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ココとレオのブログ

[リウマチ] カテゴリの記事

全49件 (49件中 1-49件目)

犬のリウマチのこと

犬のリウマチ関連のキーワードで検索すると、結構な確率でこのブログが表示されているということをついさっき知ってしまった。汗しかも表示されるページでは、こっぱずかしいことをなんだか切々と・・・(;^ω^)２００９年５月発症だから、もう６年半前のことです。あれからリウマチと診断される犬もかなり増えてきたようだし、情報は溢れているようにみえます。６年半前は、ネットでもまったく情報はなかったんです。少ない手がかりを必死でたぐって、飼い主同士の情報網が心の支えでした。いま、罹患した子の飼い主さんは逆に迷うことが多いみたいですね。うちのココはいろんなことがありつつ、今では落ち着いてきたこともあり、いまの最新情報はうちのブログではゲットできないかもしれません。ごめんなさい。寒くなってきたので、リウマチに限らず体調を崩す子が増えると思います。いざとなったら休日でも夜間でも駆け込める動物病院を何軒かおさえておきましょうね。ではよいお年を。

2015年12月31日

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もうすぐ丸５年

狂犬病予防接種の季節になると、思い出します。ココのリウマチ発症。発症は６月だったのだけど、例年どおり、狂犬病予防接種と混合ワクチンの抗体価検査をその前にやってました。５年前の狂犬病予防接種後、ココは見たこともない黒い便をしました。原因はいまだにわかりませんが、生肉を食べさせているわけでもないのに、おかしいなあ・・・とかなりネットで情報を探していたのでよく覚えてます。抗体価検査の結果が出る頃に体調がおかしくなった。かかりつけ獣医に様子見され、具合悪いまま、１０日後に足上げ。これはパテラ発症に違いない！と思った。直前の２月の５歳の誕生日に、ドッグドックに行った有名な病院に駆け込んだ。その場でリウマチの疑いがあることを告げられ、それからは地獄。もうあの頃のことは思い出したくないです。大袈裟でなく、私自身の人生も価値観も変わっていきました。運よくココは不幸中の幸いで骨破壊は進みませんでした。現在のかかりつけ獣医の話しでは、５年もこの調子ならば、きっと天寿を全うするまで大丈夫でしょう、と。ココ、現在１０歳。あと５年はこのままで・・・と願います。ココは大事な宝物。私はこの笑顔を守るために生きています。おそらくステロイド長期内服のため、緑内障を発症しました。右眼は失明、左眼はかすかに見えたり見えなかったり。ご飯の入ったフードボールは見えなくなっても、大好きなボールは見えるらしい。笑神様、素晴らしい能力をありがとうございます。リウマチは外科治療が禁忌。緑内障になっても、一切の外科治療はできません。どうかこれ以上の痛みが起きませんように。原因はわからないのですが、去年の冬に腎不全になりました。週１回の点滴通院でなんとか元気にやってます。ご飯は腎臓病の処方食と手作り食を交互に。毎年冬は体調悪そうな日が多かったのだけど、この冬はそうでもありませんでした。コセクインDSを始めたのがよかったのか、たまたまなのか。サプリメントはあまり好きではないんだけど、「関節に良い」と聞けば飛びついてしまう。飛びついて、試して、思わしくなければ捨てる・・・の繰り返し。バッチレメディ、ハーブ、マッサージなども同じく。弟犬のレオにとっては、いつまでも強い姉ちゃんです。楽しい気分ならバウポーズで遊びに誘い、気に入らなければ歯を剥いて威嚇するココ。笑ふたりはそれでいいんです。「犬　リウマチ」で検索してたどり着いて、ここを読んでくれている飼い主さん。状況はさまざまだと思いますが、診断が遅れたこと、痛みを代わってやれないこと、副作用のこと、遺伝のこと、繁殖のこと、獣医への不信感、迷い、周囲の反応と自己嫌悪。きっと私も同じです。自分を責めないでください。

2014年05月04日

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ココ、明日、眼科専門の動物病院に行ってきます

ココ、今日は２週間ぶりの通院。キサラタンとティアローズでコントロールしきれず、左右とも眼圧３３。基礎疾患のリウマチは炎症を作ってしまう病気。ココの今回の場合は、眼底の血管に炎症を作ってしまったみたいです。おそらくそれが原因で眼圧があがり、緑内障になってしまった。まだ視力があるうちに、リウマチが悪化してない今の状況のうちに、内科にも強い眼科専門の獣医さんを紹介してもらい、診察していただくことになりました。いつもの院長先生がその場で先方に電話して下さって、明日の朝一番に予約。明日、行ってきます。ココ、がんばってきます。場所は都内文京区。有名だそうなので、ご存知の方もいるかな。今日はココたん、珍しく診察台でぷるぷる震えてました。明日、できれば代わってあげたい。本当に代わって私が診察台に上ったら、診察台壊れちゃいますけどねwww

2013年01月27日

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キサラタンからトルソプトへ

ココ、日曜の通院で眼圧が正常値のまま安定していました。でも充血は引いていかない。なので、眼圧を下げる目薬をキサラタン（１日１回）からトルソプト（１日２回）に変更。ティアローズ（１日４回）はそのまま。とりあえず日曜帰宅してからずっと充血はありません♪やった。このまま充血もおさまって、眼圧もコントロールできればいいな。川越の薬師神社にお礼に行かなくては。ちなみに薬師神社のおうちのわんこはMダックスちゃんです。この前ココレオを連れて行ったら、やっぱりわんこの話になって、いろいろお話してきました。

2012年12月25日

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ココ、またまたまた眼圧下がりました

土曜日に川越の「時の鐘」の辺りにお出かけしました。目的地はここ。「時の鐘」の奥にある「薬師神社」眼病に効くと評判ですココの目もお願いしてきました寒いのに観光客がたくさんいましたそして今日、動物病院の通院日。おかげさまで眼圧が下がっていました。前回４９、今回１６。やっぱりお参りが良かったようです。いえ、キサラタンが良かったんですね。でも眼圧は下がっても充血は相変わらず。キサラタンで眼圧はコントロールできても、炎症の元をなんとか治療しなければ、いつまでも上がる眼圧を下げることを続けなくてはいけない。炎症の目薬を、ステロップ（ステロイド系）からティアローズ（非ステロイド系）に変更。回数も１日２回から１日４回に。１日４回かあ。工夫すれば無理ではないけど、本当ならばずっとココと一緒にいて、同じ時間間隔で点眼してやったほうがいいんだろうな。とにかく、これで炎症がおさまりますように。通院はまた２週間後です。↓ここはいつもの動物病院の休憩所おとといの地震、運良く何事もなく帰宅できましたが、こうしていろんなことが起きるたびに、わんこたちと日中一緒にいられる環境を作るのも、私の工夫次第だと思うようになりました。何かのために独立開業できるように準備をしていたつもりでも、いざ収入を考えると二の足を踏んでしまう。そうして１０年が経ちました。自分以外の（人間の）家族のサポートがない状況の私が犬を飼うということは、普通のご家庭の人が犬を飼うこととは、こういうところが違います。いくら「家族が犬の世話をしてくれない」と愚痴を言う人でも、自分以外の人間の家族がいるのといないのとでは、どれほどの違いがあるか知れません。ということで、たぶん助走期間は数年単位でかかりますが、自宅開業することにしました。ココもレオも、この腕の中で送りたい。甘くない世の中、それだけのために仕事を捨ててもかまわないと思える存在があることはとても幸せなことなんだと思います。

2012年12月09日

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ココ、また眼圧亢進

昨日はまた２週間ぶりのココの通院。眼圧亢進からほぼこのペースで通院しています。結果、またまた眼圧があがり、４０近くになっていました。前回キサラタンで眼圧が正常値まで戻ったので、キサラタンを止めてステロップを１日１回だけにした結果、眼圧がまたあがってしまいました。また次回通院まではキサラタン１日１回とステロップを１日２回に増量します。まだ視野狭窄もなさそうで、リウマチ自体も悪化はしてない様子なのがせめてもの救いです。でもこのままだと緑内障になり、両目とも失明します。緑内障を調べると免疫系疾患との因果関係が疑われているがまだ解明されていないと。解明されてない・・・そんなん、聞き飽きた。飼い主、こう見えて完全に心配モードに突入。神様、ココは良い子なので、光まで奪おうとしないでください。

2012年11月19日

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ココ、またまた眼圧下がりました。

一度下がった眼圧がまた上がり、キサラタンだけ1日1回点眼して2週間。今日の通院で、無事眼圧下がってました。今日から2週間はステロップだけ点眼。これで落ち着いてくれますように。あと、今日は病院でダックス福ちゃんのママさんと会いました。発症のショックはあるけれど、わんこが最期まで、楽しく幸せに犬生を送れるように、飼い主としてサポートしましょう。きっと大丈夫です。そして、発症は飼い主の責任ではないんだってこと。これは世の中のみなさんにも理解して欲しいですよね。ストレスがあったから免疫疾患になったんだろうなんて、思わないでね。元気そうな福ちゃんとママさんに会えて、嬉しかったです。そして、パピヨン可愛い子班のハル君にも会えました。ハル氏は相変わらずの美形で、私のど真ん中ストレートです。できればいつの日か、ハル氏のお鼻にタッチしたい、犬鼻フェチなアテクシ(￣▽￣;)またゆっくりお話したいですね。ココはとっても元気です。寒いから外に行きたくない、なんてことは、ありえません。レオのアジリティレッスンにも監督のような気分で参加(^_^;)寒くなってきたけど、ベットはホームセンターの普通の人間用のクッションでおっけー♪ペットコーナーにはあんまり寄りませんf(^_^;お留守番はホットカーペットつけるけど、活用してるかどうかは不明…

