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namiママの前向きな日々~全力で教師やってます。これでも。~

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February 24, 2008
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カテゴリ:おしごとにっき


土曜日、保育園の参観+新聞の編集会議。

ゆうママと刹那のようなデートを楽しむ。

…彼女と過ごしてると何時間あっても時間が足りない…。

3時間以上しゃべったのに…

恋人とのデートで例えれば…




とりあえず充実した一回戦は終えてちょっと落ち着いた…





ってくらいな感じでしたうっしっし←聖職者

また、すぐあいたい…




さて、子どもたちを預けたのは日曜日の丸一日出張に備えて。

でも、おかげさまで ゆうママとデートもできたし。

ぱぱと居酒屋デートもできましたハート(手書き)

充電して 今日は丸一日 障害者技能大会の県大会の引率。




公私混同な週末でございました。




…さて、先週のこと。

ただいま、単位調整期間中で変則時間割。

普段入らない授業の補助に入らせてもらっております。





新鮮な美術の補助。

指導案では私はゆきちゃん付き。

今、美術はパソコンを使ってコラージュしてます。




「先週は彼女、体調がすぐれない…と途中にトイレに行ってしまって

 結局活動ができなかったんです。

 今週も、彼女の体調に気をつけて ついててもらえますか?」




「じゃあ、活動しなくていいって前提?」 ←いじわる。



「いや、してくれたらうれしいです…」



「了解♪」




ゆきちゃんが、なかなか活動にのってこないので

美術の先生が悩んでいたのは知っておりました。




さあ、ゆきちゃん、説明にも気はそぞろ。

ため息をついております。




特別支援教育無免許運転の私ですが

特別支援教育の意義。

基本は「レディネスを成立させること」だと思ってます。





レディネス:学習に取り組むための準備ができてる状態





学習集団のなかですべての生徒のレディネスが成立してるなら

特別支援教育は半分以上成功していると思います。

でも、学習に取り組む前でつまづいている生徒のために

特別支援教育があると思うのです。






さあ、ゆきちゃん、なんに引っかかってるんでしょうね。

心に寄り添うとこから 始めましょ。




「さあ、パソコンはおいときましょ。

 なにか 心配事とか 腹が立ってることがある?」




「はい。あります。」



「どうしたの?話したらすっきりする? 教えてくれる?」



あっさり、教えて、怒りをこそこそ話でぶちまけてくれました。

友達とちょっとトラブったようでした。




「そっか~ わかってることいわれると腹立つもんね~。」


「そうなんですよ。」



「ところで、この画面はゆきさんのなんだけど、

 今開いた画面はnami先生のね。

 ゆきさん、竜を作りたいんだっけ?

 私もまねしようっと。
 
 あ、このケチャップ使える~♪」





♪♪♪




「先生!」


「なあに?」


「いいから、変わってください!」






レディネス完了であります(^^)>~♪





あとは、10分の休み時間を挟んだだけで

なんにもいわなくても ゆきさんは2時間活動できましたうっしっしちょき

私は彼女がいない10分間で 太鼓をベースにした

「Hなドラえもん」を完成させて男子生徒をよろこばせただけ♪

↑なぜかコラージュに使った太鼓にHって書いてあったんです。





私が彼女を好きなこと。

彼女が私を好きなこと。

そして、私が提供する題材を楽しんでること。




基本は「好き」





これだけで、8割方レディネスは成立すると思うのです。

ちなみに ゆきさんは私の授業ではいつもノリノリで活動してます。





さて、担任してるわけではないのですが ゆきさんウィークでした。




「nami先生!ちょっと…」



自立活動の時間、担任してる車いすの女の子と一緒に

活動してたら、やくざな彼に呼び出しを食らいました。

せっかく…



「さすが、nami先生!

一年間つきあって

 私の体の扱い わかってきたよね~」





と めずらしく ほめて育ててもらってたとこだったのに…(笑)





「何?」


「ごめん、ゆきさんを注意したら トイレに閉じこもってしまった…

 あと、頼んでいい?」




男性担任団のゆきさんのクラス。

ときどき、こんなヘルプがあります。



「了解♪」



車いすの大人な彼女は 事情を察して



「nami先生、家族(うちのクラスを例えて)の愛情のおすそわけしてきていいよ。

 私、手先の方に行くから。」




「ありがと。」






さて、トイレからは出ておりますが

奥の教室でゆきさん 号泣しております。




「どうする? 一緒にいてほしい?

 一人になりたいなら、あっちに行くけど。」





ぽろぽろ涙を流しながら…



「一緒にいてください。」


美人さんが涙を流してそんな台詞を吐いたら

男性はいちころだよなあ…

と不謹慎なことも思いながらおつきあい。




「いっぱい泣いていいよ。

 ここにいるから。」




泣いてるうちに落ち着いてきたみたい…



「○○先生に怒られちゃった?」



「はい、もう、いつも怒られるんです。

 うちでも、怒られたり 他のことがあったりすると

 涙が止まらなくなったり 暴れたりしちゃうんです。」



「そっか~。」



「でも、泣くことはいいことなんだよ。

 泣くのを我慢しちゃったら、心が壊れちゃうからね。」



…泣く



「怒った○○先生や お母さんが悪いと思う?」




「思わないけど 泣くのは 押さえられない」



「すごいね、ちゃんと、わかってるじゃん。

 なら、大丈夫。

 泣くのは 泣いていいから。

 ○○先生、ゆきさんを心配して わざわざ私にお願いしに来たんだよ。」



「え~ あれは心配してないよ。」

↑照れて



「心配しまくってるよ。」



「そうかなあ。」
↑うれしそう




 「nami先生、明日は来ますか?」


「明日は午後 出張。」


「金曜は?」


「金曜は一日いるよ。」


「ああ、よかった。」 




「じゃあ、もう食堂に一人で行けるね♪」



「はい。」




次の活動に対するレディネス完了であります(^^)>~♪





詳しい話はやくざな彼としてません。

でも、完全に私の対応を信頼して任せてもらったので

信頼に応えないわけにはいきません。




この場合、



教師間の「信頼」

ふたりとも ゆきさんが「好き」


 


それがレディネス完了の魔法♪




「好き」からしか 始まらない。

そして、「好き」ははかれないし

評価はできないけど

すべての教育は「好き」抜きに成立しない。 




そして、見えないけど

案外 簡単に「好き」は伝わる。




私は なんの技術も

知識もないけど

「好き」を伝えることだけが

得意なのかもしれません♪

男性にも。




教育現場に「好き」の魔法が

充満するといいのにな♪




あなたが好き。

先生が好き。

授業が好き。

勉強が好き。

学校が好き。





ね、毎日がすごく楽しいよ。





すべては好きからしか始まらない。

そして 今 大切なことは 「君が好き」

こんなシンプルなことなのになあ。

そう感じている私です♪

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Last updated  February 24, 2008 09:20:50 PM
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