趣味で続けてきた野草の観察。
娘と一緒に花の名前を覚えたり、けなげに咲く姿に勇気をもらったり。
駅までの道、通学路、どの季節、どこで、何色の花が咲くのか、
だんだん知識が増えてきました(^^)
まだまだ知らないことだらけだけど、もう1歩前へ進みたい、
1輪の草花に向けていたカメラを、もう少し引いて大きく見れたら・・・・
趣味のソーイング仲間と同じく、植物仲間がいたら・・・
そんな気持ちになっていたころに、市の講座「森の案内人養成講座」を発見!
すぐに申し込み、受講することにしました♪
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第1回目の講義では、「里山を知る」というところからスタートしました。
人が自然を利用するために、手入れをしてきた森や水辺。
里山ってそういう意味だったんですね、そこからのスタートです(^^;)
「アベマキ」や「コナラ」の木は薪や炭、シイタケのホダ木として利用していました。
木が増えて込み合ってきたら切り開くなど、手入れをする。
それにより、地面まで日光が届くようになると、地面で眠っていた新しい種が芽を出します。
こうして林が若返り、多くの種類の生物が住む環境が維持されてきました。
今では薪は石油、電気に。堆肥は化学肥料にと、人が木材を利用しなくなったんですね。
身近にあったため池や湿地などの水辺、田んぼや畑、雑木林や草むらが、
気づかない間になくなってしまっていることも知りました。
それによって、当たり前に見られた昆虫や生き物が、いなくなっていること。
知れば知るほど、みんなが自然、里山を守る気持ちにならないと
近くにある緑が消えてしまう!!
色々な事に気づかされる講義内容でした。
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★第1回講義のびっくりポイント★
1.「カシノナガキクイムシ」という虫がいること!
蟻のような大きさで、大木に穴を開けて枯らしてしまいます。
コナラなど、実が動物のえさになったり、落ちた葉が土を肥やす木が枯れてしまうのは、
里山にとって大打撃です(><)
今はウッドガードという薬を使って守られています。
2.「マテバシイ」は「美味しい」!
どんぐりの種類で「マテバシイ」「スダジイ」などありますが、
そのシイは、美味しいのしいからきているそうです(*^_^*)
いつか、食べてみたいなー!!
3.スズメバチも「益虫」であるということ。
スズメバチというと、駆除しなければいけない害虫のイメージでした。
森の中の虫たちは、みんな意味があって存在している、ということですね。