2012年11月03日

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思い出すこと　―　リウマチの診断　―

３年半前に、ココの異変を感じて駆け込んだ動物病院。当時かかりつけだった近所の病院は、「様子見」の結論だったのですぐにサヨナラ。あれから１回も行ってない。病院の前を通るのもイヤ。もっとも引っ越したから２度と行かないけど。高級住宅街のど真ん中のその病院には「ホメオパシー」「アニマルコミュニケーター」の看板がかかっていた。コアワクチンの抗体価検査も我が家が依頼するまでしたことなかったそう。胡散臭いとは思っていたけど、まあ、そんな病院だったってこと。数日後に駆け込んだのがいまの動物病院。難病のわんこを持つ犬友さんの紹介。とっても心配してくれた。でも、たぶん、私には腫れ物に触るような気持だったんだろうと思う。余計なことが書かれていないメール。そういえばリプライが妙に早かった（笑）難病の子を持たないと絶対にわからないことがあります。診断されたときの気持ち。自分を責めるような、天を責めるような、元気な犬を飼っている人を責めるような、複雑な気持ち。そんな気持ちになる自分が一番嫌い。ぴりぴりしてると、本気で心配してくれている人と、そうでない人が、手に取るようにわかる。それも辛いところ。難病の子を持つと、人の心が透けて見えます。だから気をつけなくちゃ、と思うこともある。

2012年10月23日

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ココ、眼圧下がりました

土曜日、動物病院へ行って診てもらったところ、ココの眼圧が16（正常値）まで下がっていました。これで眼科を紹介してもらうほどのことはなくなりました。先週あった充血も腫れもなくなっていました。しかし、目薬って凄いんですね。改めて実感しました。念のため、あと１週間「ステロップ」だけ点眼しておいて、また来週診ましょうとのことです。「ステロップ」は名前からして想像つくのですが、抗炎症ステロイド点眼薬です。結膜炎や角膜炎のときにも使う強い目薬で、動物用です。白濁しているので使ったことある人もいるかな。これでちょっと安心。

2012年10月15日

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ココ、眼圧亢進

この週末、月に１度のリウマチの通院で、いつものように、「何か変わったことや気になることはありませんか？」と聞かれ、そんなに気にするほどでもないと思いつつ、そういえば、という程度で、「右目が充血していることがあるんです」と申告。いつもではないんだけど、ココが猫ちゃんのように目をカイカイすることがあって、そのときに見ると、白目が充血してることが時々あったんです。眼圧を測ってもらうと、右目が29、左目が16。正常な眼圧の数値がいくつかなんて知らなかった私でも、「そんなに違うんだ」とびっくりした。外から見る限り炎症はない様子。でもココはリウマチだから。リウマチは全身のどこに炎症を作っちゃうかわからない病気。リウマチが目に悪さをしたのかな。あと、３年以上毎日ステロイド（プレドニン）を欠かさず飲んでる。ネットでみると副作用に眼圧亢進もあった。リウマチになってから原因を追究することが空しいことを知ったので、原因はこれ以上考えません。緑内障にならないように、視覚を失わないように、痛みが出ないように、リウマチがこれ以上ココに悪さをしないように、飼い主としてできることをするだけです。処方されたのはいつもと同じ飲み薬１週間分と、下記目薬３つ。・キサラタン・ステロップ・トルソプト毎日２回ずつ点眼です。１週間後の今週末、またいつもの病院で検査してもらって、結果が思わしくないようならば、眼科を紹介するのでそちらに行って下さいと。眼科に行くことになるかもしれないし、そうなれば、時間との闘いかもしれない。でも、これで命を取られるような状況にはならないと思う。リウマチわんこの飼い主さん＞微量でもステロイドを何か月も何年も継続して飲ませている場合は、たまには白目が充血してないかどうか、見てあげてね。

2012年10月09日

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今月のVMCセミナーは「犬の跛行診断」

隔月で東大農学部でやっているセミナー、今週金曜です。今回は招待講演でみっちり２時間やるみたいです。私も行きたいですが、たぶん無理です。行ければ内容を報告しますね。【セミナー概要】日時：2012 年 9 月 7 日 ( 19:00-21:00 )場所：農学部1号館8番大教室参加費：無料招待講演　　　林　慶（カリフォルニア大学デイビス校）　”実践、犬の跛行診断”＊症例検討はお休みです。

2012年09月04日

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リウマチでの通院について

ココは、最近は４週間ごとの通院です。体調が良いときにはそのくらいです。お薬は４週間分いただきます。お薬は日に２回。ごはんに混ぜてます。粉薬です。（お薬の詳細は、またのちほど、お薬手帳を見ながら書きますね。）診察はいつも触診。掛かりつけが、動物病院といっても外科に強い病院なのです。なんと、ココはリウマチにかかって１回もレントゲン撮ってません。その他の精密検査もしていません。触診と血液検査が主です。（リウマチではない免疫系の病気になったときには手術をしましたので、　その経緯はまたいつか書きますね。おととしの夏、脂肪織炎です。）ココがどこか痛いところがあるかどうか、身体に変化がないかを触診していただき、飼い主の私の観察報告を申告し、もし獣医さんが気になることがあれば血液検査をします。ここ半年くらいは血液検査はしてません。血液検査は主にCRP。ココの状態によっては、その他の検査をすることもあります。この３年の闘病で、週に２回通院していたこともありましたが一過性でした。それから週１回になり、隔週になり、一番体調が良い今、４週間ごとです。４週ごとに通院しても、「今月も変わりないですね」で同じお薬をもらって帰ることがほとんどです。ならばお薬だけもらって体調が悪くなったときに病院に行けばいいようなものですが、そうもいきません。やっぱり定期的に診てもらうことで、獣医さんにはわかることがあるようです。脂肪織炎もそれで見つかりました。いろんな病院があって、検査や投薬も違うでしょうし、個体によっても違うでしょうし、飼い主の意向や都合によっても違うかもしれません。残念ながら私は別の病院の対処を知りません。ココの場合は、ご参考までにしてください。こんな感じでリウマチわんこ４年目突入のココですが、おかげさまで、こんな残暑でも、元気で体調を崩すことなく、可愛く、わがままに、若く、活き活きした毎日を送っています。言わなければ持病のある子だなんてわかりません。ではお薬や脂肪織炎のことは、また今度。

2012年08月28日

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リウマチがちょっと顔を出す兆候　　～ココの場合～

お薬がうまくバランスできて、状態が安定してきたら、リウマチが顔を出す兆候をいち早く掴んで早めに対処することが大切になってきます。（いわゆる「マーカ」です。）わんこは「痛い」と言ってくれないので、このマーカを把握するのが一苦労です。ココの場合は、リウマチが顔を出す兆候は「お腹の調子」です。これも詳細な日記をつけて半年くらい経ってやっとわかったことです。CRPの値が上がる前に、なにか体調で変ったことはないか。日記にいろんなことをメモして、わかったこと。ココの場合は、CRPがあがる前には必ず便秘をしてました。便秘といっても、同じ生活をしていて朝晩１回ずつうんちをしていたのが、朝１回だけになった、とか、です。たまに下痢をしていたこともありました。下痢で焦る飼い主は多いけど、便秘で焦る飼い主はあまりいないんじゃないでしょうか。気を付けて排便排尿の様子もメモしてあげてください。私がここで間違ったことがあります。それは、腸内環境が悪くなったから、リウマチが悪化したのだろうという考え。　【正】　　リウマチが悪化　→　便秘の症状　【誤】　　腸内環境の悪化　→　リウマチが悪化　＝　便秘の症状この違い、わかりますか？便秘はリウマチの症状として出ているのであって、腸内環境が悪化したから、リウマチが悪化したのではありません。つまり、腸内環境を良くするように努力しても、リウマチ悪化の予防にはならないということ。飼い主ならば、リウマチを避けるためにいろんな努力をします。サプリメント、手作り食、温浴、マッサージなど。私もあらゆることをやってみました。でもリウマチの原因がわからない限り、予防は無理です。予防ではなくて、悪化する兆候をいち早くみつけて、対処すること。これに限ります。もちろん、これをするとリウマチが進行するよ、ということはわかっているので、それを避けることはとっても重要です。例えば、暑さ寒さ（特に寒さ）を防いでやるとか、必要以上に体力を使わせないとか。ココの場合、「お腹の調子が悪くなる」のが一番早い兆候で、「だるそうにする」のが次、その次が「足を上げる」です。朝、１回でも足上げをしたら、速攻で病院に駆け込む、というところでしょうか。熱が上がっていたら、最悪です。（定期的に自分で検温しておいて、平熱は把握しています。）３年間で足あげで病院に駆け込んだのは１回だけ。冷や汗が出ました。歩けないほどじゃなく、本当に１回だけ。うっかりすると見逃すような所作です。案の定、CRPはあがっていました。リウマチの兆候をつかむのは、飼い主の観察眼の良しあしです。メモ魔になってください。間違っても、「プレドニンを試しにちょっと切ってみよう」と勝手にお薬を抜いたりしないでください。元気そうにしていても、CRPは劇的にあがっていたりします。↓　わんこがお腹が痛いときのポーズはこちら床にペタっとお腹をつけていて、「夏だから暑いのね」くらいに思っていると、違うかもしれません。ココがこのポーズをとると、私なんて、もう、大変な慌てっぷりです。でも最近は、たいていは、原因は食べ過ぎで、翌朝ちょっとウンチがゆるめになるか、きれいなウンチに血便がちょっと混ざり、１食抜いて、もとどおり。でもこれが２日も続くと、本人がいかに元気でも病院に行きます。これでもCRPは1未満です。でもこれは３年かけて把握したココの場合です。ほかのわんこは違うかもしれないので、ご注意を。

