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テーマ:住宅コラム(1793)
カテゴリ:日記
身障者向けや高齢者用の住宅の場合はトイレに手摺などを設置する場合が多いです。
しかし、本人の利き腕や体格によって最適な手摺の位置というのは違うはずです。 今、設計中の住宅はご主人が車いすを使用しているので、トイレを一坪にしています。 図面上や依頼者の自宅で実験しながら、どのように便器を配置するかと、手摺をどうつけるかといった話しをしていました。 しかし一般の方には図面上では広さの感覚がよく分かりません。 事前に広さの感覚をつかんでもらうにはどうしたらいいのか、少し困っていました。 そんな時に、便器を選ぶために依頼者がTOTOのショールームに行きました。 そこで、トイレ内の便器・手摺などの打ち合わせにちょうどいいスペースを見つけました。 私にも来て欲しいという事だったので、さっそく昨日、行ってきました。 それは福岡キャナルシティのTOTOのショールームにありました。http://www.toto.co.jp/Showroom/area07/fukuoka/index.htm 10cm感覚で目盛りがつけられたスペースの中に便器が設置してあって、壁も移動させることができます。 手摺も5cm間隔で移動しながら、どの位置にどのような手摺が欲しいかを確認することができます。 一坪のスペースを作って、いろいろ試してみた結果、事前に図面上で考えていた手摺や便器の位置では使いにくいことが判明しました。 事前に取り付け用の下地を入れておかなければいけない場合もありますので、工事に入る前にわかって助かりました。 多分、同じような装置は他の地域や他のメーカーのショールームにもあると思います。 トイレの広さが実感できないとか、手摺のつけかたを迷っていると言う方はぜひ行ってみてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.09.28 17:03:30
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