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カテゴリ:フレンドのみんなへ
二十年位前、会社の草野球チームでプレーしていた頃の話。
私は学生時代と同じサードのポジションについていた。 1死満塁のピンチの場面。 内野は中間守備ダブルプレーのシフトを敷いていた。 打球は三遊間よりのゴロで私が捕球した。 キャッチャーは『よっつ、よっつ』と叫んでいたが、 私はセカンドへ送球し5、4、3のダブルプレーを狙って セカンドへ送球した。 セカンドからの送球が遅れダブルプレーは取れず 相手に1点が入った。 そのイニングが終わると指示を出した後輩のキャッチャーから 「『よっつ』って言ったじゃないですか?」と言われた。 「『よっつ』って何?」と聞き返すとキャッチャーは絶句! 私はまさにその時まで“よっつ”の意味を知らなかった。 私の田舎ではそんなハイカラな言い方はせず “ふたつ”ならセカンド、“みっつ”ならサード “よっつ”ならホームと単純に言っていた。 先週のBチームの試合でのこと。 ノーアウトまたはワンアウトで出塁した セカンドランナーやサードランナーに対して 『大事にいけよ!』という指示を出した。 牽制球や暴走で無駄なアウトを取られていたので、 リードの大きさ、打球への判断を含め “無理をするなよ”という意味と “じっくりとランナーをためて攻めよう” という意味を込めていたが その意図が伝わっていないような気がした。 いやきっと伝わっていなかった。 何気なく発している言葉だが 野球的な意味合いを含んだ言葉については 解釈の仕方によって伝わる意味合いが変わってしまう。 特に小学生には難しい言葉がたくさんある。 もう一度かみ砕き 分かりやすい言葉に変換して伝えなければ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/10/21 05:07:46 PM
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