2012年08月27日

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犬のリウマチ

ココがリウマチと診断されて３年が経ちました。同じリウマチわんこが先週ふたり亡くなりました。心からご冥福をお祈りいたします。犬のリウマチは、数年前に血液検査が簡単にできるようになってから症例も増え、早期発見ができ、いわゆる寛解も夢ではなくなってきています。発見が早ければ、手当ても早く始められ、悪化を食い止める可能性も高くなります。ただし、可能性の問題。他人が、「早期発見だったんでしょ？大丈夫なんじゃない？」と口を挟むようなことではありません。飼い主は、いつか来る「安楽死選択への恐怖」と闘う日々なのです。良い時も、悪い時も。獣医の「様子見しましょう」は「自分にはわからないから放置させてください」と同意語です。人間でそれが許されますか？「まさか、うちの子に限って」の迷いは難病の前には悪です。大切な愛犬の寿命を縮めるだけです。犬のリウマチは人間のそれと、そっくりです。私はココがリウマチになってから、人間のリウマチのことを調べました。ココを守りたい一心だったけれど、人間のリウマチの方への理解がいかに欠けていたか、痛感しました。申し訳ない思いでいっぱいでした。もしご自分のご愛犬がリウマチと診断された方は、少し落ち着いてきたら、人間のリウマチの方のことを思いやってください。たぶん、リウマチで辛い思いをされている患者さんは、他人の愛犬がリウマチになったと聞いても、心配してくださいます。私が知る限り、日本人の２％が膠原病に罹患されています。事情があって隠したい方も多いはずです。理解して欲しくて、理解されなくて、苦しい思いをしている方も多いはずです。すべて、ココがリウマチになったから、わかったことです。まだ若いんだし、難病でも明るくがんばっていきましょう！そんなデリカシーのない言葉をかけないでください。患者さん同士ならいざ知らず。ココは今日も元気で家や庭を走り回っています。いつ、この幸せが崩れるか、覚悟しながらの３年間です。私には（人間の）家族がいません。もしココの病状が悪化したら、仕事も何もかも諦めます。ココをひとりで逝かせるわけにはいきませんから。犬を飼うとは、そういうことです。犬のリウマチ。難しい病気ですが、神様が飼い主を試していらっしゃるんじゃないかと思ったりします。ココは２月で８歳になりました。発症は５歳のとき。当時、６歳になれるとは思っていませんでした。

2012年08月19日

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リウマチへの理解

先日、畜犬登録のために最寄の保健所に行ったときのこと。（我が家は遠方の獣医にかかっているので、レオの狂犬病のワクチンもその病院で接種。狂犬病のワクチンで体調不良になるなんて珍しいことではないから、かかりつけ医以外には恐くて連れて行けません。もちろんココは毎年猶予証明。実は集団接種には行った事ないのです。なのでレオの接種証明書とココの猶予証明書を保健所に提出しています。平日お休みを取って。）応対してくれた役所の方がココの猶予証明を見て、「ん？こっちの子は病気なの？んん？？？ん！！！！」と明らかに反応。「ええ、リウマチなんです」というと、「犬にもあるの？」と。やっぱりあんまり知られてないんだな、とちょっとがっかりしつつ、保健所のお役人にきっちり理解してもらおうと少し話し始めると、相手のほうがリウマチにめちゃ詳しい。薬は経口？点滴はあるの？お薬高いでしょ？人間の場合は最近は云々・・・と、次から次へと説明してくれる。正直、ネット以外でリアルで会って話をした人で、ここまで突っ込んでリウマチの話をした相手は、この３年間でひとりもいない。共通の言葉で話しができるって嬉しい。悩みを理解してくれるって嬉しい。中年男性だったけど、どんな経緯で（お仕事で？ご家族が？）そんなに詳しいのかは聞けなかったけど、とても助かった気がしました。わんこのリウマチ。増えたといっても少ない。私は常に相談する家族もいない。とても孤独です。保健所さんが理解があると心強いですね。そういや、エリーはここの保健所で保護されたんだっけ？？たぶんお見合いは近々。

2012年06月19日

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症例はわんこのSLE

来週末のVMCセミナーの症例が決まったようです。　外科　「ブレオマイシン局注で治療した棘細胞型エナメル上皮腫の犬の2例」　内科　「全身性エリテマトーデスと診断した犬の２例」リウマチわんこでSLEの情報が欲しい方がいれば、ご連絡ください。どうにかして聞きに行きます。

2011年09月20日

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リウマチと外科手術

突然ですが、ココが明後日、手術を受けることになりました。背中の腫瘍を摘出する手術です。リウマチとの因果関係は不明。ただ、しこりの成長が早いことと針をさしての組織検査の結果、核が見られるとのことで。最悪、悪性腫瘍の可能性もあります。いえ、その可能性は高いでしょう。ココは現在リウマチが落ち着いていますが、それでも２週間に１回通院しています。幸か不幸かそのたびに触診してもらっているので今回は早期発見に入るでしょう。ですからここから先は獣医に手を尽くしていただくしかありません。他のわんこと少し違うのはココがリウマチであること。リウマチに外科手術は危険。外科手術をきっかけにリウマチが進行してしまう可能性が大きいからです。それでも今回は外科手術に踏み切るしかないわけです。もう私の心臓は３回くらい破裂しました（笑）でも去年の今頃ほどは悲観的でもありません。なんとなく飼い主の勘です。ガンが増殖したらしたで、リウマチが進行したらしたで、ココを病気から守るしかないので。この土曜日に手術が決まり、日曜日はレオのアジのレッスン。早朝５時にフィールドに行って、誰も来ないうちにココとボール遊びをしたりして、ビデオをたくさん撮ってきました。ボールを追っかけてる姿はこれが最後かなあと冷静に思いました。とはいえ今日もいつものように元気なココレオ。暑いので外出は早朝散歩だけ。おうちで走り回っております。暑いのに片付けられないココちゃんお気に入りハウスまあいいでしょう。ココちゃんが快適なら空気の読めない甘ったれレオも一緒に病院で付き添いです

2010年07月19日

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ココ、狂犬病予防接種は回避です

ココ、リウマチ治療中につき、猶予となりました。今日、病院に行って相談したところ、即答で「猶予証明書きましょう」と。「あれ？去年は接種しましたけど・・・」と言いつつ、思い出した！あれは時期的にもリウマチに罹る一ヶ月前でした。病院も前の近所の病院。きっとココはこれから先もずっと猶予なんでしょうね。そして「レオは打たなきゃダメですよ、元気なんだから」と。ええ、もちろんです。ついでに落ち着いた性格になる注射、ないですかねオビさぼってるのがすべての原因だってわかっちゃいるんだけどねところで、わたくしの従姉妹がついにわんこ（ダックス）を飼い始めたとか。なんだか家族揃ってデレデレだそうで。ようこそ、わんわんワールドへ

2010年04月03日

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ココちゃん、おめでとう

先週に引き続き病院に行ってきました。いつもより入念に触診。ここのところ寒い日が続いたけど日常生活でもまったく問題ないこと、そして最近CRPが安定しているのでステロイドを切りましょうと。やったココちゃん、ついに寛解おめでとう７ヶ月かかってここまで漕ぎ着けました。これからもケアをしつつ、でもちょっとだけまたママと一緒に遊びましょう。競技会なんてのも、やっぱりココちゃんとも出たいわ。ママ、欲張りだからココちゃん自慢をしたいのよこの病気は寒いと体調を崩す子が多いそうで、獣医先生はそれを気にしてました。でもココちゃん、夜明け前の河川敷でもレオ並みのハイテンションでお散歩してます。まずは一安心。そして今日はおくすり手帳を作ってもらいました。人間のは知ってたけど、最近は動物病院でも作ってくれるんですね。持病のある子は作ってもらうといいですね。免疫介在性の関節炎、人間でいうと関節リウマチ。未だに原因不明の難しい病気ですが、ココはこれからもこの病気と向き合って生きていきます。きっと大丈夫でしょう。

2010年01月30日

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通院納め

土曜日は今年最後の通院でした。この４週間も特に変わった様子はないことを告げると、獣医さんは触診したあと、「ココちゃんは他の数値はいいんだけど、CRPだけ上がることがあるからCRPだけ検査させてください」と。で、結果は0.35。これまた微妙なライン。（一般に0.3から1.0は炎症疾患の初期か回復期とされています。つまり正常値ではありません。でも1.0を切ると痛みはない可能性があります。）結果、投薬は同じ量をまた４週間。「次はステロイドを切りましょう」と。んと・・・その台詞を聞くのは何回目でしょう。なんか、もう、こうなったら、意地でも正常値をキープさせたいわ。帰宅して遅い朝ご飯を食べさせたあと、ココちゃんに聞いてみた。「この白いちっこいの、まだ飲む？」ココちゃんは嬉しそうに笑ってました。人間の炎症疾患の患者さんのお話だと、疲れがたまるとCRPが上がるそうです。じゃあ次の通院の前にはあんまりボール遊びとかさせないで連れて行こうかしら。ああ、そういえば数日前、嫌がるココをとっつかまえて歯磨きと爪切りしちゃった。むううう。どちらにしてもココちゃんには何も制限のない、痛みのない、楽しい毎日を送っていただいています。それが一番なんだよね。おまけ。久しぶりにレオの肛門腺を診てもらいました。とっても健康。ちょっとだけ絞ってもらいました。でも本日は処置があったのにカルテには書かれず、よってタダ。おお！この年の瀬、ありがたいことです。でもさー、前はさー、たまたま別の先生だったけど、肛門腺絞ってくださいって頼んだのに「全然出ませんでしたよー」って。言ってるわりに処置代１０００円取られたわよ。ぬぬ。

2009年12月28日

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ココ、２週間ぶりの通院

CRPは0.00、白血球など他の数値も全部正常値でした前回から、抗リウマチ薬のサラゾピリンに別の薬（たぶんブシラミン）を少しだけ加えたんだけど、おそらくそれがよかったんでしょう、とのことです。どっちも粉薬です。ブシラミンは白くて匂いが少しあります。ココはご飯に混ぜて与えているんだけど、薬を嫌がったことはありません。くいしんぼで助かりますこれでプレドニン（ステロイド）はまた３日に１回。次回は４週間後です。「次はステロイド切りたいね」と先生。前のときもプレドニンを３日に１回に減薬してCRPが上昇したから、ブシラミンを追加したことでCRPが上昇することなく過ごせれば、たぶん切れるようになるでしょう、とのことです。神様、お願いしますね。

