野性の大田区（東京都大田区自然探訪記）

ハラビロカマキリ幼虫。

久し振りに見つけたカマキリ、ハラビロカマキリの幼虫が威嚇ダンス。

今年3回目、動画としては2度目のツバメの塒出。

出発から10分程度で降雨、中止も考えたが日の出時間が4:30より前なのは時期が限られるため強行。撮影時も時折小雨の降る中で、日の出10分前の映像で塒出を確認できた。しかし現地での双眼鏡観察では全く気付くことが出来なかった。塒出は映像の中では2分足らずで収束。撮影可能な時間前にも、かなりの数が飛び立っていると思う。

372年ぶり夏至当日の日食は観察できなかった。その代わりイソヒヨドリ雌の鳴き声。

満潮時刻　4：34　193　18：32　192干潮時刻　11：28　-3　23：43　102　大潮最高気温　25℃　最低気温　19℃　日の出　4：25　日没　19：00　月齢　29.4　新月。イソヒヨドリは時々見かけるが、あまり鳴いているシーンに出会う事が無かった。周辺の背景音が比較的少ない状況で撮影できた。月食時の空模様は、こんな感じで雲が厚かった。

周波数解析 ヒバリの鳴き声。

スペクトログラムと波形データ、周波数分布を同時に現しイメージとしてではなく。鳴き声の数値化と可視化を試みた結果、FL Studio20のEDISONとWAVESのPAZを用いた物がPC環境として最も効率がいい。EDISONではバックグラウンドのノイズ（風切り音や交通音・足音や人の声）を除去し、野鳥の鳴き声だけを抽出できる。PAZでは煩雑になりがちなアナライザーのピーク音のみにに焦点を当て、音声の主成分のピークがどうなっているか？これが分かる。最高音部のピーク音が最も大きい音の整数倍なら、倍音成分と考えられるが。それ以外は鳴き声の主成分と考えていいだろう。

コウモリの飛翔と、各名称。

専門家が「夜行性の蝙蝠が昼間に飛ぶことは有り得ない。」と言う事で、昨年わざわざ東南アジアまで調査に行ったらしい。大田区・東京では毎年期間限定で見られるので、その証拠動画。​日本の蝙蝠図鑑​

セッカの鳴き声

冬なら鳴き声を聞いて足元の草むらを探すと見つかる事の多いセッカ。夏に鳴き声を聞いたら上空を探すと良い。囀りながら飛んでいて運が良いと花の上に留まる夏には口の中が黒くなると図鑑に書かれているが、今日そのことが確認できた。

ヒバリの鳴き声のスピードをBPM解析した。

ヒバリの鳴き声をBPM解析した。ピーチク・パーチクとされるヒバリの声、文字にすると3秒程度と思えるが実際は0.8219秒。人間の心拍1回分のスピードだった。

チュウシャクシギの群れと、今季初オオヨシキリの鳴き声。

目覚めたのは4:52、夜明けの4分前で朝食の後出発。

4月11日土曜。やや曇りがちだが、さほど寒さは感じなかった。

満潮時刻　6：52　194　20：02　190干潮時刻　1：04　68　13：22　15　中潮最高気温　15℃　最低気温　9℃　日出　5：13　日没　18：11　月齢　17.7ジシギの給餌シーン、手前がチュウジシギで奥がタシギだと考えた。理由は動画内最終部でも述べている、ピントが甘いが翼後縁の白部が見られない点。尾の突出はタシギに比べ短い。図鑑ではタシギと比べ暗色傾向とされているが、赤味も少ないと思った。

4月9日木曜。気温は高めだが、明日からは例年より低い予報。

満潮時刻　6：03　203　18：38　211干潮時刻　12：11　16　大潮最高気温　17℃　最低気温　9℃　日出　5：16　日没　18：09　月齢　15.7外出自粛要請の最中、夜明け前に出発。人が少ないので鳥も近い。コチドリが干潟を足で叩いて、出てくる虫や甲殻類を捕食。鳴き声もよく聞こえた。4シーズンで最も遅いハシビロガモの確認。1羽だけで残っていたが、体にダメージがある様には見えなかった。ホシハジロも1羽だけ。イソシギは、エリア内にまんべんなく分布。カワラヒワ♂、クチバシ先端が黒化した個体。オオジュリンの個体数は減ったが、この時期ならではのハマダイコンの花と。コサギの婚姻色が出始めた。数も増え30羽を超える数をカウント出来た。亜種カモメ、まだ夏羽に換羽をしていない個体。ツグミの数は減ってきた。

