柴こころ・柴なごみ

東日本大災害からやっと一歩前進した矢先の大きな余震。
震災前日までは普通だった生活がどんなに便利で平和な生活だったのかと実感する。

時は止まることなく過ぎていき・・・
2011年我家の初イベントの日がやって来た。年に一度のsoraとこころのWバースデー。

今年も仕事で記念Dinnerはない・・・というより、時々やって来る余震で職場は落ち着きがなく、この日は仕事が盛り沢山で一日中走り回ってヘトヘト。。。
祝う気分どころか体力だって減退気味。。。

でもねぇ～、2011年初イベントだし、新年度も始まったばかりだし・・・プチお祝いをしようと柴ズには福島県産のイチゴ、soraには岩手県の地ビール・銀河高原ビールを買って帰宅。そう、東日本大震災の被災地地方の食材。被災地のみなさんに「がんばれ！」とエールを送り、今年も無事我家のWバースデーを迎えられた事をお祝い。

この日、ちょっぴり仲間ハズレのなごみはビールの匂いを嗅ぎつけやって来た；；；

で・も・ね！
昨年は初ヒートで一緒にお祝いの仲間入りをしたなごみを今年もちゃんと仲間に入れましたよ。
お祝いと言うほどモノもじゃぁないけれど・・・なごみ・イチゴのお食い初め！

いちご大好きなこころがウキウキしながらスワレをするからなごみもつられてスワレをする。


家族が一列に並んで順番にイチゴを頬張る。
「おいしいね！」笑顔の柴ズに元気をもらうsoraだ。

災害から1カ月・・・
世間では「自粛」という言葉がアチコチで見られるけれど・・・
そろそろ復興を考えなくちゃね・・・
最近はビールが店頭から姿を消し始めているけれど、いつも飲むビールを被災地の地ビールにしたり、被災地に工場を持つ大手ビールメーカーのビールを飲んだりするだけでも復興支援になると思う（って・・・飲兵衛の言い訳(＾＾ゞ）　
被災されたある酒蔵の方が「いつもの一杯を東北のお酒で！」と訴えていた。被災地の飲食物を被災地ではない地域の人が消費して「生産してくれることを応援してます！」と無言のエールを送る。
津波被害には逢わなかった岩手県盛岡市の地ビール【ベアレン醸造所】ではチャリティービールと称して期間限定のビール1本につき10円の寄付を行うという販売をしている。
【猪苗代地ビール館】では売り上げの一部を福島の復興支援のために寄付するとある。
この2社のビール、soraのお気に入り地ビールなので早速購入したsora。。。
現地に行ってお金を使うのも支援の一つかもしれない。でも、余震が続いている今は通販や身近なお店で購入できる被災地のモノを消費するのも支援ではないだろうか。

柴ズの散歩でふと思った。
我家の柴ズは通り過ぎた物を追わない。
風に吹かれ舞っている落ち葉を追いかける事はあってもある程度追いかけると追うのを止めて前を向いて歩きだす。それも・・・この先に風に舞った落ち葉以上に追いかけたくなるモノが待っていると思っているかのような笑顔を浮かべながら・・・

前を向いて行こう！
昨日までの惨事はこれからの知識・教訓として記憶にとどめ、この先には笑顔になれる事が沢山あると信じ前を向いて少しずつ進んでいきましょう！！
今は被災していない地域の人が元気に生活することが必要だと思う。
その元気が被災地まで届きますように・・・

がんばっぺ！東北！！