく、背筋がスッと伸びるようで、本当にしっくりくるんです。
若い時には感じなかった日本古来の素晴らしい伝統がとても新鮮であり、体の隅々になじむというか、太鼓の響きが丹田に呼応するのです。

葦や藁で作られた松明は火がつくとイッキに燃え上がり、左義長が燃える時とはまた違う勢いと激しさで魅了されました。



   仕掛け花火に照らされて浮かび上がる松明

  • IMG_0200.JPG




  •    その形から「とっくり松明」と呼ばれています
      
  • IMG_0209.JPG




  •    親役さんの前を駆け抜ける「引きづり松明」
      
  • IMG_0211.JPG




  •     宵宮の太鼓は小さめだけど、15日は大太鼓が渡ります
       
  • IMG_0214.JPG




  •    左の細長い松明は10m以上あります 
       
  • IMG_0227.JPG




  •     火の粉が激しく舞い上がってます   
        
  • IMG_0231.JPG




  •    火がつく前の松明   
       
  • IMG_0243.JPG




  •     火がつくと、イッキに燃えます
        
  • IMG_0246.JPG





  •    最後は芯棒が残るのみです
  • IMG_0262.JPG



今回も「左義長まつり」に引き続き、動画を撮って来ました。
YouTubeにて公開していますので、お暇なとき見てやってください。


   YouTube 「近江八幡市 八幡まつり 2012.4.14(土) 松明まつり


申し訳ないですが、今回も15分という長い動画となっています。
重くて見れない。。って方もいらっしゃるかもしれませんが、10分過ぎに登場する大房(おぶさ)の松明は寝かしたものを氏子衆が運んで来て、起こしながら途中で松明に火をつけてまっすぐに立てるというスゴ技となっています。
私のそばでご覧になっていたご婦人方はその町内の方らしく、氏子衆と同じように掛け声を一生懸命に掛けられていて、お祭り好きに老若男女も関係ないな~と、あらためて思いました。
左義長まつりは近年、女性も担いだりしていますけれども、この八幡まつりはやはり男ばかりの祭りです。
女は側で見守るだけですが、こうした女性の縁の下の力持ちがあってこそのお祭りであると私は思います。






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最終更新日  2012/04/17 10:27:56 PM
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