|
テーマ:懐かしのフォークソング(681)
カテゴリ:懐かしのフォークソング
今日も秋晴れの良いお天気の一日でした。私が住む地域では、今月は秋祭りが行われています。
上の画像は、隣接する市で行われている秋祭りの『ちょうさ』と呼ばれるもので、一種の山車みたいなものです。地域や地区、年代によっても形は違いますが、子供の頃はこの『ちょうさ』の太鼓の音に胸を弾ませたものです。 秋祭りのシーズンと言う事で今日は吉田拓郎さんの『祭りのあと』を取り上げたいと思います。 注)今日の画像は写真素材[フォトライブラリー]様からお借りしたもので、著作権等は撮影された方にあります。無題転載などは固くお断り致します。 『祭りのあとの淋しさが いやでもやってくるのなら♪』 この歌は1972(昭和47)年7月21日に発売されたアルバム『元気です』に収録された歌で、作詞が岡本 おさみさん、作曲が吉田 拓郎さんによる作品です。このアルバムには有名な『夏休み』を始め『旅の宿』、『春だったね』等々名曲が収録されたアルバムだったようです。 この歌が収録されたアルバム『元気です』が発売された1972(昭和47)年はこんな年で、この年の2月19日 には連合赤軍による『あさま山荘事件』が起きています。この事件はリアルタイムで余り記憶にないのですが、その後何度もテレビ番組で流されたので印象的に覚えています。 『もう眠ろう 眠ってしまおう 臥待月の出るまでは♪』 10月になり、こちらでは各地で秋祭りが開催されていますが、子供の頃と違い、祭りと言ってもそこまでワクワクする事はなくなりました。子供の頃は今みたいに娯楽も少なかったので、お祭りは大イベントのひとつでした。歌にもあるようにそれだけ心待ちにしていただけに、終わった後は淋しく感じたものでした。 歌詞に出てくる『臥待月』は『ふしまちづき』と読み、 陰暦十九日の月。特に、陰暦八月一九日の夜の月の事を指し、月の出が遅いので寝て待つ意味で『寝待月(ねまちづき)と呼ばれ、『臥待月』は『寝待月』の別称のようです。風流な呼び方を考えたものですよね。 『もう怨むまい もう怨むのはよそう 今宵の酒に酔いしれて♪』 祭りのあとと言うタイトルになっていますが、人生そのものを歌ったもののような気がします。吉田拓郎さんの『祭りのあと』は こちらから少しだけ試聴が出来ます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年10月14日 19時11分48秒
[懐かしのフォークソング] カテゴリの最新記事
|
|