海勇(みゅう)虹の橋へ
もう49日も済みましたが、私の可愛い海勇(みゅう)が、11月28日、亡くなりました。はじめてご飯を半分残して病院に行ってから2日目の早朝でした。体調悪化があまりにも早いこと。ご飯を残した時に抱っこしたら温かく感じたので、体温計の電池を買いに行って、入れて測ったら、すでにあまにりも低かったこと。すぐに病院に行ったら36度の低体温だったこと。食べないこと。もともと野良くんだったこと。2か月半くらいだったこと。850グラムと、小さいこと。目が左右ちょっと違和感があること。小さくて、いろいろ検査できるほど採血できないこと。などなど、いろいろ合わせて、原因はFIP発症が濃厚だとのことでした。あまりにも突然で、病院に行こうが、寝ずの看病をしようが、なにしようが、みるみる悪化していき、私も獣医もどうすることもできませんでした。亡くなってからしばらくは辛いなんてものではありませんでした。生まれてたぶん5週目くらいに近所の畑で保護して、我が家で7週間暮らして、亡くなって、また7週間経ったので49日。なんと短い生涯なんでしょう。ココとレオがいて、預かりボラで保護犬たち10わんと一緒に暮らしてきましたが、死別は初めての経験でした。里子に出す淋しさなんて、淋しさとは言えないですね。亡くなられてみて初めて知りました。亡くなってから、どうしても海勇に会いたくて、保護猫カフェに行ったり、子猫の里親サイトに登録したり、生まれ変わってくるとしたら、どこに、何月頃だろうと本気で考えたり、海勇の生まれた場所らしき猫屋敷っぽいお宅に行って、猫さん達をじろじろ見てみたり、冷静に考えるとおかしなことを随分としました。笑ある保護猫のシェルターに行ったとき、海勇の話しを泣きながら聞いてくれる若い女性がおり、なんとなく、話しをしているうちに、海勇とは違う猫を迎えたくなりました。その子には申し訳ないけれど、海勇が亡くなったので、もう海勇を超えることは不可能だから。そうなると、性格とか見た目は二の次で、まずは健康である可能性が高いこと。商売で交配したのではなく、保護された猫であること。ココレオとなるべく共存できる子であること。など、本当にエゴの塊で、12月16日に新しい猫さんを迎えました。生後3か月半、ワクチン3回済み、早期去勢済みの男の子です。名前は太河(たいが)。やっぱりキラキラネームです。笑太河が来ても、海勇が可愛いのには変わりなく、自分でも不思議なくらいです。私の可愛い海勇。いつまでもそばにいてね。