カテゴリ:日本語
日本語学習中の韓国の方は 「人たち」という言葉を使う方が多いのですが、
ひとびと 「人々」というと自然になります。 では「人たち」はどう使うかと言うと、前に修飾する言葉をつけて 多くの人たち 日本を愛してやまない人たち などと使うと自然です。 似たような話で「彼たち」は 彼ら と言ってほしいものです。 「私たち」の俗っぽい言い方 うちら(主に女性)・おれら(男性) なんて表現も友だち同士ではよく使います。 「これ」「それ」「あれ」の複数形は × これたち それたち あれたち ではなく 〇 これら それら あれら です。 「~たち」の使い方なのですが、人間が複数であるという表現で 子どもたち ぼくたち わたしたち 「金曜日の妻たちへ」(1983年のドラマ) はいいのですが、動物や物 △ 犬たち 鳥たち × 道具たち は本来の使い方ではありません。ときどきは聞きますが違和感があります。 「ふぞろいの林檎たち」(1983~1997年のドラマ) は林檎を擬人化しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020年11月14日 22時01分13秒
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