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今日は毛色のかわった本を紹介します。
「国破れて議員有り」河村たかし 単行本: 227 p ; サイズ(cm): 19 x 13 出版社: 徳間書店 ; ISBN: 4198618836 ; (2004/07/22) <出版社/著者からの内容紹介> 民主党の爆弾男・河村たかしが、自身の議員経験のなかから得た最終の結論「政治家が職業になったら世も末だ」論を激白。 <内容> 1 議員年金廃止なくして年金改革なし 2 議員や公務員の特権を剥奪せよ 3 地方議員をボランティアに変えよ 5 いま日本に必要なパブリック・サーバントの政治 など いまやTVタックル(テレビ朝日系)などに出演して名古屋弁を連発している「ちょっとおかしな」国会議員といえば、この河村たかし氏です。 元々、名古屋ローカルでは派手なパフォーマンス(自転車遊説・選挙運動のさきがけとか)有名なんだけどね。 衆議院議員河村たかしのホームページ 過激(本当は過激でないけど)なのは?議員(議員年金をかたくなに守ろうとする存在自体)と公務員(の年金制度)がこの国を悪い方へ導いてしまっている、というくだり。 この2つの年金改革と公務員と議員の給与を民間レベル並みに引き下げれば、単純計算ではあるが1小学校校区あたりなんと年間で 「7億5000万円」 もの金(つまりが税収の余り)ができるらしい。(国会議員の試算だからいい加減ではないだろう) そしてその税(の1部)を「学校の民営化」にあてる。 学校をつくる自由を市民に与えるというのである。 さらに私立学校をつくるのでなくて、民間立をつくり競争させるというものである。 先生もボランティアのおばちゃんからはじまる地域の人々で協力してやる。うーむ。 そういえばヤンキー先生の北星余市高校は地域の方々が学生寮をつくり、結果的に学校と地域がささえあってるとか聞いたことがある。 こんなところにもヒントがころがっているんじゃないかな~。 ただ、この河村たかしという人、ちょっと自分の論理を強引に展開するところがままある。 PTAに対するこんなくだりもある。 >・PTAのお母ちゃんが、自分の子どもの内申書の点数をよくするために役員をする >・そしてその学区の顧問の市会議員に抱え込まれる >・その結果が学区ごとの議員の領土をつくりあげてしまう うーん、「一部かもしれないが」「22000校のかなりの部分がそうだ」などと但し書きはあるが。 私が知る限り私の市ではそんなことは見あたらない。 都市部や極端な郡部ではやはり「ある話」なんでしょうかね。 あ、こんな記事もとあるメールマガジンで見られた。 >01 9月30日(木)締切 夢の学校(仮称)職員募集=佐賀 > 小・中・高12年一貫の民間による学校の設立を目指す「夢の学校(仮称)設立準備会」 > (古賀武夫代表)は、職員を募集している。<後略>9月30日(木)締切。 > 【夢の学校(仮称)設立準備会】 > 佐賀県佐賀市高木町3-10(古賀英語道場内) いろいろな考えですでに動いていらっしゃる方もいらっしゃるのですね。 うーん、民間立の学校か~想像してみるとわくわくするなぁ~。 自分だったらどんな教育理念にして、どんな学校をつくりたいのかな~。 ほとんど現実の社会では妄想と言われるかもしれないけど・・。 一冊の本からいろいろな想像が沸いてきた。なんだかまた勇気づけられた・・ような気がする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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