|
全て
| カテゴリ未分類
| 英語
| 映画
| 料理
| ぱなっち
| 夢
| 旅行
| おいしい
| ばか男
| 庭
| 作品
| 絵本
| 劇場
| 職場
| イギリス
| Books
| 友達
| 日本
| 徒然
カテゴリ:ばか男
奴がぱなっちに何を言ったのか知らないが、ぱなっちは
「土曜日に、ダディが来る。ダディが来る。」 と言っていた。 ぱなっちは風邪気味だし、私も疲れていたので、朝9時からのバレエのお稽古はお休みして、家でまったりしていた。 咳をしながらもぱなっちは起きて、ダディが来るからと、自分でお着替えして待っていた。 「マミーも早く起きて、ダディもうすぐ来るよ。」 と、何度起こされたことか。 「ダディは来ないよ。」 「来るよ。」 「1ヶ月に一度でしょ?」 「今日、来るよ。」 そんな話は、私は聞いていない。 聞いていないどころか、いつものように喧嘩をして、 「あんたに話すことなど何もない。一切こちらから連絡はしないから、お好きな様に。」 と、言ってやったのだ。 お宝画像への返信だって、しなかった。 めんどくさいけど、買い物に行こうかなと、支度をしているときだって、ぱなっちは 「まだ!ダディ来るかもしれないんだから!!」 と、言っていた。 午後2時のことだ。 ぱなっちは、お昼から玄関の階段に座って遊んでいた。ダディが来たらすぐにドアを開けられるように。 そこで、ふと、携帯の電源を入れてみた。 着信あり。 「忘れてたけどさぁ、今日は出掛けるんだ。もし良ければ、来週ぱなっちを迎えに行くけど、何時がいい?」 今朝10:40過ぎのテキストだ。 怒りでわなわな震えた。 玄関から聞こえてくるぱなっちの歌声に泣きそうになった。 忘れてただぁ?! 来れないと言うのを忘れてただぁ?! っていうことは、やっぱり、あんたは、ぱなっちに今日来るって言ったんだね?! いいよ、別にあたしには言わなくったって。 それが、あんたのやり方だと言うのなら。 でも、約束は守れ!! 来ると言ったのなら、来い。 涙を隠して、 「買い物に行こう♪」 と、待ちぼうけのぱなっちを連れ出した。 「ねぇ、ダディに電話してみて。」 ぱなっちは日曜の夜まで、ずっと言っていた。 電話はしない。 私は、はっきりと、こちらからは連絡をしないと言ってあるんだ。 私と話しをしたくないと言ったのは奴。 だから、電話はしない。 私の携帯へテキストをなぜ送る? どうして家の電話にかけない? なぜ、自分ではっきりとぱなっちに謝らないんだ? 「ぱなっちよりも重要なもの(女)があるから、今日もドタキャンするよ。前から約束していた娘よりも、ずっと重要なんだよ、そっちが♪」 奴がぱなっちに謝罪したことは一度もない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ばか男] カテゴリの最新記事
|
|