カテゴリ:山とスキーの道具
最近、涼しくて助かります。
お墓参りに行ってお墓を掃除するのも、スキーをいじるのも快適でありがたいです。 先日、来シーズンに使用するテレマーク板のために、ボレーのスイッチバックX2を購入しました。 新しい板を購入するほどテレマークは上達していないので、以前購入してほとんど使っていないブラックダイヤモンドのバーディクトからディアミールフリーライドを外し、スイッチバックX2を取り付けることにしました。 昨シーズン使っていたテレマークの板は、山スキー仲間に譲ってもらったもので、ビンディングはG3のタルガが付いています。 ゲレンデを滑るぶんには何も不満はないのですが、タルガはウォークモードと滑走モードの切り替えがないので、ハイクアップ時に足上げが重いです。 来シーズンは、パウダーも積極的に滑りたいので、足上げの軽いビンディングを付けたいと思っていました。 そこで、山スキー仲間に勧められたスイッチバックをつけることにしました。 ボレーのビンディングには型紙が付属しているので、取り付けは簡単です。 1.まずは、スキーのおおよそのセンターに沿って25mm幅のマスキングテープを50cmほどの長さで貼り、コードセンターとスキーのセンターラインをマスキングテープ上に書き込みます。 コードセンターはメジャーで測ればいいのですが、スキーセンターの出し方は、ちょっとひと手間です。 以前は、300円くらいで買った、上の写真のようなアルミのL字ステーをエッジに当てて、左右から均等の長さでおおよそのセンターを出していましたが、今回はあるブログを参考にさせて頂き、止型スコヤを使ってみました。
※下の写真は止型スコヤを使ったセンター出し手順ですが、既にセンターラインは書き込んだ状態です。 止型スコヤを使用する前に、そのブログでこちらの方がいいのではないかと紹介されていた下の写真のような一発止型定規というのも使ってみたのですが、これは直角定規の出っ張り部分が左右で違うため、使えませんでした。 片側の出っ張りが10mmほどしかなくエッジまで届かないので、左右の計測に誤差が出て、対角線を引いてセンターを出すというやり方が使えません。 ということで、止型スコヤを使い、フリーライドの足裏部分のネジ穴を使って位置を固定し、前と後ろ、2個所で対角線を引いて交点を繋ぎ、スキーセンターラインを書き込みました。 このやり方は、定規をひっくり返した時に同じ位置に当てるための固定が必要ですが、スキー板をワキシング台に乗せたまま作業できるので、もっとも簡単なセンター出しのやり方のような気がします。 アルミL字ステーを使ったやり方だと、スキーを水平な台の上に置いて作業する必要があります。 ビンディングの取り付け位置は、コードセンターに3ピンラインを合わせました。 ぐぐってみると、最近の板ではセットフロントする場合が多いようですが、この板は8年も前のノーマルキャンバーの板ですので、セオリー通りにしました。 2.型紙を合わせて、ポンチを打ち、下穴を開けた後、3.5mmの手製ストッパー付きドリルで穴を開け、仮にビスをねじ込んでみます。 3.ねじ山を付けることで出来たバリを、カッターの刃で平らにします。 4.ビンディングを仮付けして、ビンディングに靴をセットし、ヒールラインを書き込みます。 5.ヒールピースの穴あけも、型紙に合わせて行います。 6.ヒールピースを仮付けして、ビンディングのヒールサポートなどに干渉しない位置に、ボレーのスキーアイゼンを取り付ける穴を、型紙を当ててポンチを打ち、開けます。 スキーアイゼンのベース自体はまだ手元にないので、シーズン前にベースを購入し、取り付ける予定です。 7.ビンディングを本付けします。 その前に、フリーライドを付けていた穴を塞ぎます。 本来なら、P栓を入れてエポキシで埋めるのですが、P栓の手持ちの数が足りません。 ネットを検索すると、ホットグルーで埋めている人もいるようです。 ホットグルーは、アクアリウムなどにも使っている人がいるようなので、そこそこの耐水性はあるようです。 しかし、融解温度が85度前後ということで、ワキシングアイロンを直に当てれば確実に溶けます。 また、熱収縮するようなので、単体でねじ穴を埋めて、完璧な防水性を期待するのは無理かも知れません。 取り敢えず試しに、ということで、今回はグルーで取り外したネジ穴を埋めることにしました。 ビンディング取り付けビスは、以前はエポキシで固定していましたが、今回は木工用ボンドを使いました。 木工用ボンドは水性のため、防水性が心配ではありますが、ラッピーも木工用ボンドを使っていると聞いたので、それほど心配することは無いのかも知れません。 取り敢えずこの状態で終了です。 この記事を見るような方には釈迦に説法だと思いますが、すでに取り付けてあるビンディングを外して新しいビンディングを取り付ける場合、エポキシやネジロック剤で止められているビスを緩めるには、かなりのトルクを必要とする場合もありますので、サイズに合ったポジドライバーを使用することをお勧めします。 プラスドライバーで代用すると、ナメて痛い目を見る場合もあります。 上の写真の真ん中のものは、ストレートという工具屋で売られているものですが、安い割にグリップが握りやすくて良いと思います。 サイズは、ビンディング取り付けビスはNo.3になります。 ベッセルでも800円くらいはするようです。
ストレート製は600円くらいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.09.24 00:39:21
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