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ワイヤークラフト @ アクアリウム @ そして、おやじの日常!

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2013.03.12
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カテゴリ:ラミレジィ

昨日の続きです。

隔離すれば、稚魚の孵化までは大抵の人でも出来る事は、昨日書いた通りです。スマイル

 



 

さて、この先は餌やりと掃除をする日々が続く訳ですが、まず初餌をあたえるタイミングです。
上記の写真の様に、稚魚がヨーサックをぶら下げている間は、餌をあたえた所で食べません。
孵化してから、概ね3日目あたりには、ヨーサックの栄養を使い切りスマートな体系になっていると思います。
そして、この頃になるとある程度泳げる様にもなって来ているはずです。
餌をあたえるタイミングは、孵化から3日半後(96時間後)あたりから、早い子は食べる事が出来ると思います。ウィンク

26℃で概ね20時間あたりでブラインシュリンプを沸かす事が出来るので、餌やりのタイミングから逆算して、ブラインを準備しておく必要があります。
人工餌や冷凍ブラインなども試してみましたが、やはり生きたブラインの方が喰いつきが非常によく、餌やりに失敗する事もほぼありません。
ブラインを沸かす事が出来ない環境での繁殖は非常に効率が悪く、ほとんどの方が失敗する事になりますので、繁殖するからには是非用意して下さい。

 

初心者の方は、ハッチャー24と言う商品が売られていますので、これと小容量のエアーポンプとスーパーで売っている天然のあら塩を購入して下さい。
当然の事ながら、ブラインシュリンプエッグスも必要になります。テトラと日動から発売されていますが、日動の方がブラインの孵化率が良いらしいです。
私は、日動のものしか使用した事がありませんので、テトラ社との比較は正直解りません。

その他、忘れがちなのがメッシュカップです。ブラインを塩水から濾すのに必要になります。
コーヒーのフィルターなどでも代用できますが、これから毎日使う物になりますので、洗って使い続ける事の出来るメッシュカップの方が良いかと思います。

 

 
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ブラインの沸かし方については、ハッチャー24の説明書通りにすれば、ほぼ失敗する事は無いかと思いますが、心配であるなら上記の餌をあたえるタイミングの前に一度沸かしてみる事をお勧めします。ウィンク
ある程度慣れてくれば、ハッチャー24の説明書通りでは、稚魚がまだ小さいうちはブラインの量が多すぎる事が解ると思いますので、エッグの量を調整すれば良いかと思います。

 

初餌は、かなりよく水槽内を観察しないと、稚魚が食べているのか?解りにくいです。
他のサイトなどで、ブラインは大きすぎで捕食出来ないなどの記載が見られますが、これは失敗している人が書いている事だと思います。ショック
孵化してから1日目、2日目などに餌を上げても食べませんから、このあたりを理解されていないのでしょうね。ほえー

 

孵化してから5日目あたりの餌やりでは、目を凝らして見ると下の写真の様に、お腹が黄色くなりブラインを捕食出来ている事が解るのですが、虫メガネで見るとかデジカメで撮影する方が解りやすいです。

 

稚魚(お腹) 

 

餌の量については、稚魚の数にもよりますが、目安として稚魚が何処で泳いでいても、ブラインを捕食出来るくらいの量と言う表現がベストだと思います。
そして餌やりの回数は、最低で1日2回です。
餌をあたえ初めて1週間の間は、1日3回あたえる方がよく、後の成長に差が出てきます。

ベストを言えば、1ヶ月の間は1日3回の餌やりを行って下さい。オーケー


日々の管理として、餌やりの他に食べ残し(ブラインの死骸)の掃除(水替え)をしなければなりません。
方法としては、エアーチューブなどを利用して、水槽の底に溜まっているブラインの死骸を綺麗に吸い取るんですが、稚魚がまだ5mm以下と小さいうちは、別の容器へ稚魚自体を吸い取って、水槽自体を丸洗いしてしまった方が案外楽で確実に綺麗になります。
ですので、稚魚を飼育する水槽は10~15Lくらいのものが使いやすいかと思います。

掃除のタイミングとしては、最低1日1回は必ず水槽内を綺麗にしましょう。目

ブラインの死骸などをほおっておくと、2日目あたりに水カビが発生し、稚魚によくないと思われます。
生きたブラインを水槽へ入れる訳ですが、このブライン水槽内では概ね半日程度は生きておりピヨピヨと動いています。
ですので1日2回掃除する事が出来れば、水槽内に死骸が蓄積する事は無いですね。

水替えは1日1回必ず行い、水は新水を使うのではなく、こなれた親水槽の水を使用する様にしましょう。
換水量は、親水槽の水を使用する場合は、9割近く捨ててしまっても大丈夫です。
水槽内に死骸などが無く、極力清潔な状況を維持する方が良いと思います。

 

稚魚飼育の理想環境は・・・。

 

1、生きたブライン(餌)が常に水槽内に居る。
2、稚魚のお腹は常にブラインで満たされている。
3、飼育水は、新水ではなくこなれた水を使用。
4、ブラインの死骸や糞などが無い。

 

この4つの環境を、稚魚が大きくなるまで日々維持し続ける事が出来れば、必ず繁殖は成功します。
この環境を2ヶ月維持出来れば、小粒の人工餌が食べれる程度に成長しているはずです。

2ヶ月






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Last updated  2020.08.27 14:16:19
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