3月31日火曜。雲が多く気温も低めだが、風が穏やかなので寒さは然程感じなかった。

満潮時刻　8：21　177　22：30　149干潮時刻　2：29　107　15：35　48　小潮最高気温　14℃　最低気温　7℃　日出　5：29　日没　18：02　月齢　6.7ツバメが多い日。大田区に戻ってきた個体と、さらに北に向かう群れが一斉に飛んでいる感じだった。丸子橋近辺は、イワツバメも飛び始めた。

ホウロクシギ初見。

ホウロクシギ。雌雄同色で旅鳥として全国の干潟・河口・砂浜・水田などに姿を現す。大田区では殆んどが春の渡り期での観察例。国際自然保護連合 絶滅危惧種　環境省レッドリスト 絶滅危急種　東京都レッドリスト 絶滅寸前種単独での行動だったので写真は全て同一個体、下尾筒に模様がある点で、類似するダイシャクシギと見分けられる。飛翔時翼下面に模様がある点もダイシャクシギと異なる。ダイシャクシギは下面が白い。その他、本日確認した種。サシバ、渡りの途中のだと思う。夏鳥で猛禽としては一般種とされるが、大田区では渡りの時期に見かけることが殆んど。北海道を除く日本全国で夏に繁殖し冬は東南アジアで越冬する。オオタカやツミ・ハイタカ程の頻度では見る事は出来ない。国際自然保護連合 軽度懸念種　環境省レッドリスト 絶滅危急種　東京都レッドリスト 絶滅寸前種メダイチドリを今季初確認。

アカハラの給餌とシロハラ。

今季はアカハラ・ウミアイサ・ミコアイサ・チョウセンチョウゲンボウなど初見の野鳥と出会えた。冬の気候もあとわずかで、そろそろ見納めとなるだろう。動画と同一個体。シロハラ、アカハラと同じ日に見る事が出来た。

3月14日土曜。単一年度では全国で最も早い桜の開花が記録された今日。東京は降雪も記録した。

満潮時刻　7：58　186　20：52　173干潮時刻　2：01　66　14：25　40　中潮最高気温　10℃　最低気温　2℃　日の出　5：53　日没　17：48　月齢　19.5いつもこの光景を見ると思うが、なぜオタマジャクシは野鳥の採餌の対象にならないのか？不思議に感じる。動画の撮影は昨日。今日は午後から霙が混ざり、3時前には本格的な雪に変わった。

コガモの潜水採餌。

キンクロハジロの群れと隣接する水面採餌タイプのカモは、行為を真似て採餌を始める事がある。キンクロハジロが渡りを終え周囲に居なくなるとこの行動は見られなくなるので、真似はするけれど学習記憶としては蓄積されないようだ。オナガガモは、今日観察したエリアでは洗足池公園に1組だけ。キンクロハジロ♂。ホシハジロ♂。オカヨシガモとハシビロガモは、ここ数日見かけていない。

今季最大のカモメ柱。

上流方向からハヤブサ、下流方向からオオタカに追われユリカモメが一気に集まって大きなカモメ柱を作った。

干潮時にカモメが複数の種で集まり、ウグイスの囀りも綺麗に聞こえた。

今季はユリカモメの頭部黒化が遅い、あまり色合いの変わった個体に出会えない。今日は大型カモメもユリカモメも集まった大きな群れ。ウグイスは囀りの練習ではなく、綺麗に鳴けるようになっていた。

3月7日土曜。ドンヨリ曇り気温も低く時折雨、諦めかけていたが気を取り直して観察するとハジロカイツブリの群れに出会えた。

満潮時刻　4：42　187　15：42　183干潮時刻　10：03　94　22：20　10　中潮最高気温　10℃　最低気温　8℃　日の出　6：03　日没　17：42　月齢　12.5潮位の干満や風向き、北へ返る季節柄といった条件がそろったのだろう。今日はこれまでにない数のハジロカイツブリの群れに出会えた。総数は不明だが数えられたのは35羽、50羽には満たないと思うがなかなか壮観。カンムリカイツブリの群れと違い、一斉に潜り・浮上してくる。また1羽必ず見張り役が居る事に気が付いた。カンムリカイツブリの群れでの仮の様子は下記から、比較してみると面白い。​カンムリカイツブリの群れ​他の野鳥の写真も撮ったが、明日は雨の予報なので明日掲載します。

