テーマは「つながり」
今日は在宅勤務を午前中で終え、午後は半休をいただきました。休みではないけど、明らかに自分の時間が増えている。時間ができると本が読める(読める人は時間なくても読めるけど)。本が読めると考えが動く(食べ物食べて胃が動く感じ)。考えが動くとなにか書きたくなる。書きたくなるけど、まとまらない。 インターネット上を色々とめぐっていると、本当に色々な人がいる。とっても面白い。本当に一人ひとりに哲学があることがわかる。それがインターネット上で交わっているのが見えるのは、SNSのいいところですね。 以前も書いたけれど、「さらざんまい」というアニメが去年放送していました。 浅草が舞台のこのアニメ、女装をする主人公と、同性愛者の男の子と、人の命を奪ってしまったことのある男の子が、それぞれの感情や欲望に揺さぶられながら関わっていくお話です。そしてこの3人はたまに河童となって、欲望の塊のゾンビや、カワウソと戦ったりもします。 僕の説明力のなさも結構ありますが、本当にこういう話です。興味があればぜひ。 このお話は(というよりもこのアニメの監督の幾原さんの作品は)、見た目はポップで、よくわからないのですが、実はメッセージ性の強い作品として評価されています。 テーマは「つながり」 お互いを知っているようで知らない関係とか、言いたくても言えないことがある状況とか、そんな中でも認めてほしい、けど上手く表現できない、とか。 そんな人の欲望が渦巻いている現代社会で、どう生きていくか、ということが目立つ特徴のある3人を中心に描かれています(たぶん)。 「つながりたいけど、つながれない」 は、このアニメの10話のタイトルですが、人間関係の希薄化が言われている現代社会でも、みんなつながりたいという気持ちはある中で、つながりにくい世の中になっているのでしょうね。 そんな中、こうしてSNSで交わったり、オンライン〇〇なんていう形で人とつながる機会が無限大な今の時代は本当に面白いと思います。 あとは、つながる機会が増やせる中で、どのように、つながっていくか。自分の欲望があるのに、ただの機会として、ぺらペらの関係で満足しまっては多分ダメ。 お互いを知りたいから、どうやって。言いたいことを我慢したくないから、どうやって。認めてほしいけど、どうやって。僕は、もっと自己開示をしていかないとかなあ。隠しているわけではないけれど、あんまり自分のことを話すの得意ではない。自分のことを話すのが得意ではない僕が話しやすくなると感じるのは、何を言っても大丈夫と安心できること。何を言っても大丈夫と安心できるのは、なんでも話してくれて、なんでも聞いてくれる人。なんでも話してくれて、なんでも聞いてくれる人は、そうした内容も話しちゃうくらい、たくさんかかわった人。前に聞いたコミュニケーションは質より量ということですね。かつて学んだことと今をぐるぐる。おすすめの本と、簡単で美味しい料理を教えてください。