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カテゴリ:国際報道
北海道放送(株) 新型コロナが5類に移行してまもなく1年。現在、感染者の数は落ち着いていますが、ある「見過ごされそうな症状」で再び感染が拡大する可能性があると、医師が指摘しています。 札幌市豊平区の発熱外来を持つクリニックです。4月に入り、ある変化が出ています。 とよひら公園内科クリニック 藤本晶子院長 「4月になってから、ほぼ毎日のように1人以上、患者さんで陽性の人が出て、この4月に入ってから、ちょっと上がりつつある」 このクリニックでは4月に入り、新型コロナの感染者が増えてきているといいます。 さらに感染者には、こんな特徴的な症状が…。 とよひら公園内科クリニック 藤本晶子院長 「微熱が1回だけ出て、その後、熱は下がっている。でも、念のために(検査)やろうとやったら(陽性が)出た。熱があまりないケースもある」 微熱、しかも、すぐに下がるため病院を受診せず、知らず知らずのうちにウイルスを広めてしまう、“見過ごされる症状”があるのではないかと、藤本医師は懸念しています。 11日発表された4月1日から7日までの新型コロナの定点の感染者数の推移です。 北海道内全体では9週連続で、前の週を下回っていますが、あらためて注意を呼びかけます。 とよひら公園内科クリニック 藤本晶子院長 「(新型コロナも)普通の風邪という風潮になってきたせいで、また広まりやすくなっている気はする。インフルエンザとは違う病気ということを、いま一度、皆さんに思い出してほしい。少なくとも微熱でも、一度でも熱が出たら検査を受けたほうがいいと思う」 迎えた新学期、そして4月末から始まる大型連休…。 多くの人の移動が予想されるなか、感染者が少ない今こそ、対策が重要です。 とよひら公園内科クリニックの藤本晶子院長によりますと、最近の新型コロナの症状は「激しい頭痛」「微熱」「一時的な発熱」などだということです。 また、国は、医療用の高原検査キットについて、4月1日から薬局での販売を認める特例措置を廃止しています。 ただし、薬局にある在庫分については、来年3月まで販売されるそうで、1世帯に1つは常備しておくのもいいかもしれません。 北海道放送(株) 最終更新:4/11(木) 20:07 HBCニュース北海道 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 11, 2024 08:28:55 PM
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