|
カテゴリ:オランダ語
やれば、やるほど趣が深いオランダ語。
すれば、するほど底なしの沼のようにはまるオランダ語。 全ての、言語は奥がある。 今日は、要注意の「使ってはイケナイ表現」のオランダ語。 筆者が使って、シンシュクを受けたオランダ語とは? 「使ってはイケナイ表現」 外国語を勉強するとき、そんな表現や俗語・慣用句を知っていたほうがいい。 ネイティブスピーカーが立ち話しをしていても、盗み聞き(?)しても、意味が理解できて、語学学習が、楽しく(??)なる。 今まで、サッパリわからなかったのが、 「な~んだ、たいした内容じゃなかったんだ」と安堵(?)する。 しかも、テレビや映画では、よくでてくる。 しかし、ネイティブスピーカーでなければ、使わない方がいい場合が多い。 米国で、留学していた頃の話だ。 米国人の同級生Aが、彼の両親が夕食に招待したいとのこと。 で、留学生仲間で、シュクシュクと伺った。 伝統的なレシピでつくられた、ミートローフ。 食後は、ルーバーブパイ、チェリーパイ、ブルーベリーマフィンなど、 どれをとっても、本当においしかった。 その時、はじめてアメリカの「おばあちゃんのレシピ」というのは、 健康的で、かつおいしく、生活の智恵が詰まっているものだと知った。 彼のお母さんが、食事はどうかときかれたとき、 そのうちの留学生の一人が 「F★★★g D★★n Good!」 といってしまったのだ! 彼のお母さんは、ビックリ仰天! そりゃそうだ。敬虔なクリスチャン。 わざわざ遠い東洋からきた 学生をもてなそうと、一生懸命、心づくしの手料理。 一番きれいでおとなしく、やさしい日本の女子留学生から、 そんなことばをきくとは、想像もしていなかった。 彼女の名誉のため、一言。 彼女は留学生として、一番成績がよく、英語も一番うまかった。 ところが、その頃、彼女の英語は、硬すぎて、わかりにくいとアメリカ人の先生に指摘されていた。 そのせいもあったと思う。 なんとか、もう少し、会話的なくだけた表現をしたほうがいいと、彼女は感じていたんだと思う。 食後、AからFワードは「絶対」使わないこと。 アメリカ英語「使ってはイケナイ表現」を伝授してもらった。 これは、今でもとっても役に立っている。 そんじょ、そこらの英会話のテキストより価値がある。 ありがとう、A! 米国というのは、敬虔なクリスチャンが多い。 頭とかしげてしまうような「敬虔なクリスチャン」も多いけれど、 タテマエ上、Fワードは使ってはいけないことになっている。 Fワードをよく使う人は、よくない家庭で育ち、シツケも教育もなく、知的レベルも低いとされている。 普通のアメリカ人なら、相手にしないということになっている。 実際には、みんな、ホ~ントによく使っているんだけどね。 どんな国にも、タテマエはあるし。 日本語だって、かなり汚いことばや放送禁止用語がある。 でも、知っているけれど、使わないよね。使うのは一部で、別の場面。このあたりは、どの言語も同じかな? ところで、筆者がよく使って、シンシュクを受けたオランダ語とは? “Ga fietsen!” 文字通りは、「自転車に乗って、いって」だけれど、 ホントの意味は、「あっちいけ!どっかいけ!」 これなんて、しょっちゅういってたよ! で、オランダ人の友人達に謝った。 「そうそう、オランダ語の誤解てのは、わかってたよ」 と、あんまり気にしていない。 あ~よかった! でも、次からこういう間違いをしたら、教えてほしいとお願い。 外国人で、オランダ語を勉強する人が少ないせいか、いたって好意的に解釈してくれていたらしい。 ヒヤヒヤ。 ドキドキ。 「え、それだけ?」 いえいえ、もっと、ザクザクあるけれど・・・ 今日は、これでカンベンしてください。 次回から、もっとすごいのをアップします。 こうご期待! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年09月05日 08時38分32秒
[オランダ語] カテゴリの最新記事
|
|