おしゃれ手紙

2013/10/30(水)11:12

アラビアの食器

チープシック(234)

  娘のレイが■2年間の海外暮らし■を終えて帰ってきたのが2011年10月23日。 以来、私たち夫婦と暮らしていたが、10月24日(木)、再び一人暮らしをするために引っ越した。 こだわりの強いレイは、自分が気にいったものだけを自分の部屋に入れる。 写真の器も、レイのお気に入り。 写真が下手すぎる。( ̄- ̄;) レイはイギリスにいた時、あちこちを旅行した。 北欧にも行ったが、その時、食器メーカー「アラビア」を見学し、記念に買ったものだ。 この器のシリーズの名前は「ルノ」。 ■亡くなった友人が■2011年12月、うちに泊まった時に、出した器だ。 美しいものが大好きな友人は、 「きれい・・・」とため息をつきながら、器を写真におさめていた。 そうそう、あの時、友人が私のPCでSkypeが出来るようにしてくれたのだ。 と、器を見ながら思いだした。   *ルノ* フィンランド語で「ポエム(詩)」の意味を持つルノ。 四季をテーマにして、4つのデザインを展開するシリーズとなっています。 デザインを手掛けたのは、アラビアの若手デザイナーであるヘイニ・リータフフタさん。 彼女の感性によって作り上げられたルノ・シリーズは、デザインだけでなくその名前もまた魅力的で、季節ごとにつけられた名前を直訳していくと、 「春の鐘」「夏の雨」「秋の輝き」「冬の星」と、まさにポエムの中で使われる言葉のようにロマンティックで魅力的です。 また裏面のバックスタンプも手が込んだデザインとなっていて、至るところにヘイニさんのこだわりを感じられるシリーズとなっています。 ■スプリングドロップ「春の鐘」■ ■サマーレイ「夏の雨」■ ■オータムグロウ「秋の輝き」■ ■ウインタースター「冬の星」■   *アラビア* アラビアの創立は、1873年。 フィンランドのヘルシンキ郊外にある“アラビア地区”に製陶所が作られたことから、その名がつけられました。 1946年には、カイ・フランクが産業部門のディレクターに就任し、1式セットで購入することが当たり前だったディナーセットの伝統から脱却し、実用的で機能的で、安価な商品を1アイテムずつ購入できるようにしました。 彼がアラビア社で発表した、シンプルで幾何学的なフォルムが特徴で、スタッキングができ、多目的利用もできる「キルタシリーズ」は、フィンランドをはじめ世界中で愛される名作となり、カイ・フランクの名を一躍広めることとなりました。 アラビアは、「食器は実用的で、丈夫でなければないらない」というポリシーのもと、機能性とデザイン性、品質の高さを維持し続け、現在では北欧を代表する一大ブランドとなっています。 ・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。 ★2013年10月27日*庭のない園芸家* ・・・・・・・     

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