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カテゴリ:ニュース
朝起きたら、このニュースをやっていてびっくりしました。
フェリー強風で横倒し28人を全員救助 三重県沖(09/11/13) 午後には、座礁、横転した写真を見てさらに驚きました。 このフェリー会社は、最近だと市橋が乗ろうとして捕まった沖縄行きフェリーの、ちょっと前だと漁船当て逃げしたフェリー「たかちほ」の、会社です。 フェリーの積荷はトラックや乗用車、シャーシ(トレーラーの後ろ部分)、コンテナあたりです。 これらの荷物は出港する前に動かないようにワイヤーなどでしっかりと船体に固縛(ラッシング)するのですが、今回の事故は大波を受けてワイヤーが切れたか、外れたかして一気に荷物が片舷に偏り、傾斜したものだと思います。 この手の事故は船の世界では、材木運搬船の材木が荷崩れしたり、マグロ漁船の船底に積み上げたマグロが崩れたりしてよく起きていますが、フェリーでこれほどの事故が起きるとはびっくりです。 船にはバラストタンクを備えているものもあり、傾斜の調整はできた可能性はありますが、さすがにそれがあっても40度もの傾きを直すのは不可能だったと思います。 ただ、傾斜しつつも、救助されるまで自走が可能だったそうで、乗客・乗員全員が無事救助されたのはいいとして、なぜ横転してしまうような場所に船を持っていったのかが不思議です。 「任意座礁」と言って沈没を免れるために「わざと」座礁させることがありますが、これを試みたのでしょうか? 結果的に横転、油流出という最悪の結果になっています。 救助されやすい、しやすいように船長の判断か海保の指示で陸岸近くに船を持って行ったのかも知れませんが、フェリー会社的には浅瀬で横転、油流出されるぐらいならサルベージできない1000メーターぐらいの深海に沈んでくれた方がその後の対応的には良かったでしょうね。 今後、船体の撤去、付近沿岸への漁業補償など莫大な費用が発生するハズです。 このフェリー会社もこの事故のおかげで、市橋の懸賞金で喜んでいる場合じゃなくなっちゃいましたね。 会社そのものがなくなってしまう可能性もあります。 これは巷で言われているように「市橋の呪い」なのかも知れませんね。汗 http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1020083&media_id=88 13日午前5時過ぎ、三重・熊野市の沖合で航行中のフェリーが傾き、救助要請があった。乗客・乗員28人は全員救助されたが、うち2人がケガをした。フェリーの船長は「4メートル前後の波浪だったと思う」と高波の衝撃を話した。 13日午前5時20分ごろ、熊野市の東の沖約5キロを航行していたフェリー「ありあけ」から「船が傾いている」と通報があった。「ありあけ」には乗客・乗員28人が乗っていたが、海上保安本部がヘリコプターで救助活動を行い、全員を救助した。うち乗客の70歳の男性が頭を打つなどし、2人がケガをした。 「ありあけ」の松元浩人船長は「あの海域の状況だったら4メートル前後の波浪だったと思う。通常の2倍くらいの波が来る時があるから、そういう大きな波を受けて傾いたと思う」と話した。 国交省・運輸安全委員会は、船舶事故調査官4人を現場へ派遣することを決めた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.11.13 21:36:34
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