オイシイ!!

世界一受けたい授業の３時限めは「世界を見る目が変わる５０の事実」の著者・ジェシカ・ウィリアムズさんが講師でした。

「世界を見る目が変わる５０の事実」は、世界の問題点を訴える内容の本です。
今回は、そこからの抜粋。

●世界人口の７０％以上は電話を使った事がない

●毎年、１０の言語が地球上から消えている
偶然、別の番組で、その言葉を話せるのはもう７８歳のおばあさん１人だけで、彼女が死んだら、その言語は消えてしまうというのをやっていました。

●アメリカ人の５人に１人は、エイリアンが既に地球に来ていると思っている
アメリカ人は、意外と宇宙人を信じているんだね。

●肥満の３人に１人は、発展途上国に住んでいる

●ケニアでは、家計の1/3賄賂に使われている
いい学校に入りたい・自分の会社に認可を下ろしてほしいなどの理由で、役人への賄賂が横行しているそうだ。

●ブラジルでは、軍人よりも化粧品販売員の方が多い
４５万人規模の軍隊に対して、７０万人の化粧品販売員がいるそうだよ。

●ロシアでは、家庭内暴力（ＤＶ）で殺されている女性は１２，０００人を超えている
失業等でのイライラを奥さんにぶつけている人が多く、また、家庭内の事を隠す傾向にあるので、なかなか救出できないのが現状。

●インドでは、４４００万人の子供が働かされている
貧しくて学校には行かせて貰えず、危険な事をさせられているそうだ。
仕事で失敗をすると逆さづりにしたり、ひどい罰を与えられているらしい。
現在は、ＮＰＯなどの支援により、変わりつつある。

●世界では２７００万人の奴隷がいる

●紛争地帯で戦わされている子供は３０万人。
子供は物としか扱われず、地雷原では、子供を先頭に歩かせるなどしているそうだ。

●世界の５人に１人は１日１ドル未満で暮らしている


世界の現実を知る事が重要。
自分が出来る事はないか考えてみるのが必要。
事実を受け止め、変えていかなければならないという意識を持つ。
と、ジェシカさんは訴えます。
図書館でも、ネットでもいいから、世界の現実を１度調べてみてくださいと。

日本人の殆どの人は、世界から見たら裕福な人種になると思います。
恵まれていると思います。
とても心が痛む授業でした。