新聞によればインターネット広告業大手のサイバーエージェントのブログに、藤田晋同社社長(34)の名前を挙げて「射殺します」などと書き込んだとして、警視庁は静岡市駿河区高松、無職、滝井啓有容疑者(32)を脅迫容疑で逮捕したと発表した。
理由の一つとして、滝井容疑者はサイバー社の株を1株約15万円で100株購入後株価が下落し、売却時には1株約6万5000円になっていたというから、同情の余地がある。
さらに「個人投資家に(サイバーエージェントの)株を買うよう勧めながら、下落した。(ブログにアップされた)宴会風景の写真にも腹が立った」と供述しているというが、会社の代表者としてのあるべき理想像からかなり逸脱しているので当然こんな会社は永くないと判断されて株価下落が起きて当然の情報を自ら発信しているのだから藤田に問題がありすぎる。犯人はある程度擁護されて当然だし、洒落のつもりで書き込んだと思う。
もっとも剃刀なり弾なりを送りつけていれば話しは別だが単なる書き込みだけなら軽犯罪扱いでよろしいのではなかろうか?犯人の損害は社長に起因しているわけだから。
落書きで逮捕するとはちょっと警察も行き過ぎではなかろうか?
サイバーエージェント自体時流に乗っただけでトヨタやソニーなんかと比べれば、強いオリジナリティーがあるわけでなく、たいした会社じゃないから。楽天にしても株価は下落傾向だしネットイメージが強いところは競争相手が増えそろそろITバブルがはじけてきているようだ。特にFX等安易に参画しているように思われると後々若年投資家が破滅した際に同様に恨みを買い続けるだろう。ホリエモンと中身の違いが見えないからなおさらだ。結構経営者としては大変だ。
犯人よりも証券会社が無理やり上場させて大企業然とさせてしまう今の金融の仕組みのほうが何より問題に思うのは私だけなのだろうか?
ちなみに藤田社長は04年に女優の奥菜恵さんと結婚、05年7月に離婚している。