おしゃれ手紙

2007/08/06(月)20:20

不自然な寝方

時事ネタ・主張(311)

先日の日曜日、相方(夫)と岡山へ、「白桃食べ放題」のバス旅行に行った。 途中、津山の*衆楽園*でハスの花を見た。 帰りのバスで夫は眠ってしまった。 長い間、バスの中で窮屈な格好で寝ていたので、起きたら首が痛いと騒いでいた。 いつか見た、テレビの「ネットカフェ難民」をふと思い出した。 企業に見放され、家族にも見放された“新たな形のホームレス”が増えているという。 名付けて“ネットカフェ難民”。 アパート代を払えず追い出された若者が1日契約の派遣の仕事に出かけながら、毎日のねぐらにネットカフェを利用しているという。 彼らは疲れた体を伸ばして寝ることが出来ない。 ネットカフェの椅子に座って、パソコンの前にうつぶせになって眠る。 不自然な寝方は、背骨など健康にも悪影響を及ぼしているという。 けれども、それでもネットカフェに泊まれればいい方で、仕事がなくなれば、お金が入ってこず、 窮屈なネットカフェにさえも泊まることができない。 ネット難民になっていなくても、人々はみな、今の生活に不安と不満を抱いている。 総務省が発表した労働力調査によりますと、雇用者4934万人のうち、パート、派遣社員など非正規社員の割合が31・5%と調査開始以来最高だそうだ。 三人にひとりは、いつ失業するかわからない不安定な身分。 その不安と怒りが今回の参議院選挙の結果として現れたのだと思う。 その期待にこたえてもらいたいものだ。 ◎人気blogランキングへ◎ **衆楽園** 衆楽園は、津山藩2代藩主・森長継が明暦年間(1655~1658)に京都から作庭師を招いて造営した近世池泉廻遊式の大名庭園です。 庭園の大半を占める池。 春の桜、夏の睡蓮、秋の紅葉、冬の雪景色。 季節ごとに調和の取れた美しさで、市街地の中にありながら園外の喧騒とは離れた幽玄な世界を醸し出しています。 庭園は京都の仙洞御所によく似ており、島の配置や水面に映る島影の美しさ、四季折々の樹木の枝ぶりにも、洗練された美を感じることができます。 ◎人気blogランキングへ◎ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。 ★8月6日*父の麦わら帽子:父のいた夏、いない夏 *UP ・・・・・・・・・・・・・

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