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今日は町内会連合会から出席依頼があり、第*次*市総合計画の策定に向けた地区(小学校区別)懇談会に出席してきました。
計画策定は ・7月に住民意識調査(3000人対象)と中学生を対象としたアンケート ・9~10月に地区別懇談会 ・10月~広報/ホームページで市民から意見募集 ・来年3月?素案策定-**市総合計画審議会に諮りながら進める ・4月?市民公表→市民から再度意見を聞く ・12月市議会に上程 のように行われるようです。 懇談会は90分の予定。 まず市長の挨拶と概要説明が25分。長すぎます。 部長クラスがしゃべるようなことまでペラペラとしゃべっちゃう。 相変わらず、自分のいいところばっかりしゃべってはい終わりという感じ。 続いて住民意識調査と中学生を対象としたアンケート概要版を資料としての説明。15分。適度な長さです。 説明部分は終わってさてどうするか、と思っていたところなんと 「なにかご意見・ご要望などのある方、挙手を持ってお願いします。また意見の前には所属団体とお名前をお願いします。」 なにー?これだけで意見を求めるの?それも一切の区切りもなしで?50分? ははーん、また形だけの懇談会にするつもりだな。 ホント智恵も工夫もないんだからなぁ~。 それでも、ぼちぼち意見が出始める。 しかし大半の方はうちの地区の道路のこととか、地区に対する地場産業振興補助策のこととかにこだわりすぎていらっしゃる。 2,3は総合計画策定にからむ話にもなったが、大体私の父親世代がしゃべっちゃうとこうなっちゃう。 はー、これっていったいなに?市政相談会や市長と語る会じゃないのよ。 分野別に話すとか、もう2人おきに順番に当てるとか、なんか手はないのか。 こうなったらと、意を決して私は挙手。 PTA会長としては当然、いままで誰も質問のなかった分野である教育と市民参加のまちづくりについて意見・質問する。 教育について ・我が市には学童保育が事実上ないので、働く親に対しての子育て支援が不足している ・我が市の市立附属幼稚園は5歳児のみで、市立保育園は0~5歳児である。保幼の一元化などの想定はないのか? ・我が市の子育て支援施策は全国から見て平均的であるが「子どもを育てやすい**市」などというセールスポイントがあってもいいのではないか? ・地場産業の衰退により、新産業を取り入れ雇用創出を狙い、若い人を市に招き入れるというが、その前に子育てに関しての受け入れ態勢がこのレベルでは隣接の便利な他市に住居をかまえることにはならないのか 市民参加のまちづくりについて ・我が市の「はこもの」計画において、市民の声を取り入れるのは町内会連合会を通じてとか、公聴会とかであるが、それでは不十分なのではないか。だから施設によっては稼働率が著しく低いところがでてきているのではないか? ・まちづくり全体にもっと市民の声(有識者とか業界団体代表ばかりが市のことを考えているわけではない)をとりいれないと市民の意識はますます市行政と離れていくのではないか。 ・アンケート結果で「自治会などの既存の組織が中心となり新たなまちづくり組織をつくる」という意見が多くあるが、隣の市ではもうまちづくり協議会をたちあげている。一歩ずつ手をうつのが遅くないか? ・「ボランティア・NPOの有志が中心となり新たなまちづくり組織をつくる」というのも産業観光や文化を大切にする旨の団体が現存するわけだが、それらとのかねあいはどうするのか。 ・NPO法人が福祉系を除きこのまちには皆無なのはどうしてか、隣接市のようにNPOをサポートする機構も全く我が市にはないわけだが、これでいいのか。 あー、短くしようと思ったが、3分はしゃべっちゃったかな。 私が話終えた後、ある参加者から「設営が悪い、『意見をください』でずーっと待っているその態度がまさに市の姿勢と思われていてもしょうがない。これだけの人たちを連合会長の声掛けで集めたのだから、女性に先に意見を求めるだとか、産業・教育・インフラ整備など分野別に話していただくとか、何故工夫をしない。」との声が。 やった~と思い、私は思わず拍手の準備をした。 でも拍手もなーにもおこらない。 やってられないよ、全く。 各種質問にたいする回答も全部まとめてから、などとおっしゃり、ついにタイムオーバー。 教育については教育長から比較的歯切れのいい発言があり、正直ホットした。 でも私の本当に聞きたかった市民参加については回答無。うーむ。 なんのための懇談会なんだ~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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