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2010年07月15日
テーマ：今、健康ですか？(253)
カテゴリ：今は亡き母の話
痒くなってボロボロが出始めて一週間がたつ。
飲み薬は今日でおしまい。これは痒みをおさえてくれているはず・・・ 昨日は朝から少し汗ばむ感じで、そうなると掻きむしりたい衝動にかられた。 掻いたらいかん！ そう思うとますます痒くなる。 塗り薬は１日１回。 じーっと見ればみるほど鳥肌がたっているようで気持ち悪い。 暑くなっても家にひとりでいるときはエアコンはつけないようにしていた。 窓を開けても無風状態の時は扇風機でぬるい空気をかきまわしていた。 でもないよりマシ！ そのせいで身体がバテていたのかもしれない。 なんとヤワな人になってしまったのか・・・ あ～ 母もよく痒がっていたっけ。。。 おっ！そうだ！！ うちの母はよく、とある水を買ってきていた。 お風呂もあって時々父につれてもらっていた。 母は手術をする度に傷口が膿んでしまう人だった。 その水をわかして傷につけていた。 ガーゼに浸して何度も何度も・・・・ そのうち母が私を呼んで言った。 「ほらっ！みてごらん！中から糸がでてきた！」 本当に白い糸がでてきた。 「この水は本当にいいんだよ。」 母の一番のおすすめの水だった。 ポリタンクにいつも家に常備していた。 そう言えば膵臓癌、肝臓癌を患って私が面倒を看るようになったときに 「水を買ってきて。」 突然言われてポリタンクを買って水を買いに行ったのは１年半前。 ポリタンクの方が高かった。 母には癌だと言っていなかった。本人の性格を考えるとどうしても言えなかった。 ひとつ思うとずっと、そのことが頭からはなれない人だったから。 「なんでこんなにだるいんだろう。」 昔から身体のあちこちが痛いとさわぐ人だった。 病名を聞かされた時に、本当にだるかったんだ・・・と母に申し訳なく思った。 私が小さいときから、頭が痛くて我慢できないからといって薬ばかり飲んでいた。 病院も大好きで検査もよく受けていた。 胃ガン検診も大腸癌検診もうけてきて 「お前も検査はうけろ！こどもがいるんだから！」 よく私に言ってたっけか。 病院に通って薬ばかり飲んでいた母にふさわしい病気だったように思う。 父はと言えば７７歳になるまで検査などしたことがなかった。 初めての検査で肺ガンがみつかった。 怪我して手が出ても自分でタオルをさいて巻きつけておくような人だった。 具合が悪ければだまって日陰で休んで静かにしていた。 自然治癒力ってあるんだと感じた。 母とは対照的な人だった。 母はいつも他力本願で病院や薬に頼った。 その母の最後の欲しがった水がまだ残っていた。 しかし、大丈夫かねぇ(-ω-；)ウーン １年半前・・・・ 捨てようかどうしようかと倉庫にいれてあったのをひっぱりだした。 恐る恐る味見をした。 かわらないかも・・・ 気休めでもいいから試してみっか～ あつ～くしてハンカチで痒いところに置いてみた。 おお～っ！あち～っ！でも気持ちいい～っ！！ １時間くらいかけて腕と首につけてみた。 首はまっ赤だったのが、ほんの少しの赤みになった。 これはいいっ！！ 脚も少しかゆくなりつつあったので思い立った。 お風呂にいこう！！ 時計を１２時少し前。お昼ならすいているだろう！ 車で１０分くらいだ。 張り紙がしてあった。 なんと１２時から５時まではお休み時間だった！(((￣□￣；ガーン) そのあしで買い物をして仕方なく帰った。 痒みはすっかりなくなった。 とにかく早く治したい！ 金曜日には役員会の後飲み会が待っている。 「飲んだら痒くなるんじゃないの～？」夫がニヤニヤ笑っている。 「いや、大丈夫！それまでに治るから！」 とは言うものの、お酒は怖い。 ドクターに確かめてはいけない。 飲まない方がいいって言うに決まっている。（≧∇≦）ぶぁっはっはっ！！ どんだけのみたいんじゃ！ 夫が腰痛もちなのに痛み止めを我慢してビールを飲んでいるときに ばかみたい！(*￣▽￣)ニヤリ と思っている自分だが、まさに今の私、そう思われている？！ 私も薬は今日まで。 あんなに短時間で楽になったんだから、明日絶体に行くぞ！！ そう意気込んだ。 ５時からの主婦はなにかと忙しい。 子どもの習い事の送り迎えもあるし、ご飯の支度もある。 携帯がなった。 「今日はお祭りなので、おやすみにします。子ども達もいきたいでしょうから。」 息子はお寺の住職さんのところで拳法をならっている。 まあ、ちんたらしたものだが・・・・ お祭りだからお休みだというあたり甘いのがうかがえる。 ん？！ってことは・・・ お風呂にいこう！！ ご飯をさっさとつくって出掛けた。 こどもも連れていきたいが、女湯には入れないからね～ 「○○の湯行くの？」と長男。 昔、またズレをおこして痒くてたまらなかった時に私と入ったのをおぼえていた。 「あそこのフロ、熱いんだよねぇ・・・」 そうだった。熱くてずっとフロの縁で座っていた長男。 娯楽のない昔ながらのおふろだからね・・・ 嫌がってたなぁ・・・ とにかく混み合う前にいかなくちゃ！ 家族風呂が３個分くらいの小さな浴槽だから、すぐにいっぱいになる。 ５時過ぎに行くとすでにひとりおばちゃんがいた。 また、ひとり・・・ふたり・・・ あっというまにおばちゃんでいっぱいになった。 思った通り熱いフロだ～ １０分もいられない。。。 思えば皮膚疾患の多い人がくるんだけど、それもなんだか怖いような気もする。 気にしていたら入れないが・・・ おばちゃん達の話しではアトピーの子がよく来るらしい。 その晩はすーっと寝られるのだと。 夏休みはこどもばかりらしい。 私のようなかぶれは、もってこい！って感じらしい。 誰かのブログで 「あそこはきれいになる前がよかった～。」 そう書いてあったので改築したのかな？！ 秘かに思っていた。 ちがった。 今が改築した状態だったようだ!Σ(￣□￣汗…) 昔、どんなんだった？！ そして今日、長男の通信簿をもらいに学校に行く。 うちは３時半から。 担任の先生は２年目の若いお姉ちゃん先生だ。 まだお話をしたことがないので楽しみだ。 「おかあさん、ぜったい先生を笑わそうとかしないでね！」 長男はそれが心配らしい。 しなわけないじゃん（≧∇≦）ぶぁっはっはっ！！ お母さんの楽しみなのじゃ。 その後で、もう一回フロにいってこよっかな～ 今、ちょっとした鮫肌状態になった。 民間療法、あなどるべからず！だ。 捨てないでよかった～ お水。 「水、遣わんかい！！」 母はじれったくみていたのかもしれない。 捨てようとしたのがまずかったのかもしれない。 なくなるまで大事にするよ～ お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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