|
カテゴリ:フレンドのみんなへ
CチームのMコーチが本日未明亡くなりました。
「体調不良のため当分練習を欠席します」というメールをいただいたのが6月2日。 それから4ヶ月の闘病生活は長かったのか短かったのか。 最後の方は大変つらい治療にとても前向きに取り組んでいたとのことで、Mコーチらしいと思いました。 せっかちなMコーチに、病魔までもせっかちに襲いかかったように思えてなりません。 思い出すMコーチは、いつもニヒルに微笑んで、近づきがたくありつつも、キレのあるしゃべり口で、子供のことをよ~く分かったコメントを発してました。 いろいろな場面を思い出します。 私は個人的なつながりがあり、フレンドに入って最初にあいさつに行ったときに、「あんたが冨岡さんか」と言われたこと。ちょっと怖かった。 「こいつを?」と思うような子を練習中に勝手に(?)ブルペンに連れて行って投球練習を始めること数知れず。これがまたモノになったりすること。 あの渋い声で幾度となく「冨岡さんよ~、あの練習はこうした方がいいんじゃねえかなあ」と言われたこと。怖くはなかった。 練習のきっかり30分前に松沢グラウンドに現れて、一人黙々と子供たちのために用具を出してラインを引いていたこと。でも用具を運ぶのは子供たちにやらせる。 私がCチームヘッドコーチになる前に、「早くCチームに来て子供たちをシメてくれよ」と言われたこと。 フレンドクラブで何度かほめてもらったこと。大変うれしい。 Cの練習の空き時間に、Aチームの試合にバイクで現れて遠くから黙って観戦していたこと。だいたい苦笑いしてた気がする。 最後までフレンドの練習に復帰することを目指していたんだと思います。なんとかまた練習に来てほしかった。グラウンドに元気な姿を見せてほしいと願っていましたが、とうとう叶いませんでした。 私の父親世代ですが、フレンドにとっては本当に欠かすことのできない人材でした。何百人ものOBの子供たちにとっても、Mコーチは忘れられないコーチの一人ではないでしょうか。 私もそれまでCチームに参加してなかったにも関わらず、突然Cチームのヘッドコーチをすることができたのは、Mコーチがいたからです。 ここに謹んで、本当に、心よりの、ご冥福をお祈りします。 これからもフレンドを見守ってください。いや、見守ってくれるはず。 どうかよろしくお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/10/10 10:21:46 PM
コメント(0) | コメントを書く |