ヒドリガモの求愛。モテ過ぎる雌、相手を誰に絞るのか？あるいは誰も不幸にしたくない？

撮影は昨日、これから一週間は天気が崩れそうなので、情報は小出しにするかもしれない。

ハジロコチドリとイカルチドリの、色合いの違いが分かりやすい動画。

図鑑によって、翼帯に見られる白い模様の特徴が異なって混同しそうな2種。動画内で色合いの違いがハッキリみられる。イカルチドリの翼の白斑は、P7まで見られるがP8～P10には見られない。（夕方なので少し赤く見える点に注意。）一方ハジロコチドリはP10まで白斑が見られる。もっと太い模様の個体が掲載されている図鑑もある。昨年観察できた個体は、太い模様の個体。P10まで綺麗な白斑が並んでいる。2種の色合いの違いが分かりやすいショット。手前の濃い色合いがハジロコチドリ、目視でもこの程度の違いに見える。こちら側のP7～P10も、白斑が見られる。

水鳥の群れ、昨年大みそか以来カンムリカイツブリも群れで集まっていた。

ヒドリガモとオオバンの群れが合わさって300羽程度の大きな集まりに。ウィークデイで人が少なく、小潮で船の行き来も少ないせいか？カンムリカイツブリがまた集まっていた。動画内で確認できる個体数は30羽、近辺にも数羽いたので東京湾内を回遊しているのかもしれない。

カワウ迫力の追い込み漁、今日は近い。

漁業被害が報告される鳥だが、東京で種単独の群れはこの鳥が一番多い。そう言った意味で貴重だと思う。

ミズカキチドリの水浴び。

迷鳥として、千葉県と愛知県で記録がある。図鑑の特徴的なクチバシの短さはこの個体には見られない。開翼時の白帯が目立つ点、コチドリとの大きさの比較、決定打は指の間の小さな水掻きが写真で記録出来た事。それらを合わせるとミズカキチドリが妥当だと思う。撮影直後の動画を公開すると、迷鳥だけに環境への負荷が大きくなりそうなので今日まで公開を伸ばしていた。

ヒヨドリの食性に関して。

木の実や果実・野菜などヒヨドリの食性を調べると繁殖期には昆虫も食べるが、主食は植物食。害鳥獣として首都圏では最も多くの農業加害者とされている。今日樹木の葉を群れで食べるシーンを撮影できた。こういった彼らが好んで食べる樹木を畑の近辺に植える事で、農業被害を軽減できるかもしれない。

コゲラのドラミング。

叩く枝の乾燥具合にもよるんだろうが、規則正しく正確なリズムで爆速のドラミングをしていた。下にアオゲラのドラミングの動画もリンクして置く、比較してみると速さが分かる。​アオゲラのドラミング​

ルリビタキの食事。

久し振りに姿を見せてくれたルリビタキ♂1年目冬羽の個体。渡りの時期に通過個体が時々確認されているが、冬季を通して居てくれる保証はないので諦めかけていた。

カワウの追い込み漁。

つい先日カンムリカイツブリの漁の様子を動画に上げたが、「本当の追い込み漁はこんな感じでやるんだよ。」とカワウたちが見せてくれた。

カンムリカイツブリが大きな群れで狩りをしていた。

野鳥の生態図鑑で群れで追い込み漁をすると書かれている。それが、こういったシーンなのだろう。双眼鏡観察で水上に33羽の個体数を確認できた。潜水している個体も合わせると40羽を超える群れ。観察を始めてから最も多い個体数だ。

エナガの群れがツミの狩りから逃れて至近距離にやって来た。

十羽未満の群れから、2～3羽好奇心の多い個体が近づいてくることは今までもあった。今日は十数羽の群れ全部が至近距離にやって来て囀りがうるさいほど聞こえた。原因はツミの若鳥が狩りをしていて、それから逃れるため人間を利用したようだ。光彩がオレンジ色に見え、アカハラダカやハイタカの若鳥に見えるが、体の模様はハイタカはより細くアカハラダカはアイリングが目立たない。オスの若鳥で光彩が若鳥の黄色から赤に変化する過程だと思う。同一個体。植え込みの中から姿を出したエナガ。2度目は梢の上に。

