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カテゴリ:暮らし
先日、高塚山に登ってもう少しで北入山道入口に戻ろうとする時に、ジャノメ系の蝶々を見つけた。確かめようと思って少し後を追いかけている時に強い羽音を耳にした。羽音の主はオオスズメバチだった。多分ソヨゴと思われる木の根元にとまった。攻撃はしてこなかったので安心した。樹液があるとは思えなかったが、ゆっくりと北入山道の入口を出た。今までオオスズメバチは勿論、他の蜂は見たことがなかったが、どこかにオオスズメバチの巣があるらしい。
そういえば今まではなかった蜂に関する注意の掲示が北入山道入口にしてあった。オオスズメバチが間違いなくいるので、これからは服装には十分注意して高塚山に登らないといけない。 オオスズメバチに限らずスズメバチは10月が最も危険な時期らしいので、香りとか色とかには注意する必要がある。 オオスズメバチの「警報フェロモン」の成分を突き止めた小野正人さん(玉川大学農学部助教授)によれば、「人がよい香りと感じる化学物質が、スズメバチの「言葉」であることを考えてください」とのこと。人が使う天然香料や合成香料、食品の中に、スズメバチの「言葉」がある可能性が高く、警報フェロモンや餌場マークフェロモン、女王蜂だけが出す女王物質や性フェロモン、幼虫が出す蜂児フェロモン、「ここに巣を作るぞ」と仲間に呼びかける造巣フェロモン、同じ巣の仲間だけを識別する巣仲間認識物質などをやりとりしているそうだ。 だから、スズメバチが言葉を交わしているかもしれない山や森には、香りは持ち込まず、スズメバチの世界を乱さず、不幸な「ハチ合わせ」を避けてほしいのです、と小野正人さんは語っている。 (ご参考:http://eco.goo.ne.jp/business/csr/ecologue/wave35.html) スズメバチ用の殺虫剤があります! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.10.16 17:41:39
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