安全な街へ

2006.04.28

カテゴリ：日常

丁度去年の今頃であっただろうか。
仙台市のアーケード内をトラックが暴走し、３人の死者と４人の怪我人という忌まわしい事件が起きた。
この事件は丁度通勤時間帯であり、朝の情報番組でも全国放送されることとなった。
トラックを運転していた男は「　神のお告げがあった　」と言ったそうだが、刑事責任は問えるとのこと。
このアーケードは歩行者専用道路であり、もちろん車輌の乗り入れは行っていない。
しかも、人を跳ねた速度と言うのが６０ｋｍであり、後ろから突然追突されては避けようがない。

この事件も季節が進むうちに少しずつ風化していくように思われた。

その後、１２月にも別の車がやはりアーケード内に侵入し、子供を含む数人を跳ねる事件が起きた。

４月の事件を受けて、進入しづらいように大きな鉢に植えた樹木を置いていたようだがそんなものは何の役にも立たない。
いずれ再び事件が起きることは予測されたのであったが、市の対策は遅れていて不安に思っていた。

１２月の事件で２回目だったので、さすがに市も動きを見せ、ポールの設置に相成った。
このポールの間隔は１．５ｍの幅なので、軽自動車でもポールとポールの間を通り抜けることは出来ないそう。

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