万座温泉
群馬県には温泉が多くある。 万座温泉は、万座スキー場とともにある。標高1800mの温泉だ。夏は、志賀高原や草津温泉と行き来できるが、冬は嬬恋村の万座鹿沢口駅を見下ろす丘の上から始まる万座スキー場までの西武の有料道路でしか入れない。片道1020円は結構効くが、奥さんのお気に入りの温泉。奥さんの希望により、贅沢な日帰り入浴をしてきた。 昔だったら、スキーを持って行かないことはないのだが、今はお風呂セットだけである。それと、愛犬。普段見慣れない雪にはしゃいでいる。途中のチェーンベースで放し飼い。昼頃になったのでスキー客は居ないし、道はがらがらだったので、リードを放したら雪の中に飛び込んで行った。足が短いので腹で歩いている。 有料道路は、途中から圧雪状態となったが、3シーズン目のスタッドレスはちゃんと効いているようだ。自宅から2時間程度で、温泉街というよりスキー場に着くと、さすがに、スキー客が多い。駐車場もほぼ満杯で、通行止めになっている一番奥には路上駐車が10台くらいいる。この辺は、硫化水素の吹き出しが激しく止まらないよう警告してあるのに、車の鉄板が人ごとながら心配だ。3回目になる万座ホテル聚楽は一番奥の温泉ホテルで、駐車場に余裕がある。入浴料1000円を払い、大浴場へ。脱衣場から浴そう方面へ換気扇が3台廻りっぱなし、内湯にも換気扇が2台。いかに硫黄、硫化水素が濃いか分かる。お湯は白濁した硫黄泉、温泉分析書には無色透明とあるが青みがかった白い色は空気に触れるせいだろうか?Phは3.2硫酸イオンは381mg、カルシウムイオン110mg、メタケイ酸は80mg単純硫黄泉(硫化水素型)とある。この時間(1時半頃)入っている人は少ない。誰もいなくなったとカメラを持ち出し、露天風呂を一枚。中を撮ろうとしたら入ってくる人が居たので撮れなかった。この露天風呂を独り占めして、この一年の英気を養った(つもりです)。