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南の島物語

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2010.05.20
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カテゴリ:海釣り

komeji 

このところキハダが釣れてる。といっても簡単ではない。

タイミングさえ良ければ入食いになるが、チョイ外したら全く、と言う事になる。

しかし、天候が悪い場合は如何ともし難いが、食わしといて外すケースも多い。

特に最近のブリやワラサに慣れたアングラーは、慌ててしまう。そこが問題だ。

どんな魚でも、船影や人の近くになれば驚く。

まして、魚類の中でも指折りのスピードを持つ魚だから、その瞬発力は想像を超える。

ブリのつもりで、リーダーを持って走りを止めるなんてのは10キロサイズでも要注意だ。

ランディング時に安心してロッドを立てて、竿を折られるのはマグロ類で良くあること。

 

先日のJ-1で、せっかくの優勝サイズのキハダマグロを食わせたチーム。

何しろ大会で優勝が掛ってリャ、船頭だって慌てる。船頭なら安心なんてのは大間違いだ。

太い糸で締め慣れてるから、思わずリーダーを持つ。

そりゃ600ポンドぐらいの糸を扱ってたのが、いきなり100ポンドを力で締めりゃ切れるワイ。

まして、ベテランアングラーであっても、マグロを釣り慣れてる奴あ、そう多くない。

アタフタアタフタが目に見えてる。しかし、ランディング終わるまではアングラーの責任。

 

大会の後での雑誌取材。アンリパの石井とおいらの2人でキャスティング。

後輩に花を持たせなキャだから、舳は石井。おいらはその下で。

ようやくマグロが跳ねた。「あそこ、あそこ!」スワッとばかりに石井が60メートル投げる。

おいら、その左の10メートルぐらい先。石井ヒットだが、距離が離れてるので問題なし。

「大きい、大きい」騒ぐ。

直ぐにおいらにヒット。此方の方が大きい。

何しろ、今回は石井がメイン?。カメラマン慌てる。「わ~、パパ、ダブルヒットなの」

「大丈夫、後ろに回るから、こっちに走らすからクロスしないよ」

おいら、後ろに。舳ではバタバタ、バタバタ、船長がランディング。潤航丸慣れてる。

その間にゆっくり、おいらは浮かす。「ゆっくりで良いよ、こっち間もなくだから」

10_5_8_papa_karei.jpg

チョイ、ギャフを用意して(自分でランディングするつもり)。

「おっと、おいらのデカイ。でも25キロないなあ~」

焦るこたない。弱るの待って、おいらも取り込み成功。

papa

コンなんでした。

そうなんです。マグロ類は船に近付いてから走るので、とにかく、落ち着くこと。

回数釣ってリャ慣れるんだけどね~。

 

パパズインへのお問い合わせ。

04996-2-3888    メールは コチラ。

 

J-1グランプリの結果報告は(パパズインのホームページ)。

http://www.papasinn.com/

 






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最終更新日  2010.05.20 17:16:27
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