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2008年12月02日
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カテゴリ:メンタル
昨日、和歌山で
井上康生さんのお話を聞いてきました。

たまたま2週間前に食事にいった場所に
井上康生さんが来て話をすると案内が出ていて

しかも、参加費無料だというので
その場で携帯で、申し込んだんです。

手が届くような一番前に座って
彼の話を聞いてきたのですが

彼のお話を聞きながら

『彼に、惚れるの、解るな。。。』と思いました。


昨日の朝、

その人がどんな言葉を多く発しているか
その人がどんな言葉をメールで使っているか

そういうのを見るだけで
詳しい内容を読まなくても

その人がどういう世界で生きているか解るよね


と、話をしていたんです。

日常、腹が立つ、ムカツクとか、
悲しいという言葉を多く使っていれば

そういう風に物事を見ているだろうし


楽しい、嬉しい、素敵だな
という言葉や文章を自然に使っていれば

そういうものに焦点が当たっているから
そういうものがどんどん増えているんだろうねって



朝、そういう感じの話をしていたので
彼は、どんな風に話すのだろうと思って聞いていると

井上さん、何の話をしていても最後は

「周りに支えられて。。。」
「応援してくださる方のおかげで。。。」


「皆さんの協力を得て。。。」
「不思議な力が働いて。。。」


というような感じの言葉が出てくるんですね。。。


そして、「強い気持ち」と
いい意味の「開き直り」と

「初心に戻ること」、これが大切だと


そんな風に話していました。

彼の伝えたいメッセージが

自分が持っているビジョンや柱と重なり
彼のなかですごく明確なのです。

自信と自覚と目標設定が
明確になっているので

どのお話をしていても
最終地点は、ここに行きつくんですね。

すごく清々しいものを感じました。


お話も上手で具体的に
いろいろお話をして下さったのですが

いくつか覚えていることを書かせて頂くと

井上さんは2000年のシドニーオリンピックで
金メダルを獲得し、一躍、時の人となるのですが

その前年は、大スランプの年で
出る大会、出る大会、敗戦続きだったんだそうです。


そんな矢先、お母さんが6月に亡くなるんです。
葬儀の後、お母さんの遺品を整理していたら

世界選手権前に、荷物と一緒に
井上さんに贈るはずだった手紙が

引き出しのなかから出てきたそうです。

その手紙のなかに

「あなたの初心に戻りなさい」

と書かれてあったそうです。

その手紙を読んで

「私の才能を誰よりの見抜いていた母の言葉。

 『自分の柔道とは、何か?』
 
 これをメッセージと考え

 勝たなきゃいけないという使命感を捨て
 好きでやってきたんだから、精一杯やろう」


と、心に決めたら、負ける気がしなくなって
不思議なもので、強い思いが得られたのです。

と話しておられました。


そして、今回の北京オリンピック選考会は

肩と胸の間の骨を骨折する
という怪我から復帰して臨んだのですが

「ここで勝たないとオリンピックは厳しい
 というフランスの国際大会で

 ポイントを獲得し勝ちに行く柔道と

 これまで自分がやってきた
 一本を取りに行く柔道との

 迷いのなかで、整理をつけず
 試合をしてしまって

 無の心、開き直りの心を持てなかった。
 これが、失敗でした。

 その後の国内の試合では
 本当に悔いなく、現役を終えられました。」


とお話されていました。


子どもたちも聞きにきていたのですが

「基本練習をしっかりして
 しっかりした土台ができたら

 どういう応用もできます。

 基本なくして応用では
 世界には通用しません。

 これは、柔道だけではなく
 いろんな分野にも通じますよね。

 そして、試合では
 みんな緊張するんです。

 でも、畳の上に立ったら、無しかない。
  この開き直りで、力を発揮できるんですよ。」


と話していたのがとても印象的でした。


「応援よろしくお願い致します。」

スポーツをみていると
よく聞くこの言葉。

これほどまで、
すっと心に届いたのは、初めてでした。

そして、ちょっと前の日記にあった
『脳にいいこと 3原則』(11月22日)


それを体現している方って
ここにもいたんだと嬉しくなりました。





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最終更新日  2008年12月02日 13時27分35秒
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