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カテゴリ:昭和の日常
ブロマイドとは写真用印画紙のことを言いますね。 そしてプロマイドとは、思い切りポーズをとった スターの写真のことですね。 それは東京浅草にあるマルベル堂さんが名付けて 呼称したものだそうです。 だからプロマイドというのはマルベル堂さんの 製品ということです。 昭和の中期では、自分がファンであるスターは
雲の上の存在。 陶器のような肌と 真珠のような歯のスターの ブロマイドは、少女にとっては宝物だったのですね。 ブロマイドの売り上げは、そのスターの 人気のバロメーターだったのです。 歌手であれば やはり歌唱力の評価というより ビジュアル面で総合的に好まれる容姿のスターが 売り上げが高かった気がします。 レコードもそうだったのですが、枚数の売り上げで 昭和では奇声が発せられていたのです。 昭和30年代 歌手は投げられた紙テープの量で 人気の濃淡が一目瞭然でした。 だけれど、投げられたテープの芯が歌手の顔に 当たるので危険だったのです。 生記憶なのですが飯田久彦さん (歌手引退後、ビクターのディレクターとして、 ピンクレディーや小泉今日子さんなどを担当、 サザンのチャコの海岸物語のチャコとはこの方のこと) テープを避ける技が巧みで見とれたものでしたが とうとう怪我をしてしまい、その後眼帯をして ステージで歌っていたのです。 それがテープ廃止のきっかけになったアクシデント だったのでしょうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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