ホオジロガモとカイツブリの素潜り競争。

まるで遊んでいる様に、素潜りを繰り返していた。通常のカイツブリの潜水は1度潜ると30秒から1分程度姿が見えなくなって、全然違う場所に浮かび上がる事が殆んど。今日は同じ場所に繰り返し浮上してくれたので動画に撮れた。ホオジロガモ恐らく♂1年目の冬羽。「決定版日本のカモ識別図鑑」にも書かれているが、潜水前後で頭部の形が異なって見える。これはキタホオジロガモに近い形。スズガモとの大きさの比較。ほぼキンクロハジロと同じくらい。甲殻類（カニ）を盛んに採取していた。順光では、やや茶褐色に見える頭部とクチバシ。翼の白部をどうにか撮れないかと粘った。2～3段目の小雨覆白色部が灰色で純白ではない点と中雨覆の外に向かう部分が灰色に見える点で1年目冬羽のオスの特徴だと考えた。ポーズによってはクチバシガ短く見える、写真は全て同一個体。ホオジロガモ、冬鳥で九州から北海道に見られるが主に北日本に多い種。国際自然保護連合 軽度懸念種　東京都レッドリスト 絶滅危急種

オオタカの鳴き声。

オオタカが2羽、同じ場所に現れた。動画の個体は耳羽の黒色が濃いのでオスだと考えている。動画内の個体と同一。メスだと考えている別個体。背中に茶色味が強く耳羽の黒は目立たない。また眉班が上の写真の個体より細い。

ハイタカ対カラス、

ともに2羽参加もハイタカ同士の縄張り争いとなった。

多摩川のタヌキが子育てしているかもしれない。

動画に説明文も書いたが、乳房が張っているので子育て中だと思う。動画開始から4秒辺りまで鳴き声も録音で来た。撮影中に視線も合った、野生動物とのアイコンタクトはワクワクする体験。撮影は8月上旬、直後に公開すると人が集まり子育てにストレスを与える心配があったので、今日まで時間を置いた。

6月7日金曜。昼前から雨で、今日関東から東北にかけて梅雨入りした。

満潮時刻　6：53　186　21：02　182干潮時刻　1：33　108　13：56　10　中潮最高気温　24℃　最低気温　20℃　日の出　4：25　日没　18：55　月齢　3.7空中で餌渡しを行う猛禽類もいるが、ツミの場合観察下では樹木の枝や幹に留まり安定した場所でオスがメスに持ち帰った餌を渡す。餌渡しが行われる場所は毎回決まっていて、概ね巣の場所から10～20ｍ程の距離を置く。餌と巣を同時に襲われることを避けての行動だと思う。

5月26日日曜、気温が上昇し大田区でも32℃を超えた。北海道では全国でも観測史上初めて39.5℃の猛暑日を記録した。

満潮時刻　8：37　147　23：45　157干潮時刻　4：09　127　16：11　64　小潮最高気温　32℃　最低気温　20℃　日の出　4：29　日没　18：47　月齢　21.2夜明け前の月。朝靄の中を飛ぶカワウ。夜明けと同時にコサギも飛んだ。今年は数が少ないツバメ。アマツバメ、久しぶりの登場。日が昇ると、トビが活発に活動を始めた。キアシシギは1羽。コチドリは2羽。田園調布水門上流にコアジサシが現れた。昨年は3羽いたが今日は1羽のみ。北日本や北海道が異常高温のせいか？オオバンが、まだ1羽残っている。

カルガモの親子。

元気な雛の総数は11羽。ドンドン近づいて来る。

ヒバリが囀りながら舞い上がった。

慣れたので飛んだ瞬間にヒバリだと識別出来た。これまでは声も聴いたが録音は初めて。今日は低空で鳴いてくれたので成功した。録画時間は短い、遠く舞い上がるのでフォーカスが間に合わず、良い部分だけの動画。写真は今日の別個体。以前に写真に撮った個体だと思う。

チュウシャクシギの食事と水浴び。

一般的に群れで行動するパターンが多いチュウシャクシギだが、昨日も今日も単独で行動していた。

セッカの鳴き声

動画の出来は情けないけれど、音声は綺麗に録れたので識別のポイントとして記録に残そうと思う。別個体、実際のセッカはこんな感じ。

野鼠

ボラの死骸が凡そ30㎝で、それよりも小さい。色合いも明るい茶色でドブネズミやクマネズミとは違うように感じた。そういった観察結果からハタネズミの仲間だと思う。

コヨシキリの鳴き声。

一昨年の夏、それらしき個体が営巣し雛も出た。しかし、ヨシゴイが観たいという理由で営巣地の葦を刈った人たちがいたので姿が見えなくなった。その後も探し続け今日また見つけた。オオヨシキリより淡色傾向で、体の大きさもかなり小さい。今年は無事に繁殖できると良いが、この場所も人が手を入れやすいところなので、厳しい現状。

