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おじん0523のヒロ散歩

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2022.11.21
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カテゴリ:平塚市歴史散策
平塚競輪場前から須賀湊へ向かう。

10月22日(土) 15:10
朝霧公園
所在地:神奈川県平塚市札場町47-9
小さい公園ながらも水道、トイレ施設が完備している。


朝霧公園の傍に立っていた「須賀湊の碑 70m」。


相模川右岸(西側)の堤を南下。このカルバート(防潮ゲート)を潜り南側へ進む。


カルバートを潜ると右側に看板があった
占有の目的  朝霧河畔緑地存置
占有の場所  平塚市千石河岸61-1番地先
占有面積   2,129㎡
占有者氏名  平塚市長
所轄事務所名 京浜河川事務所
Googleマップではこの場所は「朝霞河畔緑地」とあったが・・・。


カルバートはゲート設備になっている。


須賀周囲堤防ゲート設備
竣工年月 1989年8月
主 材 質    アルミニウム合金製
型  式 横引式ゲート(5号)
純径間 × 有効高 3.00 × 2.50
製  作 日本軽金属株式会社


カルバートを潜り相模川右岸の堤防上へ。


右側下に、須賀港(平塚漁港)を見下ろす。
須賀港は江戸時代幕府公認の七つの湊の一つであり、相模の国の物流の集散地であり文化の入口
でもありました。江戸時代人気のあった大山参拝の海の玄関口として多くの人で賑わいました。
天保年間には、平塚宿より須賀村の方が人口が多かったそうです。明治20年鉄道が開通すると船
便は寂れ、漁船だけの港となりました。
昭和27年平塚漁港に改称。現在は釣り場としても人気で、ハゼ釣りの人気スポットです。目の前
にバス停、公衆トイレもあり、お薦めの釣り場です。川沿いに南下すると、湘南大橋付近まで足
元の良い釣り場が続き、のんびりとした釣りを楽しめます と。


因みに幕府公認の七つの湊は、
江戸時代、幕府は相模湾に廻船が立ち寄る湊として、7つの湊(七之浦)を公認しま
した。須賀の他には、江ノ島、小坪、秋谷、長井、上宮田、浦賀の港が入っていま
す。当時、江戸へ送っていた相州小麦・大豆は当地のブランド品であり全国各地の
醤油や味噌の原料となっていました。


振り返り「馬入橋水質観測所」を見る。


馬入橋水質観測所
この観測所では常時自動的に水位及び水質を測定しています。その結果はテレメーターにより
送信されており、洪水時の水防警報及び水質の常時監視に役立てられております。
相模川において重油の流出など水質異常を発見した場合は、下記に御連絡下さい。
                     国土交通省 京浜河川事務所
                            相模川出張所
    地図は「観測所系統図」


石柱「平塚八景 湘南潮来」と説明板が建つ。


石碑には「相模川八景 湘南潮来と河口」。


平塚八景 湘南潮来
山梨県の山中湖から発し忍野八海の湧水、そして流域の諸川を合わせた流程115キロメートル
の相模川は、相模湾の河口に至り川幅は700メートルとなっている。
この河口は海抜以下で海水が逆流し、満々と水をたたえていて、景観が水郷潮来に似ているの
で、湘南潮来と名づけられた。河畔には川釣り、魚釣りなどを案内する観光漁業が盛んで、ま
た夏には花火大会が開催されている。


石柱には「平塚八景 湘南潮来」。


相模川の上流側にはボートを係留していたが釣り客用か。


右岸の堤の上に「相州須賀湊の碑」と「舟繋石」の碑。


石碑には「舟繋石(ふなつなぎのいし)」。


相州須賀湊の碑
この地は相模川の河口に位置する自然港としてまた漁場としてはやくからひらけていたものの
ようで平安時代僧空海が伊豆の国から来航ししばらく庵をむすんでいたという伝説がのこって
いる。鎌倉時代には上流の森林地帯から伐り出した巨木を筏としてここにあつめ沿海地に送る
と○○○とも行なわれたらしい。つづいて後北条氏時代の記録は穀物魚類などを各処に輸送し
たことをのせている。特に江戸時代には須賀の○○〇屋が千石船をもって江戸表をはじめ各地
と物資の交流を行なったため商業地として繫昌し、かたがた須賀のさかな売が奇智と勤勉と〇
○○販路を拡張したことは有名な話である。明治二十年七月平塚ステーション開駅以来一時衰
微をみたが近来遠洋漁港としてまた健康な住宅地としてめざましい発展を続けているばかりで
なく河海の雄大に○○変化に富む眺望は湘南最高の観光地としてあまねく世人の知るところと
なったことはよろこばしい。
    昭和四十一年夏      平塚市長 加藤一太郎 題字
                 元市長  柿澤篤太郎  撰
                 竹 坪  田中正一郎  書


