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カテゴリ:ネタ
今住んでいる自宅から最寄り駅までは3キロ弱。
今は電車通勤ではないので、島外への出張や帰省の際に空港へ行くバスに乗るために月に何度か利用する程度ではあるのだが、ちょっと歩いていくには遠い距離である。 バスもあるにはあるが、1時間に1本しかないうえ、18時が最終なのでちょっと遅くなると使えない。タクシーで行けば千円で行けるが、タクシー嫌いなので滅多に使わない。 そこで原チャリか自転車で駅まで行くことになる。 駐輪場は駅前の地下にあって場所的には便利である。 料金は1回、原チャリ200円、自転車100円。 出口から出るときに料金を支払うのだが、そこは無人で機械にお金を入れるとゲートが開く仕組みになっている。 お金を入れてから、だいたい10秒ぐらいはゲートは開いているだろうか。 これを悪用して、人が金払って出ようとすると、後にぴったりくっついてきて金払わずに出ようとするヤツが必ずいるのである。 そういうヤツが多くて駐輪場に苦情が入ったのか「不法な方法で退出した場合は相当のペナルティを科します。」という看板も立ち、ゲートが開いている時間も短くしたようだが、後にぴったりくっついて出ようとするヤツは後を絶たない。 つい先日帰省した帰りにも、原チャリで駐輪場から出ようとしたら、背後に気配を感じた。 振り向くと、チャリンコのおっさんである。わたしが出るまでわざわざゲートのそばで待っていたのだ。 1週間泊めて置いて200円ぐらいの料金、自分的には何等高いとは感じないのだが、何の関係もないおっさんをタダでいっしょに出させるのはシャクである。 そこでわたしがゲートから出た瞬間、立ち止まって携帯を取り出しメールチェックするフリをしてみた。 その間に閉まるゲート。当然おっさんはついて出れない。 おっさんが「チッ」と舌打ちしたのが聞こえた。 そのおっさん仕方なく100円払って出るのかと思ったら、なんとバックして後戻りした。 どうやら次のターゲットが来るまで待つようである。たかが100円のために実にヒマなおっさんである。 そんなに100円払うのが嫌なら近所のスーパーの駐輪場かちょっと離れた無料の駐輪場に置けばいいのに。 さすが全国屈指の貯蓄率の県である。ムダな金は一切使わない。 「時は金なり」ではなく「待つは金なり」なのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.07.24 21:44:46
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