2009年11月03日

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ココ、またまたまた快調

今日は週末に用事があって行けないので、お仕事を休んで病院へ。ココのCRPは0.00に戻りました。白血球も肝臓もOK抗リウマチ薬はそのままで、プレドニンをいままでと同じ量を毎日から２日に１回に減量。プレドニンは２４時間で尿から排出される（と、獣医薬理学の教科書に書いてあった）ので、ステロイドを切る期間を１日にするわけですね。こうしてその期間を延ばしていって、いつかはステロイドが切れるようになれば。まあ私がひとりで慌てても仕方ないので、ココの病気と正直に向き合うしかないようです。マーカーとしてはお腹の調子で様子を見ていこうと思います。検温も気になるときに補助的に。獣医さんによると、わんこの下痢は気にする飼い主が多いけど、便秘も気にしたほうがよいとのことです。お腹の調子がおかしくなってるってことだから。ココの場合は、病気がたまーに顔を出すことがあるようなので、その結果が便秘という状態に表れたのかもしれないと。食餌など便秘の原因が他にあって症状を悪化させる、というわけではなく、病気の症状としての便秘だと。そういうマーカーはなかなか発見できないんだそうです。たしかにココは前回は丸２日排便しませんでした。いきんでも出ない、ということではなく、いきむことをしませんでした。この２週間はお散歩ごとに、雨が降っていようが夜遅かろうが１日２回排便しました。食餌内容も同じ。運動など生活のリズムも同じ。どうしても飼い主としては、「あのとき河川敷でボール遊びしすぎたんじゃないかしら」とか、「レオと遊ばせすぎたんじゃないかしら」とか、「あれを食べさせたのが原因じゃないかしら」とか原因を追究してそれを取り除きたくなるものです。でも、おそらくこの病気はそういう特定の原因を追究できる段階にありません。特にわんこの場合は。ということで、ココは血液検査の良し悪しにかかわらず、とっても快調な毎日です。私もあんまり神経質にならないように、でも観察は怠らないように、寒い冬に向けて心の準備をしていきます。

2009年10月16日

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ココ、１ヵ月ぶりの通院

ココちゃん、またCRPが2.6まで上昇していました。症状はあいかわらず何もありません。少なくとも私が把握している限りは。足上げも一度もないし、セキ、クシャミ、下痢などもなし。足を痛がる様子もなし。こうなったらマーカーは別のものを探すしかありません。そこで私が毎日つけている日記を読み返すと、どうもここ１週間くらい排便頻度が落ちています。雨の日の散歩のときには排便しないこともあるんだけど、いままでそういうときは部屋のトイレでしていました。でも今週は一度も部屋のトイレでしてませんでした。先生は、もしかしてそれがマーカーになるかもしれないね、ちょっと観察してみてください、と。そして、CRP2.6が持続するのは病気が進行してしまう可能性が高いのでプレドニン（ステロイド）を増量。残念ですが今は病気の進行を食い止めるしかありません。増量といっても１回の投与量は同じ1/8で３日に１回を毎日に増量です。でも３倍ですね。血中濃度急上昇ですよね。でも獣医の指示に従います。もし頭にが点滅してきたら、すぐに病院に行きます。よかれと思って飼い主がしたことが、わんこの命にかかわることがある。何も引かない、何も足さないのが治療の原則。サプリもハーブもずっと休止しているのもそのためです。あくまでも私と今のココの場合です。ただ今回は気になることがひとつ。白血球が減少していました。獣医はさほど気にしなくてもこれから増えるはずだから、と。今、身体の中で何かの働きがあるはずだから、これから白血球は増加するはずだと。白血球の増加はリウマチの症状のひとつです。でも私、にわか勉強をしたせいでサラゾピリンの副作用が白血球の減少だと知っていたので、ちょっとビビってしまった。次は２週間後。私が２週間待てなくて、早めに病院に行っちゃうかもしれません待合室で待っていると、ひとつ前に診察を受けていた２歳のシェルティちゃんもリウマチの疑いがあるらしき会話が聞こえてきました。先生、声でかいし待合室から出てきたご家族は神妙な顔をされていました。こんなときにかける言葉なんてないですね。そして今日は、ブログ界のパピヨン王子、ハル君と偶然再会しました。いやぁ、悔しいけれどレオよりハル君のほうがやっぱり顔が可愛いわ～待合室でもうひとりパピヨン王子がいて、３人（匹？）で興奮大会のワンワン合戦わたくしとしては、よだれが出そうなほどの状況なんだけど、２わんの飼い主さん達は焦りまくり。待合室のほかのみなさんは引きまくり。だってパピヨンなんて一昔前はみーんなこんな感じでワンワン騒いですぐ噛み付くのが普通だったのよ。いいじゃん。なーんて、おバカ飼い主なことを考えてしまった。私も変わったわ。レオが来てからハル君、今度はオビの競技会で「最近は元気でちっとも病院には行ってないのよ～」的な会話ができるといいね。「今日はしっかり２回ウンチしたわ」痛いときには痛そうにしてください。頼みますよ

2009年10月03日

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サイエンス　その２

わたくし、もっぱら注目のテーマは腸内フローラのコントロール（を）。消化管免疫は筋層からも、というのがトレンド。腸溶錠のサラゾスルファピリジンがリウマチに適応されるのもそのためなのかな。リウマチわんこ、罹患したのを気づかずにいた頃、お腹壊しませんでした？ココは壊しました。お腹を壊すなんて珍しかったから病院に連れて行ったら悪玉菌が異常に増えてた。あれは腸内細菌のバランスが崩れたからリウマチに罹ったのではなくて、リウマチに罹ったからバランスが崩れたんですって（リウマチだからってみんな消化管免疫が異常になるわけではないです）。↓お時間のある方は是非こちら。http://www.vm.a.u-tokyo.ac.jp/yakuri/GI%20and%20microflora/gi%20motility.html.htm最近TVコマーシャルでもやってる炎症性腸疾患（IBD）。それだけ研究が盛んということです。人間も動物も。簡単にいうと、例えば、なにかというとすぐ下痢っちゃうわんこ、特に小型犬が多いんだけど、腸の粘膜だけじゃなくてもうちょっと中（平滑筋）まで炎症を起こしてるかも、ということです。そして肝臓も気になる場合は門脈にも気をつけたほうがいいみたいです。でも門脈の研究はあんまり進んでないんですけど。腸内フローラとは、腸内に細菌がびっしり詰まってるのがまるでお花畑みたい、ってことでそう呼ばれているそうです。これの状態は遺伝とはあんまり関係ないらしい。ちなみに臨床検査もできます。ヒトもわんこも。このへんのお話しはすっごいいっぱい研究してる人がいるから、本当に日進月歩、毎日でもチェックしたいところです。同じくらい疑似科学も増えてきていますが。腸内フローラ、アトピーのお子様をお持ちの方は詳しいんじゃないかな。うーん、さいえんすー

2009年10月02日

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ココ、またまた順調です

今日は２週間ぶりの通院日前回CRPが2.0まであがってたのでドキドキだったけど、今回はCRPが0.00で正常値CRPというのは炎症を表す数値です。しかもCRPが2.0になってたときも今回もずっと痛みが出ているらしい様子（足上げや発熱、ぐったりするなど）もなかったので、おそらくサラゾピリンを少しだけど増量したのが功を奏したのでしょうとのことです。よって、プレドニゾロン（ステロイド）はまたまた１／８の量を３日に１回に減薬。この４週間で具合が悪くなることがなければステロイドを切りましょう、とのこと。もし来月ステロイドが切れたら「寛解」と呼ぶことにします。わたしが勝手にそうしたら、ココとはまた一緒にドッグダンスとか、ちょこっとアジとかやろうかなと思ってます。寒くなるまでの間。寒くなったら大事をとってお休みです。ココが免疫介在性の関節炎と診断されて３ヶ月が経ちました。最初の１ヶ月は毎晩お風呂で泳がせたり、２時間かけてご飯を作ったり、ほとんど徹夜で勉強する毎日でした。いまではお風呂は１週間に１回ペース、ご飯作りも３０分かからない、勉強は一段落ついてあとはほとんど趣味の範囲内で専門書や論文を読んでるくらいです。獣医学の専門書は地域図書館にないことが多いので、都立図書館から回してもらっています。便利ね。最近リウマチと診断されるわんこも増えているようです。飼い主の思いはひとつ、愛犬を助けたい一心なんだけど、アプローチはみんなそれぞれです。学会の動きや海外の治療情報に目を向ける飼い主よりも、西洋医学以外の分野に注目する飼い主が多数派です。そのへんが人間のリウマチ患者さんとは違うところなのかな。切羽詰ってないわけじゃないんですよ、わんこも。お昼寝中のココ冷蔵庫を開けると慌てて起きてきた「ぼくにもおやつ」あなたはオーバーの練習をしましょうねレオがいるからココが元気でいられるような気がします。こんなレオくんだけど、ココにとって、とっても大事な存在みたいです。

2009年09月06日

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めかにずむ

マクロファージが効率よくアポトーシス細胞を貪食できないのがよくないらしいTLRが誘導するある分子が炎症性サイトカインを調節するらしいなんのこっちゃ言葉に負けないように勉強してみたら意味がわかってくるかと思えば逆に疑問符だらけ。CRPの数値が中程度高くて白血球が正常値っていうこの前のココの検査結果は期待値とは違うってこと？ココはいまどういう状態？今回プレドニンでCRPが下がったら次の一手はなに？下がらなかったら？現状、私の頭はここまで。これ以上勉強すると知恵熱が出て危険です獣医さんにお任せするにしても、治療の意図をもっと理解したい。もっと生物の勉強しとけばよかった。免疫研究は西が盛んなんですね。阪大の微研の研究成果がわかりやすいです。図があるから。http://www.biken.osaka-u.ac.jp/index.php「免疫」のキーワードに反応しちゃう方は是非ご一読を。用語に負けそうになるけど。ちなみに獣医学は東大がわかりやすいと思う。http://www.vm.a.u-tokyo.ac.jp/関係ないけど「ヘルパーT細胞」って文字を見るたびに、任侠ヘルパーを思い出しちゃう。だめねえ、わたし。

