10/15爺が岳
10月15,16日 爺ヶ岳 fjk 他1名10/15 扇沢9:00⇒ 柏原新道入口9:10 ⇒ケルン10:30 ⇒14:00種池山荘(泊)10/16 種池山荘6:30⇒ 爺ヶ岳南峰7:30⇒ 中峰8:00 ⇒9:30 種池山荘⇒柏原新道入口12:00 ⇒扇沢12:10扇沢は、鹿島槍ヶ岳、岩小屋沢岳から針の木岳への縦走、針の木峠越などの登山口でありアルペンルートを使えば、立山、剣へのアクセスも想定できる。登山口周辺や駐車場の状況の下見を兼ねて、新日本100名山の爺ヶ岳を目指した。8:30に扇沢に着いたが、無料駐車場は既に満車、1日1,000円の有料に止める。こちらの方はまだ十分余裕がある。登山口まで10分。一日目の標高差1,100m。登山口からまもなく急登になるが、ケルンを過ぎるあたりから程よい勾配となる。歩き始めて2時間を過ぎたあたりからは、時折目指す山荘や周辺の山が見える、また、下山者とすれ違うことがときどきあった。どうやら、このコースは健脚者の日帰りコースになっているようだ。登山口周辺には、モミジなどが見れたが上の方は紅葉は終わっている。登山者も少ない。種池山荘の営業は翌日の宿泊までになっている。山荘の手前に、ざれたトラバースがあり、ここがこのコースの唯一の難所で、これを過ぎれば、山荘までの一登りとなる。全体的には、よく整備された初心者にも薦められる登山道である。トレランにも向いている。山荘からは、針ノ木、蓮華方面が見える。針ノ木の雪渓はもうない。山荘周辺は爺ヶ岳方面に少し登れば、剣、立山や鹿島槍ヶ岳が展望できる。翌日、爺ヶ岳、南峰、中央峰に登る。ザックを山荘にデポして出発。南峰までは、ゆるやかな勾配で、2日続けての快晴に恵まれ快適な気分での登頂である。中央峰の方が若干標高が高く、2,670m。ここは、北アルプス展望台として秀逸である。北に鹿島槍ヶ岳、西に剣・立山を連峰を背景に記念写真を撮る。山荘からの往復標準時間を1時間上回る快適な散策となった。遅くならないよう、9:30山荘から下山開始。12:00登山口。しばし休憩のあと、帰路に着く。大町温泉で薬師の湯につかり、安曇野でそばを食べ、横浜へと向かう。静かな、秋の山旅であった。 1.小屋からの爺が岳南峰 2.針の木岳、蓮華岳 3.爺が岳2669m 4.後方左が立山、右が剱岳