相州須賀湊の碑の西側が須賀湊になっている。


馬入橋水質観測所を振り返る。


堤防の上には松が植栽されており、下には碑が建っていた。


石碑には「平塚漁港周囲堤防」。


相模川沿いの平塚漁港周囲堤防の一番南側に建つ神社。
左下の民家の上に富士山が見える。


神社の名称、由来等が無く詳細は不詳。


神社の中には祠が一つ建っていた。


神社の前からトラスコ湘南大橋を望む。
右側は須賀港の出入口となっており、ちょうど船が戻る。


手摺の右側が須賀港の出入口だが幅は20メートルあったか?


朝霧河畔緑地の下も絶好の釣り場になっている。
湘南潮来と称されている相模川の河口。


朝霧河畔緑地の下の釣り場。


漁船を陸揚げするウインチ。


塗装補修中の漁船。


須賀港の山側には防潮用の壁。その壁には岸壁アート。


防潮用の堤防に上がり


建物には「馬入橋水位水質観測所」の看板。


馬入橋 水位観測所
馬入橋 水質観測所
     相模川水系 相模川
< 水位観測 > 位置   :神奈川県平塚市千石海岸   河口から 1.80km
         零点高  :T.P 0.00m
         観測開始 :昭和58年9月  
         計画高水位:5.70m
< 水質観測 >   観測開始 :昭和46年
問い合わせ:国土交通省 京浜河川事務所 計画課


堤の上から須賀港全景を見る。
正面に「平塚市水産物地方卸売市場」がある。


草が生い茂った朝霧河畔緑地。


朝霧公園を見下ろす。


湘南ひらつか七夕まつりをデザイン。中央に平塚市の市章の中に下水の下の字を入れたもの、
町名は「千石河岸」。下部に「合流」の文字、合流管マンホールの蓋。
合流は雨水と汚水を集めて流す下水道。平塚市は町ごとに字を入れている。


県道607号線(平塚港平塚停車場線)にある「札の辻跡」。
白い二階建ての建物は「旧須賀交番」で令和3年3月31日をもって閉鎖したと。


石柱に「相州須賀湊 札の辻跡」。
所在地:神奈川県平塚市札場町17-22


札の辻跡
小田原北条氏の時代、須賀の地は交通・経済の要衝の地で、直轄地であったと思われる。
その頃、今でいう区画整理が行われ、寺院はすべて西北の地に寄せ集め「寺町」と命名し、
「川端町」「北町」「横町」「仲町」「南町」「西町」の町名を用いたと考えられている。
そのほぼ中心に近い十字路に掟書の札をかけた掲示板のようなものを設け、ここを「札場」
といい、その辻を「札の辻」とよんだ。
須賀の商人が各地に向かった起点がここ、「札の辻」であった。
                         平塚市観光協会


湘南ひらつか七夕まつりをデザイン。中央に平塚市の市章の中に下水の下の字を入れたもの、
町名は「幸町」。下部に「合流」の文字、合流管マンホールの蓋。
合流は雨水と汚水を集めて流す下水道。
この辺りも町が入り組んでおり「幸町」「千石河岸」のマンホール。


平塚市水産物地方卸売市場の中を通る。


須賀港の左奥は、先程訪れた名もなき神社で、手前は須賀港の入口になっている。


右上の松林が朝霧河畔緑地になっている。


神奈中バス停「須賀港」
玉垣の奥に公衆トイレがあり24時間空いている。


港稲荷神社
所在地:神奈川県平塚市千石河岸64
祭神は宇迦之御魂命 ( うかのみたまのみこと )が祭られ、赤い小さな鳥居が並んでいるお稲荷
さんです。隣りは須賀漁港で周辺を囲んだ堤防と繋がっており、相模川河口の湘南潮来が近く、
気分爽快になるのは間違いありません と。


玉垣には土地柄「河野洋平」と刻まれたものも。


階段を上ると社号標石の「港稲荷神社」。


階段を上ると左側に、鳥居の先に社殿。


社殿前の鳥居には「出笹稲荷」と。


出笹稲荷の左手の社の中には石塔。


石碑には「正一位稲荷利大明神 玉串道祖神
        昭和四十年二月建之 仲町氏子中」。


正面には朱の鳥居が並び、左側に手水舎。


鳥居の下を進むと港稲荷神社社殿。
社殿の前には石燈籠、狛犬が並んでいた。


15:35
港稲荷神社社殿の右側には、狭い境内だが神楽殿が建つ。



                                     ー 続く ー





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最終更新日  2022.11.21 09:52:11
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