2009年08月25日

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一進一退です

今日は４週間ぶりのココの通院日。血液検査の結果、ＣＲＰが２．０に上がってましたでも目に見えるほど悪化した症状はなく、今回でプレドニンが切れるかも、と期待していただけにショック。ほんのたまに左足を上げることがあるんだけどそれは数値が良かったときにもあったことだから、ココの中では「最近ちょっと痛みがあることがあるんだよね」っていう気持ちがあるはず。先生も触診しながら、痛がってる様子はないね、と。どうすればいいのよこういう一進一退を繰り返すのがこの病気の特徴。完治を目指せないだけに辛いものはあるけど、毎日が本当にドキドキ。この病気は朝が特に悪いらしく、元気に起きてくれるココを見ながらほっとして自分も起きる日々。それでもいいのよ。こんな毎日が１０年続いてくれればいいの。ということでプレドニンは３日に１回が２日に１回に増量。大きさは同じく８分の１。そしてサラゾピリンの１回の量を増量。これは同じく１日２回。症状を抑えるのがプレドニンの役目。リウマチがココの身体をいじめないようにするのがサラゾピリンの役目。そんなことらしいです。病気というのは知識として知ることと罹ってみるのとではまるで違う。たまに、知識が邪魔をしてるんじゃないかと思うこともある。人間とわんことでは素直さが違うから、ココの身体に任せてみようとも思う。でも、できれば代わってあげたいね。代わってあげられれば私にできることがもっと増えるはずだから。一方レオ。お尻良好。まあこれは見ててもわかるんだけど。よくもまあお早い回復をなさいました。肛門腺、絞ってますよ。でもあんまり触っちゃうのも良くないって先生に言われたので、恐る恐る週に１回くらい絞ってます。今日は病院で絞ってもらったけど、すごくたくさん出てた。絞り方を教えてくれたけど、いいです、そんな知識はココを迎えたときに十分に蓄えたので知ってます。できないだけです。また連れてきますのでそのときにまた絞ってください。「レオくんのほうは笑い話で済むからいいんだよ」と先生。笑い話っすかそうそう。病院の待合室で老犬を連れた人によくリサーチしてるんだけど、ほとんどの人が手作り食。老犬だから手作り食にしたって人もいれば、最初から手作り食にしてる人もいる。まあ考えれば当たり前かな。アジの先生もシニアはずっとローフードみたいだし。それが手間だって思えるうちは飼い主としてまだまだ修行が足りなかったんだね、わたし。ある意味でしあわせな飼い主だったんだけど、もう戻りたくないな。

2009年08月23日

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プラセボ

薬効について調べるとどうしてもこの言葉がでてきます。「プラシーボ効果」は知識としては持ってたけど、こんなに身近に感じたことはなかったな。バッチは正直おまじないだと思って割り切って使ってるからいいんだけど、それ以外は命をはろうとしてるんだもの、見過ごせない。プラセボだっていい。イヌの臨床結果という確かな根拠が欲しい。ちまたにあふれる情報は玉石混交で取捨選択する時間が惜しいのよ。そう思ってる飼い主さん、結構多いんじゃないかな。でも私、ちょっとずついろんなことが見えはじめてきた。１０年ぶりの猛勉強。「Herbs for Pets」という本を読み始めました。ペットの体調管理に興味を持つ人ほど、西洋医学のお世話になりつつ、補完代替医療を当然の選択のように扱うのは奇妙だと思っていたけど、この本でちょっと整理がつきそうです。すべてを否定するわけではないけれど、私なりに優先順位付けができてきた。日本の獣医学部の学生がどんな科目を勉強しているのかだけでも調べてみるとよくわかる。ハーブの輸入解禁をさかいにさかんになった飼い主向けのマーケティング。ポーターのレガシィな本が再版でもしたかしら。意地悪な考え方かもしれないけど、そんなものに乗っかる時間はないのよ、わたしとココは。欲しいのは薬効だけ。教科書はツール。聖書のように読み、疑いながら使う。それが教科書。「それは非科学的だ」と主張するためには、それが非科学的であることを科学的に証明する必要があります。そうでないと「それは非科学的だ」という主張自体が非科学的になります。うーん、さいえんすー。関係ないけど、スパシーボとプラシーボと似てる。モスクワでは「スパシボ～ゥ」ってめっちゃ速く発音しないとそのへんのロシア人に発音を直されます。アクセントは「パ」。

2009年08月19日

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アルファルファはSLE、リウマチ、ガンに禁忌

◎独立行政法人　国立健康・栄養研究所　「健康食品」の安全性・有効性情報　http://hfnet.nih.go.jp/バイアスがかかってない情報ソースは探すのに苦労するから、こういうデータベースはありがたいですね。健康食品といっても、サプリメント、ハーブ、ビタミン剤、各種ドリンク、その素材となる食品の情報が論文に忠実に掲載されています。出典も確認できます。情報の更新も頻度が高いです。私が知る中では一番信頼できます。ただし、当然ですがヒトが対象です。たまに動物に関する記述もあります。ここの引用から学会論文や関連記事を読むとアルファルファはプレドニゾロンと相互作用があるらしい。しかもせっかく寛解してもカナバニンが再発を促してしまうらしい。知らなかった。危なかったな。毎日食べさせてたよ。その他だと、リウマチのためには、えごまオイルやアマニオイルよりもオリーブオイルがいい、ということになりそう。現段階では。これも知らなかった。オリーブオイルのほうが入手しやすいじゃん。科学的根拠がすべてではないけど、再現性も根拠も不確かなものに命をはるわけにはいかないからね。わんこが健康だからといって、自分で調べずに薦められるままにわんこにサプリあげちゃうのもどうかと思う。私は。以前は私もそうだったけど。

2009年08月05日

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葉酸とリウマチとゴーヤ

わんこ友達がゴーヤの食べ方を教えてくれたので、一度ゴーヤにチャレンジ（人も犬も）と思ってまず食品成分を調べてみた。成分の含有量を比較対照するのは、きゅうり（生）、にがうり（生）、にがうり（油炒め）。http://fooddb.jp/◎きゅうりの方に多いもの　カルシウム、銅、ベータカロテン◎ゴーヤの方に多いもの　カリウム、マンガン、ビタミンC、葉酸、アルファカロテン◎ほぼ同じもの　マグネシウム、亜鉛中でも含有量が全然違うのが、ビタミンC、葉酸、アルファカロテン、ベータカロテン。あーら、気になるじゃない。きゅうりはほぼ毎日ココレオに食べさせてるんだけど、もしかしてゴーヤのほうがいいってことビタミンＣはゴーヤの圧勝ってことでおいといて、葉酸とカロテン（昔はカロチンって言ったぞ）について調べてみてびっくり。カロテンは体内でビタミンＡになるけど、どっちかといえばベータカロテンのほうがビタミンＡになりやすいらしい。アルファカロテンは抗酸化作用もあるらしい。ベータにはない。ってことで両方バランスよく摂取しましょうって結論になってしまった。よかった。にんじんはココレオ毎日食べてる。◎アルファカロテンだけ特に多い食品　（たいがいベータも多いのでなし）◎ベータカロテンだけ特に多い食品　つるむらさき、とうがらし、◎どっちもめっちゃ多い食品　にんじん（皮つきを茹でるのが一番いい）、のり◎どっちもそこそこ多い食品　さやいんげん、ゴーヤそして、ここからが重要葉酸が欠乏すると免疫機能が落ちたり、ガンのリスクが高くなるらしい。しかもサラゾピリン（ココが服用している抗リウマチ薬）が葉酸の吸収を低下させるので、葉酸欠乏になりやすいとのこと。えええじゃあココちゃん、ゴーヤ食べなくちゃ。でも逆に葉酸はメトトレキサート（リウマトレックス）などの抗葉酸剤の働きを阻害すると。でも葉酸が抑えられ過ぎる副作用もあるんだとか。http://www.rheuma-net.or.jp/rheuma/rm400/rm420-6.html#q38どうすればいいのよ、って感じです。リウマチのお薬が難しいって、こういうところにあるんですね。ココはサラゾピリンしか飲んでないんだけど、人間のリウマチ患者さんはリウマトレックスを服用してることが多いそうです。◎葉酸が特に多い食品　のり、わかめ、牛レバー、豚レバー、緑茶、パセリ◎葉酸がそこそこ多い食品　小麦胚芽、大豆、こんぶ、ウニ、鰻の肝、フォアグラ　（←贅沢～）◎葉酸もビタミンＣもそこそこ多い食品　パセリ、ブロッコリー、かぶ、カリフラワー、なずなあら、レバーならココレオよく食べてるわ。海藻類も毎日。ブロッコリーもね。なーんだ、あわてなくてもいいんだ。じゃあママも今晩はフォアグラにしようかしら～。おほほしかし「のり」ってどこにでも出てくるわ。重量100グラムに対しての含有量だからかしら。それにしても２桁違いだからやっぱり多いのかな。ということで、結局、慌てることなくゴーヤに普通にチャレンジしようって結論ですなこうやって調べると何事もバランスが大事ってのが実感できるわ。そういえば葉酸入り食パンってのが、近所のパン屋に置いてあるけど、妊婦さんに良いらしいです。リウマチ患者さんも妊娠すると症状がよくなることが多いらしい。リウマチ、早く解明して欲しいです。

2009年08月01日

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股関節の緩み

ココ、ボディケアのお店で院長先生の施術を受けてきました。この院長先生は本業は人間の接骨院の先生。もともと犬嫌いだし、ドッグスポーツをやってる人は（たぶん自覚なく）犬を使うだけ使って壊すだけ壊して、「調子悪くなったらここに連れてこよう」と通院する人が多く、そういったボディメンテナンスをサポートすることに疑問をもたれ、かつ、ご立腹されて、わんこの施術はほとんどしてくれなくなったそうです。なので今回のチャンスはとっても貴重でした。先生はまず、すぐに「ああ、股関節だねえ、左ね。ほらここ。触ってごらん。」と。あってた！この前お風呂プールで私が思ったのとバッチリあってました。でも触って数秒でわかるなんて流石です。私なんてこの1ヶ月、ココが歩くたびに床に這いつくばって観察してもわからず、触ってもわからず、濡れたココをじっくり見てやっとわかったのに。ココは股関節の左側が緩いため、足が外向して、膝も外向して、そのため膝蓋骨が内側に脱臼しがちで、足首にも負担がくるのだと。でもリウマチは進行しておらず、痛みも浮腫みもないから、じっくりケアしていけば左足に自然に体重を乗せて歩くこともできるようになるし、もちろんアジリティもできますよ、と。今は右足で体重を支えて歩いているから、ジャンプの着地もかなり衝撃があったはずだそうです。ハードル嫌いだものね。Ａフレが嫌いだったのも関係あるのかもね。一見わがままに見えるこういう態度を性格や精神的なことばかりに答えを求めようとしてたけど、それだけじゃないんだね。もちろん基本わがままお嬢様だけど「この子は大丈夫だ」っていう言葉が一番嬉しかったな。

