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2005.06.24
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カテゴリ:弁理士試験
講座、ゼミ、答練の解説などで、一度くらいは「論文式試験は題意把握が大事。問題文を最低3回は読むこと」といった感じの注意を聞いたことがあるだろう。
全くもってその通り。分かっているけど、本番では舞い上がっていて問題文を目で追っているだけで読んでいないことがある。特に、類似した問題のレジメがあるときは要注意。「出た!」と思って、懸命にレジメを再現しても、問題の細部が異なり、出題者が本当に聞きたいことはレジメとかけ離れていることが多々あるからだ。
平成15年の本試験で、特実の1問目を見た私は「国内優先を書かせたいのだ!」と思い込んでしまった。答案構成の前に3回問題文を読み直し、「審査請求しているというのが落とし穴で、原出願から1年未満でも国内優先を使えないことに気付くかどうかを試しているな」と判断して、これを柱に国内優先できる場合とできない場合に分けて解答をし、分割出願を丸ごと落としてしまった。出題者は、弁理士としてどのような提案ができるかを聞きたかったのであり、国内優先はあくまでひとつの(重要ではあるが)オプションに過ぎなかったのだ。意匠も、その年の代々木塾の答案構成講座と事例が類似していたので、ひたすら代々木のレジメを思い出し、問題の細部の違いを書き直しただけであった。結果は特B、意Aだった。
多くの受験生が、答案構成を終わると一気に解答を書き始め、あとは試験終了までひたすら書きまくるというパターンを取るだろう。しかし、私がすすめたいのは、答案構成前に少なくとも1回(題意が把握できるまでは何回でも)、答案構成が終わった段階で1回(構成の各項目が問題文と対応しているかのチェック)、答案を書き終わった段階で1回(問題文の全条件を反映しているか、問いにちゃんと答えたことになっているか)の3回にわたって問題文を読むことだ。
昨年の特1問目で、答案構成を始める段階では理解していたはずなのに、条文を拾っていくうちにいつしか題意を「在外者が出願に当たって留意すべき点」だと勘違いしていた。答案を書き終わり、問題文と解答を照らし合わせて、問題文が「審査を受けるための留意点」であることに気付き、残り3分で審査請求、その根拠条文、しなかった場合の効果を1行にまとめて書き、事なきを得た。
普段は分かっているつもりでも、本試験会場で他の受験生のペンを走らせる音を聞くと、ついつい視野が狭くなりがちだ。問題文は、最初に3回読んで安心するのではなく、試験時間の各段階で読み返すことが、題意把握ミスを防ぐ有効な手段だ。





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Last updated  2005.06.25 12:18:36
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