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アジア雑貨と茶みせ パンパラ

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2011.09.16
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カテゴリ:アジアの事
インドやネパールというと皆,よく知っているがバングラデシュというと,どこにあるの?どんな国?と言う人が多い。

私がバングラデシュという国に興味を持ったのは,20年近く前。
ある雑誌を見ていると,隅っこの方に,とても小さくニワトリの刺繍が入った布の写真が載っていて「バングラデシュ産 ノクシカタ」と書いてあった。

ノクシカタとはカタ(布)にノクシ(デザイン刺繍)するという意味である。
このノクシカタという物は,破れたりして着れなくなった古いサリー布2~3枚をまとめて1枚にして刺し子刺繍し,再利用したというのがはじまりだ。
伝統工芸であったが時代の流れで誰もしなくなってきたのを,NGO等の団体により,指導を受け復活したのである。

雑貨好きの私としては,その小さな写真を見たとき,あまりの衝撃にゾクっとした。
私が見たものは,完成度が低いというか,小さい子が書いた絵を刺繍したかのような物だった。

下の写真は私が買ってきたものの一部。
これ,全て,手刺繍。
ここまで細かい手刺繍はなかなか無い。

これはティーポットやお鍋等を置く鍋敷き

コピー ~ IMG_1480.jpg

コースター

IMG_1487.jpg

眼鏡ケース

IMG_1456.jpg

それから10年ぐらい経ったある日,姉の部屋に入ると,知らない女の子の写真が飾られていた。
「誰?」と聞くと,フォスタープラン(今はプラン・ジャパン)で支援している子だという。

自分が支援(毎月5000円送金する。今は3000円から可能)したいという国を選び,その国に暮らす登録された子供と文通などが出来る。
姉は,どこの国でもいいと言ったら,確かアフリカ?になったと思う。
そこで,私もこれをしてみたいと思った。

このプランジャパンという財団は,集まった寄付金を貧しい人々に与えるのではなく,その村に病院や学校を作ったり,生活の基盤を整えるようなことをしてくれる。
日本では,たかが5000円と思うかもしれないが,あちらの国は平均年収3万円なので,大変なお金なのである。
というわけで,この5000円が,直接貧しい人の手に渡ると,この人達は働かなくなってしまうし,一部の人が怠けて暮らせるという具合になってしまう。
私は資料を請求し,このプランジャパンのやり方が気に入ったので,支援することにした。

そこで,支援したい国に最貧国の上位である「バングラデシュ」を選んだ。
そして,そこに住む男の子と文通が始まった。
その子は,貧しい村の子で,普通なら小学校に行ってる年であるが,このプランに入るまでは,学校にも行かず,親の手伝いをしていたようだ。

貧しい国では,教育を受けさせるより,すぐにでも家計を助けて欲しいという家庭が殆どであるため,学校に通っていない子が多い。
そのため,その子が大人になったときに就ける仕事も,また肉体労働や低賃金の仕事であり,悪循環だ。
このフォスタープランは,教育の重要性にも重きを置き,ここで暮らす人々に,最低限の物を用意し,自分達の生活を向上させるきっかけのような物を与えるのである。

のちに(2003年),私は,フォストファミリーであるナジュミュール君に会いにバングラデシュに行ってきた。
そして,沢山のノクシカタをこの目で見て,沢山,買い付けてきた。

昔,雑誌の片隅で色鮮やかなノクシカタを見ていなければ,私がこの国に足を踏み入れる事もなかったし,ナジュミュール君との出会いも無かった。

実は4年前,経済的理由で,私は,このプランジャパンへの支援をやめてしまった。
とても心苦しかった。
私は,二人の子供が小学生になる2年後に又店を再開したいと思っている。
その時に,またプランジャパンへの支援も再開したいと思っている。

そういう私が言うのは何ですが,もし,余裕のある方は,支援よろしくです。


ボランティア・寄付ならプラン・ジャパン






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Last updated  2014.10.02 00:40:18
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