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カテゴリ:ネタ
ラジコンの話が出たのでラジコン関係のネタ話をひとつ。
社会人になったばかりのころの話であるが、当時、新聞を見ていたら、新聞に掲載されている広告の中にラジコンの飛行機があった。しかも安い。確か1万円ちょっと。 ラジコン飛行機と言えば、当時はまだ10万円ぐらいするものだと思っていた。 広告も「憧れのラジコン飛行機がこのお値段で!」みたいな内容だったと思う。 1万円で夢が買える。こりゃ買いだ!さっそく近所のユザワヤに走る。 ハイハイ。ありました。 確かイエローキャブっていうキットだったように記憶している。 さっそく自宅で完成させた。 日はだいぶ傾いていたが、どうしても今日中に飛ばしてみたくて、車に載せて飛ばせそうなところを探す。 誰もいない近所の中学校の校庭で飛ばすことにした。 自力で離陸はできないので最初は紙飛行機のように手で飛ばす。 数秒だったが、おぉ。ちゃんと飛ぶじゃないですか。これは面白い。 これを繰り返すこと数回。このとき、主翼が多少ズレてバランスが崩れていたらしい。 次に飛ばした瞬間、真上に向かって飛んでいく!! どこまであがって行くんだろ?と思った瞬間、失速して反転。 今度はまっさかさまに自分に向かって飛んでくる!!いや落ちてくる!! 身の危険を感じた自分は思わず避けてしまった。 イエローキャブは機首からグシャ!っという音ともに地面に突き刺さり、バラバラに・・・ イエローキャブはヘタレパイロットのおかげで総飛行時間わずか数分でその生涯を閉じたのであった。 ところが、ユザワヤではラジコンを購入するとラジコン保険というものに自動的に加入されていて、なんともう一機タダでもらえたのである。 さっそく、2機目のデビュー。今度は広い河川敷の野球場。 ここならだいじょうぶだろ・・・と思って飛ばしてみたのだが、今度は旋回しない。 あ゛ーーーと思ったのもつかの間。今度は野球場のバックネットに突き刺さったのである。 バラバラになりながらバックネットの上のほうから落ちてくるイエローキャブ。 これまた短い人生であった。ホントイエローキャブに申し訳ない。 さすがに2機目にラジコン保険は利かず、イエローキャブは諦めることにしたのである。 ラジコン飛行機は墜落が常に付きまとい、その費用が勉強代らしいが、これはホント。 実に難しいおもちゃである。 子供なのに住宅街の空き地でラジコン飛行機を飛ばしまくるドラえもんのスネ夫はすごい。 あんな高価なものを子供に買い与える骨皮家はホントに金持ちなのであろう。 それをスネ夫から取り上げて、飛ばして遊ぶジャイアンはさらにその上を行くすごいヤツだ。 自分はスネ夫になれなかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.09.09 19:57:52
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