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カテゴリ:うれし楽し
昨日は、結婚前に勤めていた会社の先輩3人組が、
激安ツアーで韓国上陸中だったので、 ソウルで自由時間に会えることになったのよ。 9時に待ち合わせだったので、朝7時過ぎに家を出たのだが。。。 まあ、子パンダが史上最悪の寝起き。 「眠い~~!!!子パンダ行かない~~!!!靴下はかない~~~!!!パジャマ着替えない~~!!!」 んぎゃ~~~~~~~!!!!! あまりの騒ぎに、2階のパンダ母がずんがずんがと、わたしたちの寝室にまで あ! っという間に、入ってきて、 「@#*&%$▼▼#&*凸!!!」 と、子パンダの足をむんずとつかみ、3人がかりでズボンだけ替えることができた。 わたしは、子パンダのだだこねよりも、ぐちゃぐちゃの寝室を見られたことで、動悸息切れがした。 子パンダは靴下もはかないまま、パンダに米俵のように担がれて 冷え切った中、わたしたち親子3人は、家を出た。 「ふん!!!あ~!!!寒い寒いっ!!!子パンダ靴下はいてなくて何よりだねっ!!!」 とパンダ母が悪態をついた。 息子を困らせるのは、可愛い孫でも許せないらしい。 日本じゃ考えられないけどね、ははは。 駅に着いても、まだ子パンダは靴下もはかず、涙と鼻水をたらしていたが、 汽車に乗ってからは、窓の外の景色にご機嫌で、パジャマからワンピースにも着替えて、 「今日誰に会うの~?Kさん?Tさん?Eさん?」 と、先輩3人の名を復習していた。よしよし。 3人は、わたしが中国で暮らしてた時にも、わざわざ中国まで会いに来てくれたほど すごい行動派。 年に一度の3人旅のために、仕事も頑張ってるんじゃないかしら??? 今回、この激安ツアーを見つけてきたのはEさん。 趣味でフルートやらエレクトーンやらをあやつり、中国では二胡という楽器を買って帰り、それも演奏するらしい。 この旅の前に、 「奥さん~、韓国の伝統楽器買っといて~。」 といわれ、この日、わたしたちはでかいチャングという韓国の太鼓を持ち歩いていたのだよ。 そして、Eさんはインサドン(仁寺洞)でも、古楽器の店に入って、笛の教本を買っていた!!! ハングルなのに~~~!!! 根性あるわ~~~!!! そして、Eさん驚いたことに、このツアーで、まだ一度も便が出ていないとのこと。。。大丈夫なんでしょうか?! おっとりタイプのTさんは、わたしの知らないうちに、すっかり韓流にはまっていて、 ソンスンホンの小物を買っていたよ。 誰かにお土産頼まれたのかな?って思ったら、自分のだって。あははは。 Tさんは総務部にいて、部長やらまだ尻の青そうな男の子やら相手に、大変だと思うけど、 でも、いつも明るく賢くにっこり笑って、言いたいこともちゃんと言う(笑) あんな奥さんはいいなあと思う。 太極拳用に、と改良韓服を自分のお土産にしていた。 素敵だったよ~。 Kさんは、同じ部署にいて、一番つきあいが長い先輩。 残業も遅くまで一緒に頑張ったし、出前の中華丼やカツ丼もよく食べたよね~。 ほんと、Kさんいなかったら、はじめの1年で辞めてたかも。。。 そんで、Kさんも韓国ドラマはまりまくってるんだよね。 「わたしの名前はキムサムスン」も、オークションで手に入れたらしいわ。 でも、いっぱい他に見るのたまってて、まだ見てないって、どんなんよ? 一緒にお茶飲んで、そこの入り口でも パシャ、パシャ!とシャッターを押す3人組。 ああ、そうか、旅人だと、こんなのも新鮮なんだよね。。。 しかし、すごいツアーだよ。 関空発、釜山着。 テグに移動して、なんとかいう田舎に宿泊。 翌日慶州を観光して、なんとかいう大学見学して、なんとかいう田舎に宿泊。 翌日水原に移動して、華城観光、民俗村で昼食、ソウル移って市内観光。 で、最終日、ソウルであわび粥食べて、5時間自由行動、夜の便で関空へ。 