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2021.09.04
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テーマ:読書(8195)
カテゴリ:雑記
 秋である時計を竹にかけつつゐて
           北原白秋
 木俣修編の白秋遺句集「竹林清興(ちくりんせいきょう)」所収。
関東大震災で罹災した時作った「震後」三十八句の一つ。
白秋は当時小田原に住んでいた。
地震のため家が大破した。
やむなく裏の竹林に蚊帳を吊って暮らした。

上はその折りの句だが、のびやかな表現は、彼が詩や短歌のみならず、俳句にも秀でていたことを示している。
当時の丘での昼食の句に、
「せめてこの箸にもとまれ蜆蝶(しじみちょう)」もある。
■折々のうた■
過ぎてゆく四季の折々に自然の輝きをとらえ、愛する人を想いながら、人びとはその心を凝縮された表現にこめてうたい続けてきた。
「日本詩歌の常識づくり」を目ざす著者は、俳句・短歌から漢詩・現代詩に至るまで、日本人の心のふるさとともいうべき言葉の宝庫から秀作を選び、その豊かな光沢と香りを鑑賞する。
朝日新聞連載
■あとがきより■
「折々のうた」で私が企てているのは「日本詩歌の常識」づくり。
和歌も漢詩も、歌謡も俳諧も、今日の詩歌も、ひっくるめてわれわれの詩、万人に開かれた言葉の宝庫。
この常識を、わけても若い人々に語りたい。

 家が潰れたからって竹藪に住んだって、その機転がすごい!
雨が降っていなければ、竹藪でもいいわけだ。
関東大震災の後、吉川英治は、一儲けしたそうだ。
吉川英治は、1892(明治25)年生まれ。
北原白秋は、1885(明治18)年生まれ。
7歳違いか・・・。
同じ関東大震災にあった二人は、会うことがあったのだろうか・・・。
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Last updated  2021.09.04 11:27:07
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