私は参加します。勝つために
朝日新聞に、米国ヒラリー・クリントン上院議員(夫は、ビル・クリントン前大統領)が事実上の大統領選出馬宣言を行った、と書いてあります。ヒラリー・クリントンさん、最近は、イラク、アフガニスタン、パキスタンを歴訪中とのことで、ブッシュのイラク開戦の誤りを正す方策の検討中とのことですが、自身のウェブサイトで「私は参加します。勝つために」と宣言しているそうです。また、「ブッシュが与えるダメージに歯止めをかけるために力を尽くす。新しい大統領だけがブッシュの失政を元に戻し、希望と楽観を取り戻すことができる」と述べているそうです。現時点での米国の世論調査によると、米国民主党内では、ヒラリーさんが最も有力な大統領候補という結果が出ています。米国初の女性大統領誕生ということになるのでしょうか?ミーハー的には、コンドリーザ・ライスと大統領選を戦うと面白いと思いますが、世論調査では、共和党は、9.11のときのニューヨーク市長のジュリアー二氏が一番人気なのだそうです。ヒラリー・クリントン上院議員のホームページ(こちら)のトップ・ページには、Plaease let me hear from you about your views on the issues that matter to your family and your community.(あなたの家族やコミュニティーに関する意見を聞かせてください)と書かれています。日本の政治家のホームページでこういうことが書かれているページは極めて少ない気がします。意見をはっきり言う日本人がほとんどいないということもありますけれども。安倍晋三さんのホームページ(こちら)には、「国を守る決意」とか書いてありますが、あんまり安倍さんには守ってもらいたくないです。少なくとも、意見を聞きますよ、みたいなことは全く書かれていません、国民はアホだ、というのかなあ。「私は参加します。勝つために」というのは、I'm in, And I'm in to win.というのが原文(こちらを参照)です。カッコいいですねえ。官僚制度の改革などまるでやる気もないのに「改革を止めるな」なんていう標語を掲げられるのは困りますが、日本の民主党にも、こういう一言で、オレはやるぞ、という意気込みが伝わってくる標語を考えていただきたいですね。----------------科学雑誌でおなじみのNewton社e-Learningのご紹介はこちら理工系受験生向け大学入試問題研究サイトはこちら「大学への数学」の東京出版発行の書籍のお求めはこちら横浜市杉田の代々木屋呉服店さんの楽天ショップはこちら----------------コメント、トラック・バックはこちらへお願いします。