平成19年度 埼玉県介護支援専門員実務研修受講試験 合格通知
埼玉県介護支援専門員実務研修受講試験とやたら長い名称だが、おれがケアマネ試験と呼んでいたものが合格した。試験からこの通知を受け取るまでの50日近くは長く感じた。おれはここ二カ月ほどの猶予期間(モラトリアム)を楽しんでいた。それが終わってしまったことを残念に思う。いきなりネガティブな感想なのだが、いくつかポジティブな発想や発見もあった。それはとりあえず試験の結果を概観してから述べることにしよう。二週間くらいまえからかな、ひとつ気がついたことがあった。おれは今まで試験に合格したことがなかったことに気がついたのだ。高校や大検は合格しているが高校はまったく想像していなかった悪い結果だったし、大検は何年もかけて全然勉強しないでとったものだ。その想像の範疇を超えていた高校に入学したことは、今のおれの人生にとっては非常によかったと思っている。高校時代に親友ができ、福祉大学でもその高校のおかげで親友ができた。違う話になり始めたので修正する。ちゃんと勉強して何かの試験を受けて合格したということは、振り返ってみると人生で初体験なのだ。このことは意外だったけれど、少しうれしい気もする。たいして苦労したわけではないのでそれほど達成感はないのだが、ちょっとした努力が目に見える形のある成果につながったことを評価したい。今回の試験では『ちょっと本気を出しただけ』だったのだが、おれはこの『ちょっと本気を出しただけ』が精一杯の実力なのだな。その意味は継続して本気を出し続けることができないということなのだ。つまり、今回の試験は『ちょっと本気を出しただけ』で合格する程度のものだったから合格できたけれど、長い期間継続して努力しなければ合格できないような試験だと、おれはまず合格できない。そういうことを意味するのだ。それで、おれの実力というか限界をはっきりと自覚したので、それに合わせた努力の方法を思いついたのだ。『計画を立てろ』とか『計画的に』とよく言うけれど、その計画の立て方はその人の実力に見合ったものでなければうまくいかない。単に一日にどれだけ時間を使うとか量をこなすといった『計画』ではうまくいかないのだ。おれは『ちょっと本気を出す』ことはできるし、その『ちょっと本気』の威力もなかなかのものだ。だから、『ちょっと本気』を一単位として計画を立てるのだ。大きなものを『ちょっと本気』単位に分割して積み重ねていく。そうすれば結果的に長い努力が必要な巨大なものでも構築できるのではないかと思いついたのだ。長期持続型のものを短期集中型のパーツで組上げる。これを『計画』というのではないか。具体的に何をしたいのかはもうはっきりとしている。それが何かはまだ明らかにする時期ではないので黙っておくが、もう分割作業に入っている。一年後に続いていたら明らかにしよう。試験結果の概観の前に書きたいことを書いてしまった。さて、試験結果だな。上に合格通知が張り付けてある。おれの成績は介護支援分野 22/25保健医療基礎 12/15保健医療総合 4/5福祉サービス分野 10/15でおれは免除なしなので保健医療基礎以下の35問で23点取れば合格だったのだ。介護支援で22点 その他26点がおれの成績なので出来が悪いと感じていたその他でも3点も余裕があったことになる。福祉サービス分野が70%に届いていないことが不本意だが、看護師が12点で合格だったことから福祉サービスが想定外に平均点が低かったことがわかる。おれはどの資格でも合格できる点は取れている。だから、免除の恩恵や不利など無関係の完全合格なのだ。本来なら、社会福祉学科の大学生なのだから福祉サービス分野は専門のはずで、ポイントゲッターのはずなのだが、、、いかに勉強してないかがはっきりと出てしまった結果になった。下の表は合格基準点だ。今年は第10回。いちばん右が今年のデータだ。 7回 8回 9回 10回 介護支援分野 17点 16点 17点 17点 免除なし 24/35点 22/34点 25点/35点 23点/35点 看護師等 13点/20点 14点/19点 14点/20点 12点/20点 福祉士 13点/20点 11点/20点 15点/20点 14点/20点 受験者数 139,031人 合格者数 31,777人 合格率 22.9%あまりにも点数が低いことに唖然とした。しかも合格率は去年の20.5%と大差がない。ありえねぇ研修が七日間とその後実務実習がある。とにかく資格だけはきっちりと取ることにする。研修費30000円。登録費も5000円だっけかな。かかるらしい。楽しみではあるな。ケアマネの仕事がおれのこれからの生涯の仕事になるかもしれないのでもうちょっとやる気を出さないとな。きっちり研修を受けて資格だけは確定させるよ。本・読書ランキングです↓押してくれ!こっちはアクセス解析です。おれの買い物--本のリンク書く予定