2009年07月30日

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ココ、２週間ぶりの通院でした

今日はココの通院日。２週間ぶりです。この２週間も順調で体調を崩すこともありませんでした。診察で先生はココを触りながら「んん？筋肉ついたね！足が太くなってしっかりしてきた。これはとても良いですよ。」と２回くらい繰り返し言ってもらいました。あら、やっぱり気づいていただけました？ふふ。そこで「泳がせてます」と得意げに言うと、「パピヨンは犬によっては競技に出してる子もいますよ。競技っていってもアジリティとか」とおっしゃるので、「ココもやってました」とさらに得意げに言うと、「じゃあ体力あるはずだ」と。そう。ココはたぶんレオよりも体力、特に心肺能力は高いんじゃないかと思うんです。やっぱりコンスタントにいろいろスポーツさせたりしてきたことが、こういうところで役に立つんですね。偉いぞ、ココ。ということで、次回の通院は４週間後です。プレドニゾロンはさらに小さくなりました。１／６錠かな？ほとんど米粒です。頻度は同じく３日に１回。おそらくステロイドは切れるようになるでしょう、とのこと。でも４週間の間でも、咳、下痢、嘔吐などなんでもおかしなことがあったら、すぐに連れてきて下さいとのことです。これは毎回言われます。しかーし！今日はこの診察の数時間あとに、また病院に駆け込むことになったのです。ココちゃんではなくレオくんを連れて。先生は血相を変えてパピヨンを抱っこしてる私を見て、ココちゃんだと思ったことでしょう。でも色が違いますから・・・先生。「ねむいわ」つづく。

2009年07月26日

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骨盤かな

ココのボディケアをしてて思うのが、この子は膝というより骨盤が不安定なんじゃないかなということ。今日のお風呂プールで濡れて骨格がはっきり見えたココをよく見ると、左後足の付け根が外向きだった。普通に立ってるときも左後足だけはいつも外向してる。左後足のつま先を持ってゆっくり正しい位置に下ろしてやると、お尻の傾きがなくなるのがわかった。長毛犬だと、よほど気をつけないとわからない微妙な差。触ってもわからなかった骨盤の向き。いつもベルトが硬い部分。来週、ボディケアの院長先生に診てもらう予定。その前に週末は２週間ぶりの病院。専門家が味方。だからココちゃん、安心よ。ココはお散歩で自分から走るようになりました。子犬の頃みたい。元気な証拠なんだろうけど、薬の副作用じゃないかしらと心配してしまう。

2009年07月23日

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リウマチ診断から１ヵ月

ココがリウマチ（免疫介在性の関節炎）と診断されてから１ヵ月です。この１ヵ月は長かったです。発症してから診断までが短かったこともあり（病院では初診の日にほぼ見当はついていたらしい）、ほぼ普通の生活がキープできています。でもこの１ヵ月は寝れなかったな。お風呂プールは毎日。泳がなくても温浴だけでもいいと聞けば、やっぱり毎日お湯にいれた。濡れたら乾かすのに大変だし、冷えるといけないと思って気を遣った。だからといってレオの早朝練習はサボりたくはない。マッサージも朝晩１５分。もちろんココレオふたり。１時に寝て４時に起きる毎日。食事も完全手作り。しかも魚中心。冷凍ものは使わない。アルファルファ探しに奔走したり、食品成分を読み漁ったり、あげればきりがないほどいろんなことがありました。こんなときに仕事はというと景気の影響で休むに休めない重要な案件が持ち上がり、来年にはおそらく会社合併。生きるか死ぬかがダブルでやってきちゃった。でもココも仕事も一段落。両方、生きる道に進んでくれてます。ココがリウマチになってから病気のこと人間関係のこと、いろいろあったけど、辛いことばかりじゃないですね。よい勉強になりました。やっと私らしくなれそうです。いままで、ココレオを守りたいがために、いい人であることをキープすることだけ頑張ってきたから、おかしな遠慮ばかりしてた。嫌われたら最後と思い、言いたいことも言わず。今回のことで、私はこの人を許せるだろうか、と思う人も残ってしまったけど、もう辛い辛いはここに書きたくないです。わかる人だけわかってください。それにしてもこの歳になってこんな感情になれるとは思いませんでした。そうそう。先日、レオの訓練の先生と電話で話しをしてたら、ココは「白血病」ってことになってた。すごく心配してくれたんだけど、ちょっと笑っちゃった。誰から聞いたのかははっきりしてるから腹も立たないけど、他人ってそんなものですね。訓練士さんもわんこの病気についてもっと勉強してね。ということで、何が言いたいのかわからないので、このへんで

2009年07月20日

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ハイドロセラピー

今日はご近所のわんこプールのお店でハイドロセラピーを受けてきました。といっても、水中のトレッドミルや温水プールで遊んできたんですけどね。まずはレオ。レオは瞬発力はあるんだけどスタミナがないのが心配のタネ。水泳でもしてスタミナをつけて欲しい。それには泳げなくちゃ。そんな期待をしょっぱなで打ち崩してくれたトレッドミル。ベルトが動き出しても歩こうとしない。やっと歩いたと思ったらベルトの脇の動かない部分に気がつき、そこに上手に退避して休憩しちゃう始末。そういうところは頭が働くんだから、まったく。そしてプールでは固まってました。カチンコチン。トレーナーさんに「スパルタでお願いします！」って言ってみたけど、やっぱりそうもいかなくて、ライフジャケット装着のまま何周かしただけ。そういえばココちゃんってどうやって泳げるようになったんだっけ？綱吉だっけ？今度レオだけ連れて綱吉でスパルタしてもらおうかなあ。次にココ。ココの場合は筋肉をつけるのが目的。っていっても、もう十分ついているような気もするのでいろんな場所でいろんな楽しいことを経験させて、今後リハビリが必要になったとしても楽しく遊び感覚でできればと思って。トレッドミルは時速１０キロまで行きましたよ。すごいすごい。水位が上がってもちゃんと四肢をバランスよく動かして走ってました。これはいいわ。正面から見てて、ココちゃんって純粋で真面目な子なんだなあと思ってちょっとウルウルきちゃった。プールでは普通に泳いでました。水流を出しても真面目にそれに向かって泳ぐ。時間いっぱいまで泳ぎました。もちろんライフジャケットなし。でも楽しいって感じよりも、「あたしトレーニングに来てるの」って感じだったんじゃないかな。ご参考までに。◎お店情報　エルペロ http://www.el-perro.jp/◎ココとレオが体験したコース　セルフシャンプーのライトコース◎だいたいの流れ　体重と全身の計測：ミリ単位で結構きっちり測ってました（測定値を教えてもらってくるの忘れました）。　　トレッドミル：その子に合わせてじょじょに水位や速さを加減します。　　プール：まずはライジャケ装着でじょじょに水に慣らせて、様子をみながらライジャケ無しで、ジェット水流を出して泳がせます。　　スパ：プールとスパを交互に２回くらい。スパで休憩、という感じでした。スパはバブルが出ます。レオは怖がってましたけど、ココは気持ち良さそうでした。　　セルフシャンプー：２０分。タオル、シャンプー、リンス、ブラシなどは持参しましたが、一応貸してくれます。２０分あればそこそこ洗って乾かすまでできました。◎感想ずっとそばについててやれるし、２頭をひとりで連れて行くというとシャンプードライなどの時間を考慮してくれたり、アットホームな感じでした。ひとつのコーナーで３名くらいずっとついていて、声援やら拍手やらで、私のようにひとりで連れて行く者にとってはありがたかったです。内容もかなり充実していました。お値段なりのことはあると思います。リハビリじゃなくても、スポーツドッグのオフ時のトレーニングならここでもOKじゃないかな。土日はほぼ予約いっぱいだそうです。ということでお疲れのココレオ。帰ってからは暑くて外出できなかったので、鮭ジャーキー作りをしました。できあがった頃に目覚めるふたり楽しかったね。それにしても、あなたたちはしあわせだよ。うちの子でよかったね

2009年07月19日

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ココ、順調です

今日は２週間ぶりの通院でした。昨日、めずらしく病院がお休みだったこともあり、大混雑。でも我が家はいつもどおりに６時半には到着してたので、問題もなく院長先生３番目に診察。通院にも慣れてきました。２月に健康診断に来た時には、こんなに早く通院することになるとは予想もせず、「こんな混んでる病院に定期的に通院するなんて、みんな大変なんだなあ」って思ってたっけ。我が子のためならなんでもできるもんですね。さて結果は、とっても順調。本当にありがたいことです。CRPは0.15。健康なわんこの数値とほぼ同じだそうです。一度左足をあげたことがあることを言ったら、この子は生まれつき後足の膝が弱いからね、と。リウマチが進行しているからではないとのことです。よかった。よって、プレドニゾロン（ステロイド）を２日に１回から３日に１回に減薬。量はいままでと同じで１回につき１／４錠。ウルソは休止。目標は抗リウマチ薬だけにすることです、とのこと。抗リウマチ薬はサラゾピリンの粉末です。粉薬はご飯に混ぜてやってます。以前病院で会ったリウマチのパピヨンちゃんは、この同じ粉薬をご飯に混ぜてたら気がついたらしく食べなくなったって困ってらしたけど、ココは気づいていないようです。触診で先生はココの身体を触りまくりながら、「うん、よく維持できてますね」と。そうでしょ？よく維持できてるでしょ？ちょっと自慢。「温浴がいいって聞いたので、温水プールで泳がせても大丈夫でしょうか？」と聞くと、「いいですよ。今の時期だと暖かいからどこでもいいですよ。」と。早速ご近所のわんこプールに予約しました。ついでに泳げないレオも。あと、フィラリアの薬についても聞きました。ミルベマイシンはそんなに強くないから大丈夫とのこと。でも、もしものことが心配だから帰宅してすぐ飲ませました。飲んで７時間経ちましたが何も変わった様子はありません。明日は院長先生の休診日。明日急変しませんように。フロントラインはリウマチわんこの飼い主さんにお聞きしたことを参考にして、やめることにしました。リウマチの子もそうでない子も、具合の悪くなったわんこがいるそうです。去年まではほとんど自家製のハープスプレーで凌いでいて、気になる夏の時期に２回だけ半分の量をフロントラインプラスを付けていたんですが、もうやめます。フロントラインがとっても危険っていうつもりはないけど、我が家では使いません。あと１本残ってるけど廃棄です。どこにどうやって捨てよう・・・。夢の島に埋めちゃっていいのかしら。次回はまた２週間後です。この２週間も、どうか何事もなく元気で過ごせますように。寝起きのココ。首が落ちてますねえ。レオはよほど眠いとクレートに入ります。いつも舌かヨダレかどっちかが出てる男盛りです。おやつのためなら起きます！ぼくだって！

