薬師如来坐像 薬師堂
二宮町重要文化財 昭和四九年六月五日指定
像 高 ニ六一・五 cm 肩 張 九五・〇 cm
面 長 四八・五 cm 胸 厚 七一・〇 cm
頭頂~頬 八五・〇 cm 膝 張 二五一・〇 cm
面 巾 五四・五 cm 膝 高 右 四九・〇 cm
左 四八・〇 cm
寄木造り彫眼漆箔の坐像で、江戸時代の作と推定されます。顔は扁平で頬を突出し、眼が大き
く特徴があります。胸は比較的薄く、衣紋は形式化して彫りが浅くなっています。
左手掌の上に薬壺をのせ、右手を曲げて前向き開き、衆生済度の表現に満ちた仏像です。
平成八年ニ月
二宮町教育委員会