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読書の部屋からこんにちは!

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2012.04.14
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カテゴリ:その他の本
わたしは作家が書いた読書案内の本が大好きです。
今までにも、いろいろな人の読書案内を読んで来て、それを参考に本を買ったり、また味わい方の手がかりみたいにしてきました。
でも、この角田光代さんの「私たちには物語がある」ほど迫力のある読書案内は初めてです。
なにしろ、紹介されている本の数がハンパじゃない。そして当然だけど、一つ一つの感想が、独立した作品みたいに思えるほど完成されているので、いつもの角田さんの描写力を十分に味わうことができるのです。
ほんとうに、これぞ読書の醍醐味みたいな感じで、どっぷり浸って楽しみました。

角田さんが紹介してくれる本をあれもこれもと読みたくなるので、メモをとりながら読みましたが、それもきりがなくて、結局20冊を超えたところで中止。この本を買いに行くことにしましたよ。


ところで、第1章の「本のある世界でよかった」は、読書に対する思いが書いてあるんですけど、わたしは大きな感動をもって読みました。なぜかというと、私がつねづね読書に関して思っていたことと同じことを書いてあったから。

◎本の一番のおもしろさは、その作品世界に入る、それに尽きる。
◎本は人を呼ぶ。本屋の通路を歩くと、私だけに呼びかける声が聞こえる。
◎感情移入や共感など、じつにちっぽけな感想の一つでしかない。


そして、第2章以降は「読書の部屋」という、ぱぐらの拙ブログと同じ名前になっていて、ますますうれしくて、子供みたいに喜んじゃっているわけです。
すごく値打ちのある、いい本を読めてよかったなあ。ほんとうにありがとう。と、本にお礼を言っています。


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Last updated  2012.04.14 16:34:58
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