2009年07月12日

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フィラリアの薬のこと

昨日の記事、×カルメドック、○カルドメックですね。食べさせやすさでカルドメックチュアブルを服用させている方も多いでしょうから、誤解を招くといけないので説明をします。コリー系の子をお持ちの方はよくご存知かと思いますが、イベルメクチン中毒はMDR-1遺伝子の変異により、P-糖蛋白質の発現が低いことが原因といわれています。P-糖蛋白質は異物としての薬物から組織を守る働きをします。この働きをしないので神経症状が出てしまうのです。イベルメクチンとはカルドメックの主成分です。【出典】アドテック株式会社http://www.adtec-inc.co.jp/index.html一方、これはヒトの臨床研究（６年前の学会発表）ですが、MDR-1は多剤耐性遺伝子といって、長期間、抗がん剤や抗リウマチ薬を服用しているとこのMDR-1遺伝子が活性化し、P-糖蛋白質が過剰発現し、薬が効かなくなる要因になります。ちなみにP糖蛋白質阻害薬は特定されているので回復することは可能です。【出典】リウマチ・アレルギー情報センターhttp://www.allergy.go.jp/Research/Shouroku_03/15_miyasaka_01.htmlこれを知った時点で私はイベルメクチンはリスキーだと思いました。低発現でも、高発現でも、どちらにしてもフィラリア症なりリウマチなりに苦しむことになってしまいます。薬が効きすぎるか、効かないか、どっちのリスクもありうるわけです。ちなみにミルベマイシンAもフィラリア症に罹ってしまっていれば飲ませるわけにはいかないので、毎回血液検査が必要なんじゃないかな。そういうわけで、主治医に相談しようと思っています。死亡例があるので敏感になります。健常犬でも同じですけど。MDR-1遺伝子に変異があるかどうかは検査できますので、検査されるのもいいかもしれませんね。上記のアドテック社で検査しているようです。うちもしてもらおうかしら。私、獣医学者でも薬剤師でもないので、製薬会社や医師、獣医師、省庁のウェブサイト、丸善での立ち読み（椅子に座って読めるけど）で得た情報です。専門家以外の方のウェブサイトは基本的に出典を調べる手がかりにはしていますが、それ以上参考にはしていません。以上ご了承の上、必要ならばご自身で調べてください。獣医にMDR-1の説明を受けたことがあるボーダーやシェルティの飼い主さんなんているのかな？うちはフィラリアの薬とそれぞれの効果の表を見せられて、「どれでも好きなのを選んでください」っていわれましたよ。駆虫もできてお得、みたいなノリで。今の病院ではなく、前に行ってた病院ですけどね。３軒、動物病院ジプシーしましたけど全部そんな感じ。

2009年07月09日

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ソロモンの指輪

その指輪を手にしたものは動物と話しができるという。ココが通院してる動物病院の待合室にこれをモチーフにした絵が飾ってあります。日常生活で運動制限などありますか？激しい運動をしてはいけないとか、ありませんか？しつこく訊ねたとき主治医は「ないですよ」とだけ。運動制限して良くなる病気なら制限もすればいいんだけどねえ、そういう病気じゃないからねえ、QOLを考えてあげれば動けるうちに好きなことをさせたほうがいいですよ。痛み止め飲んでるってだけでも寿命が縮まってるんだから。こんな言葉をかけられるよりも、よかったかもしれないな。ソロモンの指輪。欲しい。欲しいけどココは、「そんなに痛くないよ、だいじょうぶ。がんばれる。」とか言いそう。今日も言ってた気がする。ところでソロモンの指輪は人間にも使えるのかな。２日に１回ペースのプレドニゾロン（ステロイド薬）。今日は飲まない日。飲まない日の夜、仕事から帰ったときココが元気にお迎えしてくれると、ほっとする。そのくせ、明日の朝は緊張しながら飲ませる。毎月のフィラリアのお薬。我が家はミルベマイシンA。今日が飲むはずの日だったけど、レオにだけ飲ませた。ココちゃんは今度主治医の先生に確認してから。調べる限り副作用や相互作用はなさそうだけど。カルメドックは１年でやめてよかった。

2009年07月08日

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がんばりすぎないように

だんだんネガティブになってきた今日この頃。飼い主ひとり、落ち込んでおりました。ほれ。ふたりはこんなに明るい。ココは今朝、１回だけ左後足をケンケンしました。心臓が止まるかと思った。でもすぐに普通に歩いたり、レオと走って遊んだり。発症のときが右後足だったから左右対称ね。教科書どおりの症状。まだゆっくりだけど進行性の疾患。こんなことがこれから増えていくんだね。覚悟はできないけど、精一杯守るよ。約束ね。そして今日は今朝のケンケンのこともあって、仕事を早く切り上げて帰りたかった。でもこういう日に限って午後一に緊急の会議が入ったりするんですよ。ちぇ。やだなあと思ってたら５分前に「○○さん、第１会議室、お願いします」と内線がかかる。ため息まじりに会議室に向かう。コーヒーを持ってくるついでに洗面所に立ち寄ったわたくし。神様ありがとう。これで早く帰れる。なぜかというと、これ。いやん。これ、本日のわたくしの左目。結膜下出血。痛くもなんともないの。でも痛々しいでしょ？放っておけば１週間くらいで戻るのよ。ふふ。この目を武器（？）に具合悪そうに、３時でそそくさと退社。きっとみんな病院に行ったと思ってる。ぷ。御徒町の魚屋に行ったさ。ぷぷ。神様か仏様か親鸞様が、がんばりすぎないようにってプレゼントしてくれたんだと思います。七夕だしね。関係ないけど。

2009年07月07日

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誤診じゃないかな

誤診じゃないんだよね。リウマトイド因子は８０倍で陽性だったもの。そのうち４０倍でも陰性になるかもしれない。なる人もいるみたいだし。ココちゃん。今日もお風呂プールで一所懸命泳ぎました。本当に１日も欠かさない。ボディメンテナンスだって大人しくやらせてくれる。健康のためじゃなくて生命維持のため。なんだか切実。ココちゃん食欲旺盛。ステロイドの副作用かな。それともママの手作りご飯がおいしいのかな。明日は七夕。２年前の七夕の日はレオの面会でブリーダーさんのところに行ったっけ。それにしても愛犬の難病は辛いです。ココはとっても元気。朝のこわばりなんて一度もない。どこの関節を触っても痛がらない。ほっといても走ってる。レオと同じスピードで廊下を走ってる。本当に何かの間違いじゃないかと思う。だけど辛いですよ。治らないってことは、寿命が確実に短くなってるって意味だから。なんでココちゃんがこんなめにあうの？まだ５才だよ。テキトー飼い主のおうちのわんこから順番に病気になるって決まってればいいのに。意地悪わんこから順番に死んじゃうって決まっていればいいのに。それならみんな賢い飼い主と良いわんこになるように努力して、努力しがいもあるよね。これを読んでるほとんどの人が他人事なんだろうな。リウマチなんて、たいへんね、かわいそうねそう思っておしまいの人ばっかりなんだろうな。ココちゃんの命は私がひとりで抱えていくしかないんだよ。１日１日が命の勝負だからね。たいへんだよ。いまは初期だから元気だけどね。他人のみなさんが忘れた頃に急にがっくり来るものだってさ。やっぱりリウマチだってこと、誰にも言わずにいればよかったなあ。失敗したな。

2009年07月06日

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ボディケア

昨日教わったボディケア。早速実践。やり過ぎは禁物なので、朝５分くらいと夕方５分くらい。要はマッサージみたいなものだけど、マッサージとは違う。揉みほぐすわけではなく、Ｔタッチとも違う。夜、ココを普通に立たせて正面から両足を上から下まですっと触って驚いた。両足が左右対称になってる。ココは小さい頃から膝がゆるくて、いつも筋肉のつき方に差があった。お風呂プールを始めてからも差があるなあと思ってた。気のせいかなあ。いまは左右対称なんだけど。レオ。私が脇腹を触ろうとしただけで、うっとりして横になる。マジで？催眠術みたい。たまたま眠いだけかな？いやいや、こんな即効性があるなんて、話ができすぎてる。でも理屈は理解できるし、西洋医学を否定してるわけでもなく、素手で触るだけだし、定期的に通院しなくちゃいけないわけでもないから、よくある怪しげな民間療法とはぜんぜん違う。というか商売っ気なさすぎ。自宅で普通にスポーツわんこをボディケアするってこういうことなんだろうなあ。教えてくれた方はドッグスポーツの先輩。経験者は語る、なんだよねえ。疑い深いわたくし。しばらくは毎晩寝る前にケアしてみよう。近い将来、ココの関節がゆるむ日がくると覚悟してたけど、遠い将来にできるかも。

