カテゴリ:老いのスキルアップ
私の好きな映画の中に「ローマの休日」というのがあるが、新人だったオードリー・ヘップバーンを監督と主演男優がうまくだまして迫真の演技を引き出したといわれている場面に「真実の口のシーン」というのがある。
内容についてはネタバレになるので書かないが、この「真実の口」というのはローマのサンタ・マリア・イン・コスメディン教会というところにあり、海神トリトーネ(あるいはトリトン) の顔を表しているといわれるらしい。 私は今までこの真実の口のような神がおられるならば、本質的に罪深いところもある人間であっても、「畏れる」という自制心を持つことで平和を作ることができるかもしれないと思っていた。 しかし、昨今のこの国では「知らなければいい」とか「生まれてなければ知らない」とかいうことを本気で口にするひとがとても偉いひとだったりするので、もしかしたらこの神話の神もお手上げ状態なのかもしれないと危惧している。 そういうトリトーネをも畏れぬ「長いものに巻かれるのは、ある意味ありたまえなのでありますことは皆様もご同意いただけるものと、こう信じるわけではありますが、長いものというと蛇ではないか、などと一方的に言い募ってくるニッキョウソのような人々もいるということも、こう、あるいはおられるのやもしれず、ないのかもしれない、ここの字は読めないから分からなくてもいいのであります」という相手と戦う沖縄の辺野古のリーダー山城ヒロジさんは本当に大変であると心配しています。 山城さんは沖縄平和運動センター議長という立場のひとらしいけれど、私からみますとツイキャスの中で「ひとり北風と太陽」として、あるときは雨さんから?らしき攻撃に命がけで応戦し断固として市民を率い、あるときは「休憩時間キャス」などと称して、みずから愛唱歌を披露して視聴者を癒す、変幻自在の素敵な存在であられます。山城さんは北風のときは真実の口のトリトーネのように厳かであり、太陽のときはともするとラッコのように愛らしい様子を示したりなさってそのギャップが萌えポイントなのであります。 そんな真実の口のように、底知れぬパワーと威厳と愛嬌を兼ね備える山城さんであっても、昨今の「知らなければ大丈夫」「生まれてなければ知らないもの」「私が知らないのだから当然、普通の大臣など知らないのであります」「国民の方が知っているのは、専門家・有識者・科学者などはなんでも知っていて、ないものでも『あります』とかいうこともあるのでありまして・・・」などといって議長にすら叱責されるあのひとと向き合うのは大変であろうと拝察されます。 もちろん山城さんには素晴らしいオール沖縄の仲間たち、あるいは辺野古を応援する全国のひとびとの力が集結しているのは確かなことです。雨の日にも風の日にも来る人にも去る人にも暖かく深く接するこのリーダーとその仲間たちに幸多かれと、神経痛の足をさすりながらキャスで応援しております。 勝利の日までトリトーネの力が山城さんと共にありますように。 ☆祈り☆ パナセァ pppppppppppppppppppppppppppppppppppppppppp ☆フランスにちなんだページです!(^^ゞ☆ 札幌道新文化センター「初めてのパリ・旅のフランス語」 楽天ランキング 総合1位 **************************************** ○お勉強のページ(*^^)v☆ panasea75のフランス語超入門におよりくださいませ\(~o~)/♪ トップページもご覧くださいませ(#^.^#)☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 1, 2015 10:45:08 PM
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