これで、ホテル、食事ついて、なんと!!! 29,800円なり。 でも、3人とも口をそろえて、 「次は絶対ソウルで2泊はしたい~~~!!!」 そうだよね、もっとお買い物もしたいだろうし、晩から朝まで遊びたいよね。 わたしもまたお付き合いしたいわ~~~。 最後に、パンダの知ってる店で、韓定食を食べて、パンダがご馳走すると言うのに、 お姉さま3人は 「だめ!だめ!そんなのは絶対だめなの!!!」 「ごめん!全然足りないけど、3人分!」 「ほんと、恥ずかしいけど、もうこんだけしかないの!!!」 と、わたしのポッケに、2万6千ウォン(2700円)を押し込んだ。 3人組が、定食で出てきたチャプチェが美味しいと言ってたので じゃあ、このお金で、ハルサメ買ってよ! と言っても、きいてくれない。。。 「パンダ~、お姉さま方が、定食のお金払うって~~~。」 と、パンダにお札を渡そうとすると、また後ろで 「ごめんなさ~い、ほんと全然足りないと思うんですけど~~~!!!」 とかしまし娘の声がした。 パンダがぎゃははっ、と笑って 「いいです~、結構です~、ほんとに全然足りませんから~!!!」 と言うので、わたしもかしまし娘も爆笑だった。 でも、どうしても受け取ってくれないので、お代はありがたく頂戴したよ。 それから、 「パンダさん!パンダさん!今度いつ日本に来るの?!」 と、とどまることを知らないかしまし娘の勢いに、予定もないのに、パンダがつい 「ら、来年・・・」 と答えていた。ははは。聞いたぞ、聞いたぞ~~~!!! ありがとう先輩~~~!!! 2時に他のツアー客と待ち合わせていたから、また明洞に戻り、 5時間の自由時間はあっという間に、過ぎ去ってしまっていた。 70人のツアーに混じってきた3人組は、ぞろぞろと、おばちゃんたちに混じって、手を振りながら見えなくなった。 残ったのは、3人がえっちらおっちら山ほどかついできてくれた、お土産と、 サザエ姉ちゃんからのお土産。 汽車に揺られているうちに、案の定、子パンダは眠ってしまい、 またパンダが子パンダを担ぎ、 わたしは両手に2つずつ、荷物をぶらさげ、 列車を降りた。 腕も手ももげるかと思ったけど、心は軽かった。 階段の途中で、後ろからおばさんが、 「ありゃまあ~こんな重いの一人でまあ!!!」 と改札過ぎるまで、一緒に持ってくれた。 韓国の人、こういうとこは、ほんとに親切だよね。ありがたいわ。 改札過ぎて、よろよろとやっとのことで、タクシー乗り場にたどりついた。 パンダ家までは歩いてもたいした距離じゃないので、駅からタクシー使うのは初めてだったよ。 料金もワンメーターだけだったら、どうしよう、と思ったら、 家の前でようやく カチャッ! とメーターが上がり、ほっとしたが、見たらなんと 1700ウォン(180円) ごめんなさい、運転手さん!!!2000ウォン渡して、おつりは悪くてもらえなかったよ。 部屋に着いて、ひとつひとつの荷物をほどき、 ひとつひとつ感激しながら、ダンボールの箱の中へ。 またしても日本祭り!!! 本当にありがとうございました~~~。 胸がほかほか温かいわ。 故郷からの、飛脚3人組。。。 また来年も会えるといいな。 P.S サザエ姉ちゃんから、子パンダに昔話の絵本もたくさん届いたよ。 今朝早速読み聞かせしていた「かちかち山」 最後、たぬきの乗った泥の舟が沈むの~~~?! ってとこで、ページが破れてて、 無い! 無い!! 無い!!! その代わりに、サザエ姉ちゃんのメモ書きが... 「きゃ~~、びっくり!ごめんね子パンダ。おはなしのラストはお母さんに聞いてね。」 姉ちゃん、姉ちゃん... あなたにびっくり!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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