我が家は･･･
今時、珍しく父親が厳しく、絶対である。
「皆んなは･･･」とか、「世間では･･･」とか、そんな事は通用しない。
「よそはよそ」「うちはうち」とはっきりしている。
門限も厳しい。

高校３年になる娘は、今も自分の携帯は持たせて貰えない。
そのとばっちりで･･･
普段･･･家に居る時は、母の携帯を拉致し、
我が物のように使っている。
とても迷惑している。
でも･･･父親は「学生の分際で･･･」と断固として譲らない。

父親は、資格取得の研修で朝から不在。
今日も、朝からチラシを見ながら、携帯の話になった。
クラブの連絡網も自分だけ自宅だの、不満爆発。
今時、高校で自分の携帯を持っていない子供は殆んどいなく、
クラスでも、クラブでも自分だけと言う。

それは･･･私も納得する。
「持たせてやっても良いんちゃうの？」といつも言うけど、
「あかん！」のひとこと。

でも、今日は･･･
その時の娘の態度に、「ブチッ！」とキレた。
普段から、言葉遣いも愛想がないと言うか、言葉遣いにプチ切れする。
母爆発。「誰に向かって言うてる！なめてんのかぁ～！」
普段は･･･父親がよく怒る分、母はあまり怒らない。
でも･･･本当に怒ったら母親の方が怖いことを子供達は知っている。

身長は負けているが、今でも力は負けない。
高校の時から、握力右40はある。
腕をつかんでも、少林寺をやっていたので技で返される。
首根っこをつかむ。服をつかんで振り回す。。。
息子がお姉ちゃんを助けに来る。
しまいには･･･息子もとばっちり。
一向に勉強する気配もなく、パソコンやゲームをしたりで･･･
息子の部屋に行き、毎月送られてくる教材を、部屋にばらまいた。

爆発した母は、すっきりした。
これで暫くおとなしいだろう。
一生懸命謝るが、完全無視。

お陰で･･･私の仕事ははかどり･･･
お昼は･･･サンドイッチを作っておいたから、
夕方まで静かに自由にできる。

二人ともクラブも引退したから、家にいる時間が長い。
息子は、これで受験モードに入るだろうか？
塾にも行かず、本当に公立へ行けるのだろうか？
夏休みは始ったばかりだと言うのに、
早く学校が始まらないかと、願う母である。