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mother-takagi今日の話

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2005年09月28日
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カテゴリ:独り言
 運動会でこういういろんな想いを巡らしてみましたが、
 こんな冷静に思っていたわけではなくて、

 「うわぁ~~~~~~~~~!!もったいないっ!!」
 
 誰も居なかったら、叫びたくなっていました。

 競争させ、競わせ、頑張らせて自分の能力を振り絞る。
 心にプレッシャーをかけて振るい立たせる。
 自分を格好良く見せようとすれば、自然体で居られなくなる。

 こういう経験・体験は、今後必ずすることになる。


 けど、小さな子供にはもっと素晴らしい能力がある。
 競争させなくても、競わせなくても、頑張らせなくても・・・、何も外発的報酬(他人による評価・統制を意味する。つまり給与とか肩書きとか、子供なら褒められるとかね)を与えられなくても自分がやりたいことに没頭できる。
 自分の心の中から、魂の中から「やりたくなる」
 それを出来るだけ行動できるような、表現できるような環境を整えることで、そのやりたくなる心というか魂というかそういう物が大きく強くなっていくように思う。
 多分、天才と言われる人たちはこういう心が強いのだろう。
 天才でなくても、凡人でも、こういう心が育っていれば、今後競争することになった時、競い、頑張らなければならなくなっても、力強く能力を発揮できるのではないだろうか。

 この人ってスゴイな。
 私がそう思う人は、必ず人生の中で、もの凄い力を発揮している。それは、理屈ではなく心の奥底から「これをやるのだ!やりたいのだ」というようなそんなパワーを出しているような気がする。
それは、単に「努力」とか「苦しくてもガンバル」というような事ではなく、自分の心の中から何か突き動かされるようなパワーであって、純粋な小さな子のやりたいというパワーが大きくなったような物ではないかと想像する。
 結果的に、端から見ると「もの凄い努力をしている人」とか「苦しい時も頑張る人」と言う一言で片付けてしまうわけだけれども、残念ながらそういう言葉とは質が違うのではないだろうか。

 そして、この「やりたくなる」気持ちを育てるには、質より量な気がしている。





 まだまだ書けば続きは長くなる。
 子育ての師匠達から教わった事は、私のこれまでの常識とは正反対。一番最初に、息子(0歳)がビー玉落としでビー玉を落とせた時に、「上手!上手」と褒めたら、師匠は「褒めないっ!!」と言った。
 はぁ??と思いつつ、なんとなく理解はできたものの、私の視点からずっと考えてきた。
 そうしているうちに、5年間も息子を手元で育ていた。
 できれば、二人目の子もできるだけ長く手元で育てたいと思う。

 私は、自分がダメな人間だと自己嫌悪に陥る事が多い。そしてできれば、(私よりも少しでも良いから)息子が自分を大切だと自分が大好きだと思える人に育ってくれればいいなと思う。
 私より少しだけでもいいから賢い人になってくれれば、いいなとも思う。

 じゃぁおまえ(私)はそんなスゴイ子育てが出来ているのかと問われれば、苦笑いするしかなく、何十年後かの息子にひとっ飛びで会いに行った後にこの続きを書きたいとも思う。

 ただ、こうして書いていくことで、自分の中でもう一度整理してみたい気もしている。





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最終更新日  2005年10月03日 23時27分23秒
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