東京湾のクラゲ。

バンの水浴び。

クチバシや足と足の付け根など、Popカラーが綺麗な鳥。こう見えてツル目。

汽水域で沢山の稚魚が泳いでいた。

魚の正体は不明。

4月10日水曜、朝から冷たい雨。午後には気温がグングン下がり、3時頃が最低気温の5℃となった。

満潮時刻　7：29　188　20：59　170干潮時刻　1：45　89　14：18　29　中潮最高気温　8℃　最低気温　5℃　日の出　5：16　日没　18：10　月齢　4.8主に冬場で気温零度前後の日、見る事が出来る川霧。多摩川の水温と気温の差が発生の条件となるが、週末の暖かさから水温が上がり、一転気温が下がったので発生した模様。霧の中を飛ぶツバメと背景にヒドリガモ・カワウ。雨中、鳩の姿も美しい。光が乏しくシャッタースピードは上げられないが、カワウなら追える。一度姿を現した猛禽は、飛翔形からチュウヒだと思う。翼指も5本なのでトビではない。無理して追ったツバメだが、風上に向かうときはスピードが下がり、また人の気配が殆んど無いので距離が近く追うのは楽。給水のシーン、口を開けて飛べば水分は補給できるだろうが、もしかしたら川の水からミネラルも補給しているのかもしれない。雨中の飛行シーン、雨がどのような影響を与えているか疑問だった。綺麗に水をはじいているのか？あるいは濡れているのか？その疑問が晴れた1枚。背中に多くの水滴を背負っている。

トビとカラス。

満潮時刻　6：17　198　18：55　195干潮時刻　0：17　50　12：34　25　中潮　最高気温　21℃　最低気温　9℃　日の出　5：20　日没　18：07　月齢　1.8土手も河川敷も人が多く、野鳥観察は早目に断念。明日以降また気温は下がりそうで、水曜の予報は最高気温12℃で雨。東京でも多摩や練馬と埼玉県境など、もしかしたら雪が混じるかもしれない。

４月５日金曜、よく晴れ気温も上がり気持ちの良い１日。

満潮時刻　5：36　197　17：50　196干潮時刻　11：36　40　23：47　43　大潮最高気温　19℃　最低気温　10℃　日の出　5：23　日没　18：06　月齢　29.5　新月午前中にオスを見かけ、午後にはメスを。成鳥オスの光彩は赤く、メスより小柄で鳩よりやや小さい。この写真は昨年の個体。「能ある鷹は爪隠す。」の語源となっているタカ類独特のポーズ。メスは盛んにオスを呼んでいるようだったが、同時に2羽は見られなかった。メスの光彩は黄色で、体の模様がオスより濃い。

コサギの群れが戻ってきた。

広く見渡すと数多く見かける場合はあるが、一か所これ程固まっているのは珍しい。暫くすると、散りじりに気ままに群れは分散した。

アオジの囀り

満潮時刻　1：14　138　9：29　151干潮時刻　4：43　136　18：23　68　小潮最高気温　13℃　最低気温　6℃　日の出　5：33　日没　18：00　月齢　22.5

セッカと混同しそうな野鳥達を考える。

参考画像セッカの写真。セッカ尾羽の裏側の模様。シマセンニュウは、セッカ（13㎝）と比べ大きく（15㎝）。尾羽の裏側は、黒地に白の鱗模様。マキノセンニュウは、極端に尾羽が短く黒い縞模様も細いし、胸に小さな班がある。今回マミハウチワドリとした個体。冠羽を逆立てているので、種の違いを疑った。図鑑「日本の野鳥650」「鳥君の比べて識別野鳥図鑑670第2版」ともに、記載されているのはタイワン固有亜種で、オオヨシキリに似た個体。日本の野鳥への分類検討種とされ、1986年渡嘉敷島で観察されたと言われる鳥も、この個体も亜種は不明。セッカの尾羽の枚数は片側6枚計12枚。この個体は10枚、尾羽の枚数で識別の決め手としたが、動画解説でも書いた様にセッカ科の未知の属・種の可能性もあると思う。こういった野鳥は、本当に一期一会。次回を期待したいが、同時にセッカ科に関しても、もっと深く探求したい。