年収400万の人が払う税負担
日本の税金は大きく分けて以下のような種類があります。日本の主な税金の種類1. 所得税(国税)個人の年間所得に応じて課税される税金。累進課税制度(所得が高いほど税率が高くなる)を採用。確定申告が必要な場合もあります。2. 住民税(地方税)所得に基づいて課税される地方税。都道府県民税と市区町村民税を合わせたもの。税率は一律10%(所得割6%+均等割4%程度)。3. 消費税(国税・地方税)商品やサービスの購入時に課税される税金。現在の税率は10%(食品や飲料などの一部品目は軽減税率8%)。4. 固定資産税(地方税)土地や建物を所有している場合に課税される税金。5. 自動車関連の税金自動車税、自動車重量税など。6. 相続税・贈与税(国税)資産を相続や贈与した際に課税される税金。7. その他の税金印紙税、たばこ税、酒税、関税など。年収400万円の場合に支払う主な税金1. 所得税所得税は控除後の「課税所得」に応じて決定されます。年収400万円の場合、以下の計算を行います:給与所得控除年収400万円の場合、給与所得控除額は 124万円。課税対象所得=400万円 − 124万円= 276万円社会保険料控除社会保険料(健康保険や厚生年金など)は年収の約15%と仮定します。400万円 × 15%= 60万円課税対象所得=276万円 − 60万円= 216万円基礎控除48万円が控除されます。課税対象所得=216万円 − 48万円= 168万円所得税率168万円に対して所得税率5%(195万円以下)を適用。税額=168万円 × 5%= 84,000円2. 住民税住民税は一律10%の税率。課税所得168万円 × 10%= 168,000円。均等割(自治体によるが約5,000円)を追加。合計= 173,000円程度。3. 社会保険料健康保険や厚生年金の合計で 60万円(年収の約15%)と仮定。年間合計の税負担項目金額所得税約 84,000円住民税約 173,000円社会保険料約 600,000円合計約 857,000円手取り額の計算年収400万円 − 税金・社会保険料857,000円= 約 314万円これが概算の手取り額になります。自治体や控除額によって多少変動する可能性がありますので、詳細は給与明細や市区町村の税務課に確認してください。