勝沼観光
いきなり、出掛けた先は勝沼。南アルプスを望む。 数週間前から、私の焼いたパンを食べてくださるKさん夫妻。おまけにいつもこんな写真を撮って送ってくださる。思いがけない出会いだが、本当に励みになる。そのKさんから、お礼にとワインが届いた(まさに海老鯛^_^;)。贔屓の勝沼酒造という醸造元から取り寄せているというワイン。日本のワインって甘い、ものかと思っていたが、なんととってもさっぱりとくせがなく、大変飲みやすい味だった。アルガブランカ ヴィニャル イセハラ(イセハラ圃場のアルガの白) 「醸造元を訪ねてみるものよいかも知れません」と言われるが、そういう方面にはまーったくうとい我が家。ワインは嫌いじゃないけど、赤か白か、甘いか辛いか、それどころか何より値段で選ぶような有様だ。だいたい頂いたワインだって、豚に真珠だ。「車で行っても飲めないしなあ。」と山猫父。それもそうなので、暖かくなったらワイン好きの友人を誘い、小旅行がてら出掛けるのもいいかなあ、と思っていた。 が、いきなり「行くか。」ということに。(うちはなんでもこういうパターンだ^_^;。) 2時間もかからずに勝沼に到着。まずは頂いたワインの醸造元である「勝沼酒造」へ。古いお屋敷の一角に、ブドウ畑が望めるテイスティングコーナーが。 後ろで退屈そうにして待つ「運転手」のお父さん達。楽しそうにテイスティングする奥様たち。そこに私達もそれぞれ参加(笑)。 頂いて飲んだワイン、今年の分はすでに完売とのこと。(貴重なものを、ありがとうございます~) せっかく来たので、赤と白と、甘いアイスワインを1本ずつ購入。 さて、次はお隣の塩山へ。前日からやっている、旧高野家というふるいお屋敷でのお雛様の展示を観る。 (ちょうど朝のNHKニュースで紹介されていたので)300年前のお雛様(サイズがでかい)や、この地方で盛んなつるし飾りのお人形などが飾られていた。お人形も素晴らしいけど、こういうところで私が楽しみなのは売店で売ってる地元の食べ物。「ぶんご梅の甘漬け」というのと、「黒米のおこわ」を買う。 お昼ごはんは、名物ほうとう。馬刺し付、2,100円。高いなあ。(勝沼醸造さんには直営の「風」というレストランがあって、そこを勧められていたのだが、洒落たレストランで食事をすると山猫父が消化不良を起こすので、残念ながら見送る。) 食事の後は、いちご狩り。だいたいさぁ、普通お昼ごはん食べてすぐは行かないだろう...。あきひめ、ベリーA、紅ほっぺなどのいちごが、腰の高さくらいのプランターみたいのに植えてある。大人ひとり1,800円。満腹状態の中、ただただ意地と欲で限界まで食べる。3,600円で、どれだけいちごが買えただろうか...。 帰りに、「こちらも訪ねてみるとよい」と進められていた、中央葡萄酒というところにも立ち寄った。国内のコンクールで金賞をとったという白ワインがあったので、それと赤ワインを1本。こちらのテイスティングサロンはつたの絡まる素敵な概観。多分地下はワイン蔵。 一応、決めたとおりに勝沼での予定は終了。 が、山猫父、それだけでは終わらない。帰り道のゴルフ練習場で、1時間の練習。(もうちょっとで「わかる」ところらしい。)←何度も聞いた。 長い一日がこうして済んだが、いい天気で思ったほど寒くなかったし、道路もすいてて良かった。お疲れ様。