2009年07月05日

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完治と寛解

Yahoo!辞書には下のようにあります。出典は大辞泉。◎完治病気やけがなどが完全に治ること。◎寛解病気の症状が、一時的あるいは継続的に軽減した状態。または見かけ上消滅した状態。癌(がん)や白血病など、再発の危険性のある難治の病気治療で使われる言葉。例えば、癌が縮小して症状が改善された状態を部分寛解、癌の症状がなくなり検査の数値も正常を示す状態を完全寛解という。リウマチは原因不明の病気です。よって原因を取り除くことができないので完全に治ったという状態にはなりません。よって完治はしません。でも完全寛解はまれにあるようです。まれに。約３％という数字を見ました。いつのどういう数字かはわかりませんが、少ないですね。（動物ではなく）人間の統計調査だからある程度は信頼できるのかもしれないけど、この数字を見て人間の患者さんはどんな思いで闘病されているんでしょう。（もしかすると新しい統計調査では違うかもしれません。違っていて欲しいです。）わんこに多い脱臼などの先天的な骨格異常（いわゆる奇形）も、完治という言葉を本来の意味では使えないんでしょう。でも、患者の身になって考えれば、飼い主の気持ちを考えれば、そういう奇形や難病にも、「治ったよ」「治るんだよ」「あの先生に治してもらったよ」って言葉は使ってもいいよね。がんばって通院してるんだもん。ただしそれは完治と寛解を理解していることが前提。完治したと思って通院やリハビリなどをやめたり、サプリなどの民間療法だけに頼ったりすると、再燃（再発）してしまうそうです。そして再燃後はもっと症状が重くなっていることが多いそうです。リウマチの患者さんと同様、ココの目指すところも寛解です。獣医学は人間の医学の半歩後ろを行ってるかもしれないけど、希望はあるんだよね。でもわんこはちょっとくらい痛くても楽しいことがあると痛いって言わない子が多いから、寛解に見えちゃう。我慢強い赤ちゃんみたいなものだね。人間の患者さんも、知られたくなくて必死で痛みをこらえて普通の生活を送ってる人が多いそうです。知られるといろいろ大変な目にあってしまうから。わんこでもそうなんだから、人間だったらよほどだよね。できれば誰にも知られたくないよね。もしこのブログを読んでる患者さんがいたら、ごめんなさい、きっと言いたいこといっぱいあるでしょう。うちのわんこも寛解目指して頑張ってます。

2009年07月03日

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ムキムキ娘

今日お風呂プールのあと、ココの後ろ足が太くなってると実感。うん、前はこんなになかった。もっとプニプニで細かった。レオを呼んで、目を閉じて同時に触ってみる。やっぱりかなりの差はある。でも形というか、筋肉の方向性はあってる！と勝手に満足。筋肉があればいいってもんじゃないだろうけど、厚味が嬉しい。

2009年07月01日

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リウマチだけど

リウマチじゃないみたいに元気なココ。可愛いココ。今日もお風呂プールでボールを追っかけて遊んだ。ブリーダーで始めて会った日の青い目のココとおんなじ顔してた。おばあちゃんのココも見てみたい。「１２歳になったから、もういいわ」って言いながら、保存料たっぷりの美味しい市販のチーズを食べさせたりしてみたい。できるかな。なんか、そんな日が来るような気もする。子犬の頃のココ

2009年06月30日

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ココのリハビリメニュー

◎朝のメニュー晴れていれば公園で、雨なら自宅廊下でボール持来。連続してダッシュ。息があがってきたら終了。休み休み５分くらい。５分でも結構な運動量です。◎夜のメニュー３８度のお風呂で水泳。足が届かないようにして泳ぐのが５分。お湯を少し落として、足を届かせて歩くのが５分。休み休み。これも相当な運動量です。どちらも食事前におやつを軽く食べさせてから運動してます。リハビリ、毎日やってます・・・毎日。リハビリとは思えないほどの運動です。しかも見るからに元気なので、ついつい「ああしんど」とか思ってしまう。そうそう。今日は健康優良児レオもお風呂プールに入れてみました。彼は浮いてるだけでした。暴れる勇気もないのか、浮いてることに気がつかないのかは不明(-_-;)

2009年06月29日

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手作りご飯とサプリ

今の獣医さんに聞いたポイント。ただし、リウマチに特化したことなのか、一般的なお話しなのかは不明。◎手作りご飯・動物性たんぱくを７割・植物性たんぱくには頼らない・野菜は少し・穀類は積極的に食べさせなくてもいい◎サプリメント・ミドリイガイは抗酸化作用はあるんだけどねということで現在処方薬が効いているのでミドリイガイは見送り。リウマチ患者さん（人間）に聞いた、「カルシウムをよく摂ってね」をできるだけ食品から摂取するように実践。ネットの食品成分データベースを活用。http://fooddb.jp/とにかくいまのうちに筋肉をつけて、関節がゆるんでくるのを先延ばしにするしかない。

2009年06月29日

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通院４回目

CRPが0.35に下がりました。１未満が正常値なのでやっと正常値です。これからステロイド（プレドニゾロン）は２日に１回。投与量は３キロのココで１／４（１錠５mg）です。抗リウマチ薬は粉末。だましだましご飯に混ぜてやってます。他の錠剤は舌の奥に指で直接入れて、口を閉じさせ、上を向かせて鼻に息をぷっと吹きかけ、のどをさすり、ごっくんさせてます。舌をぺろり、としたら飲み込んだ合図。乳製品は関節に悪いというのを聞いて、ヨーグルトにまぜたりチーズでくるむのはやめました。乳酸菌はサプリで補完。とにかく薬が効いて炎症の数値が正常値になったのでちょっと安心。次の通院は２週間後です。

2009年06月27日

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発症までの経緯

ココ、リウマチ発症までの経緯などは、こちらのデータベースに登録していただきました。◎「犬のリウマチ（関節炎）のデータベース」　http://www11.plala.or.jp/cat-and-dog/ra/ra.htmご飯は毎食完全手作りにしました。

2009年06月27日

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リウマチでした

先日、ココが「免疫介在性の関節炎」（リウマチ）と診断されました。治ることのない病気です。おそらく長くは生きられません。これからじわりじわりと全身（関節だけではありません）を蝕まれ、激痛に苦しみ、薬漬けになり、薬の副作用に苦しみ、合併症に苦しみ、動けなくなり、虹の橋を渡ることになります。おそらく。認めたくない現実です。早期に発見できたんだから薬でなんとかなるんじゃない？同じ病気のわんこを飼ってる人を頼れば？隠したってココちゃんのためにはならないよがんばってねあとは飼い主にかかっているよ良かれと思ってかけられた言葉に傷ついて眠れない夜。そして傷ついた自分を振り返り、数年前に家族を病気で亡くしたときを思い出し、またあんな日が来るのかとさらに落ち込む日々。初診から診断が下るまでの７日間は地獄でした。でも私がここで弱音を吐くわけにはいかない。ココが病気に向き合っている以上、ココががんばらなくてもいいように、地獄を見なくてもいいように、私がなんとかします。なんとかするっていっても私は獣医でも医師でもないので、専門医や信頼できる人や組織、リウマチわんこの飼い主さん、リウマチの患者さん（人のリウマチと症状や薬などがよく似てるのです）、難病を持つわんこの飼い主さんなどを頼るわけですが。ブログで公表することには迷いがありました。でも、犬のリウマチがあまりにも認知度が低いこと（私も知りませんでした）、ここ１年の間で急激に臨床例が増えていること、誤診が命取りになること、大好きなパピヨンも多い傾向にあるかもしれないと思ったこと（いまのところシェルティとダックスが断トツに多いそうです）、重度のリウマチで闘病するわんこの飼い主さんのHPが心の支えになったことなどの理由で発症と闘病について書いていくことにしました。ということで、このブログもココのリウマチ関連の記事が増えていくことになります。・関節や骨が弱いと言われたことがある・関節の病気がなかなか治らない・最近だるそうにしている・食欲が落ちてきた・ちょっとだけ歩き方が変だったけど、すぐ普通にもどった・熱っぽい気がする上のひとつでも思い当たったら、是非、病院で血液検査をしてもらってください。抗核抗体検査とリウマチ因子の検査です。その検査結果だけでリウマチと確定されるわけではないんですが、判断材料になります。ココも低気圧の近づく日にはだるそうにすることが多かったです。もともと食が細いので、フードを残しても病院にすぐ駆けつけることはしませんでした。抱きキャンもありません。リウマチは寒いときや暑いときが悪化するのですが、今のような湿気のある季節や季節の変わり目も悪化します。愛犬の関節が悪いことを誰にも言えず、言えば非難されると悩み、痛み止めを服用させながら、周囲に隠しながらドッグスポーツを続けている人もいるかと思います。なにかのついでに検査してもらってください。もし情報が欲しいときには「犬　リウマチ」でネット検索してください。ただし、ここ１年くらいで症例が増えていますし、獣医学も進歩していますので、古い論文は参考程度と思ったほうがいいです。多くの症例を経験された専門獣医に直接聞いたほうがいいです。難病の子をお持ちの方には理解してもらえると思いますが、そうでない人にはわからないと思います。私はココと同じ病気の子が見つかることを心待ちにしているのではありません。不安をあおろうと思っているのでもありません。治らなくても早期に治療を開始すれば進行を抑えられる望みがあるようなのです。私はそれにかけています。犬のリウマチを疑うことなく外科手術をしてしまい、治らなくて悩んでいるうちにリウマチが進行してしまうような子がいませんように。抵抗力が弱くなっているのに気づかず、ワクチンを接種して、そのワクチンの病気になってしまうような子がいませんように。ココの発症の経緯はまた後日アップします。ここまで書いてなんなのですが、ココは朝から元気で走り回っています。どこが病気なの？と思うくらい元気で食欲もあり、なんでアジ現役時代にそこまで走らなかったの？って思うほどです。（2009.6.23。自宅の庭にて。）私が飼い主である限り、この若くて可愛いココをあっちに連れていかせはしません。どうかリウマチが１０年かけてゆっくり進行してくれますように。============しばらくコメントははずします。（人に関するものも含め）リウマチに関する情報を下さる方、私に聞きたいことなどがある方は、メッセージボックスにメッセージを入れてください。秘密は厳守いたします。ご心配、ご感想だけのメッセージはご遠慮ください。============

2009年06月24日

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